経済産業省が行った「第54回外資系企業動向調査(2020年調査)の概況」によると、日本国内に5,748社の外資系企業があり、約51万人が外資系企業で働いています。
また男女共同参画局が公表している「男女共同参画白書 令和2年度」では、令和元年度の日本就業者数は6,725万人であることから、外資系企業で働いている人の割合は0.75%。
上記のことから、外資系企業で働いている人は少なく、転職活動も一筋縄ではいかないのが予想できるのではないでしょうか。
外資系企業への転職を成功させるには、外資系企業に強い転職エージェント・サイトの利用がおすすめです。
外資系企業に合わせた転職活動のサポートをしてくれるからです。
- 英文履歴書の添削や英語面接の対策
- 外資系企業の非公開求人を紹介してもらえる
- 職場見学が難しい外資系企業のリアルな情報を提供してもらえる
当記事では、外資系企業の転職におすすめの転職エージェント・サイトを厳選して10社紹介していきます。
また業種別におすすめの外資系企業や、転職エージェント・サイトの選び方も解説しているので、外資系企業へ転職を考えている人はぜひ参考にしてください。
外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト10選!各社を徹底比較
当編集部が以下の項目を元に選んだ「外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイト10選」の各社を徹底比較してご紹介。
各社の特徴をチェックする中で気になるサービスがあれば、登録の検討をしてみてください。
【ユナイテッドワールド】アドバイザー全員が日英のバイリンガル
取扱業種 | 製薬、物流、IT、ファンド、不動産、証券、製造など |
---|---|
取扱職種 | 専門職 (コンサル・マーケティング・PR・投資業)、事務 (人事・労務・経理・財務・総務・法務・秘書・翻訳・通訳)、CS・コールセンター・コンシェルジュ、営業・海外営業・事業開発・経営企画、COO・CTO・CFO・CIO、貿易・調達、システム開発 (Web・オープン・モバイル・ゲーム・ブリッジ)、AI・ML・データ系・システム開発 (制御・組み込み)、インフラ(サーバー・ネットワーク・セキュリティ)、PdM・PM・PMO・PL・QA、UI/UX・デザイナー、機械設計・電気/電子、R&D (バイオ・ケミカル・ヘルスケア・その他) |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | ユナイテッドワールド株式会社 |
公式サイト | https://unitedworld.jp/ |
『ユナイテッドワールド』は、アドバイザー全員が日英のバイリンガルです。
バイリンガルのアドバイザーが英文履歴書の添削や英語面接の対策を行ってくれるので、安心感があります。
ただバイリンガルというだけではなく、「海外で働いた経験」「外資系企業で働いた経験」をもつアドバイザーも多数在籍しています。
また外国籍のアドバイザーも在籍しているので、外国籍の転職希望者も相談しやすい環境。
丁寧な対応・ヒアリングにも定評があり、面談の満足度は94%と高くなっています(※2)。
IT系の求人も充実しているので、外資系IT企業に転職したい人にもおすすめします。
※1「ユナイテッドワールド」公式サイトより(2024年4月19日時点)
- アドバイザー全員が日英のバイリンガル
- 英語力を活かせる求人が豊富
- 年収アップ率97%(※)
【エンワールド】転職後の定着率が高い
取扱業種 | 農業・畜産・水産、銀行・金融・保険、建設・インフラ、コンサルティング、消費財・日用品・サービス・小売・広告、教育、エネルギー・資源、経営・経営管理 ・(役員クラス以上)・エグゼクティブ、政府系・官公庁・公務員、ホスピタリティ&旅行、人事・総務・エグゼクティブアシスタント、法務・知財・コンプライアンス、ライフサイエンス・ヘルスケア・医療機器・製薬、製造業(電気・電子・機械・自動車・化学・その他)、不動産、サプライチェーン、購買、物流、テクノロジー・デジタル・通信、経理・財務 |
---|---|
取扱職種 | フィールドテクニカル / 技術普及、事業開発 / ライセンシング / M&A、営業推進 / 営業企画、海外営業、基礎研究 / 応用研究、研究所長、マーケティングコミュニケーション / PR、工場長、製品開発 / 処方開発、安全性試験 / 安全性管理、品質管理 / 品質保証、薬事、営業 / 営業マネージャー、営業トレーニング、プロジェクトマネジメント、ブローカー、保険 – アンダーライティング / 支払、経理・財務 / FP&A、セールス/マーケティング、積算、プロセスエンジニア、施工管理、ビルメンテナンス、土木設計、コミッショニングエンジニア、設備保全、安全衛生管理、測量、プロジェクトマネジメント、電気設計、CM、空調衛生 給排水 設備設計、ビジネスアナリスト、経営 / 業務コンサルタント、アウトソーシング/オフショアリング、戦略コンサルタント、IT / デジタルコンサルタント、クリエイティブディレクター、トレードマーケティング、マーケティングマネージャー/ディレクター、マーケティング/マーコムマネージャー/ PR、アクティベーションマネージャー、広告代理店(ATL/BTL)、ブランドマネージャー/プロダクトマネージャー、経営企画、CTO / CIO、CMO、事業部長など、採用、工場人事、海外人事 ・モビリティー、オフィスマネージャー、HRビジネスパートナー、給与計算/社会保険、人事制度など、全衛生管理、研究開発、品質管理・品質保証など |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://www.enworld.com/ |
『エンワールド』は転職後3~6ヵ月の継続率が97.5%と、高い定着率を誇る転職エージェントです。
定着率が高いのは、「入社がゴールではなく、入社後の活躍を見据えたアプローチ」と、「入社が決まったあとの定着に向けたサポート」があるからだと考えられます。
転職成功者の満足度が高いことからも、「納得できる転職を叶えた人が多い」と伺えます。
日本国内にある外資系企業の87%以上と取引しているため(※4)、「業種」「職種」「企業の規模」の選択肢が豊富。
選択肢が多いからこそ、納得感のある転職が叶うのでしょう。
個人によって当たりはずれはあるものの、コンサルタントの対応力にも定評があります。
相談だけでも対応してもらえるので、「外資系企業で力を試したい」「キャリアアップして年収をあげたい」という方にはぜひおすすめです。
※1、2、3、4「エンワールド」公式サイトより(2024年4月19日時点)
- 年収800万円以上の求人が10,000件以上(※1)
- 転職後3~6ヵ月の継続率が97.5%(※2)
- 転職成功者の満足度97.0%(※3)
【アクシスコンサルティング】コンサル経験者の転職に強み
取扱業種 | 金融、製造、通信・メディア、医療・製薬、コンサル業界など |
---|---|
取扱職種 | AI・IoT、グローバル、ストコンサル、戦略コンサル、ワークライフバランス、第二新卒、M&Aコンサルタント、金融、製造、通信・メディア、医療・製薬、公共向けコンサルタント、関西コンサルティングファーム・事業会社 、SAP |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
『アクシスコンサルティング』はコンサルタント経験者の転職に強みをもつ転職エージェントです。
10,000人以上の現役コンサルタントを支援してきた実績があるため、コンサル経験を活かして外資系企業に転職したい方におすすめ。
コンサルから日系企業への転職だと「収入ダウンを受け入れられない」と感じることも多いですが、外資系企業への転職なら収入ダウンを避けられるケースも多いです。
アクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーにはコンサルティング業界出身者も多く、「コンサルタントから外資系企業へ」というキャリアパスを熟知。
「外資系コンサルへの転職」ももちろん支援可能です。
外資系コンサルティングファームの採用担当者だけではなく、パートナー・マネージャークラスとのつながりもあるので、「会社が求める人材像」をしっかり把握し、応募者に伝えてくれます。
求める人材像がわかれば、応募書類や面接の対策も立てやすくなるでしょう。
やや求人数が少ないのはデメリットですが、「外資系コンサルへの転職」や「コンサルから外資系企業への転職」を狙う方には、ぜひおすすめします。
- コンサルタント経験を活かして外資系企業に転職したい人の転職支援に強い
- 外資系コンサルへの転職に強い
- 平均サポート期間は3年で、長期的なキャリア支援が得意
【ロバート・ウォルターズ】海外在住者の支援が得意
取扱業種 | 経理/財務、自動車、銀行/金融、化学、デジタル、エネルギー、ヘルスケア/製薬、人事、メーカー(電気/電子/機械)、法務/コンプライアンス、M&A アドバイザリー/コンサルティング、マーケティング、リテール/小売、営業、秘書/ビジネスサポート、サプライチェーン/物流/購買、税務/監査保証、IT |
---|---|
取扱職種 | 売掛・買掛、請求担当、ビジネスコントロール、コーポレートファイナンス、クレジットコントローラー、ファイナンシャルアカウンタント、財務、ファイナンシャルコントローラー、内部監査、管理会計担当者、税務、財務、経理/財務関連、プロジェクト・マネジメント、営業、電気電子/ソフトウェアエンジニア、機械エンジニア、技術系管理職、ゼネラルマネージャー、自動車関連、資産運用、コンプライアンス、コーポレートコミュニケーション、コーポレートファイナンス、保険、インベストメントバンキング、オペレーション、プロダクトコントロール、リスク、営業、銀行・金融関連、研究開発、品質、ゼネラルマネージャー、テクニカルサービス、化学関連、eコマース、コンテンツマネージャー、ウェブ企画、ウェブデザイン/グラフィックデザイン/イラスト、メディカルアフェアーズ 、事業開発、ゼネラルマネージメント、臨床開発、品質保証、薬事、ファーマコビジランス、データ管理、マーケティング、テクニカルサポート、ヘルスケア関連、採用、HRジェネラリスト、人事総務、人事ビジネスパートナー 、ラーニング・人材開発、報酬・福利厚生、その他、エンジニアリング、ゼネラルマネージャー、製品開発、プロジェクトマネジメント、品質、営業、テクニカルサービス、メーカー(電気/電子/機械)関連、企業内法務、コンプライアンス、金融法務、パラリーガル、リスク、知的財産、M&Aアドバイザリー(FAS)、マネジメントコンサルティング、戦略コンサルティング、M&A アドバイザリー/ コンサルティング関連 、営業、ストアマネージャー、デザイン、広報、店舗開発、マーチャンダイジング、リテールマネージャー、リテール/小売関連、営業サポート、一般事務、翻訳、役員秘書、カスタマーサービス、通訳、受付、物流、購買、サプライチェーン、カスタマーサービス、品質保証、オペレーション、生産管理、ディストリビューション、日用消費財、工場・製造管理、調達、サプライチェーン/物流/購買関連、監査保証、内部監査、税務、税務/監査保証関連、開発、プロジェクトマネジメント、サポート、ITマネジメント、ビジネスアナリスト、データ分析、インフラ、アーキテクチャ、ネットワーク営業、ウェブ開発、ヘルプデスク、サービス営業、システムインテグレーション、ハードウェアエンジニア、ITコンサルタント、クラウド仮想化、データベース管理、ITマーケティング、ソフトウェア営業、トレーニング、ERP、グラフィックデザイン、IT監査、クラウド営業、CRM、プログラミング、ローカライゼーション/テクニカルライティング、テレコミュニケーション、テスティング、QAエンジニア、IT関連 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://robertwalters.co.jp/ |
『ロバート・ウォルターズ』は、世界的に評価の高い転職エージェントであり、海外在住者の支援も行っています。
「海外赴任が終わり日本に帰国するタイミングで転職したい」「親の転勤で幼少期から海外生活していたが、日本に帰って働きたい」といった人がスムーズに転職できるようサポートしてくれます。
「海外生活が長く日本のビジネス環境に疎い」という弱みを感じている方のサポートも得意です。
「英語面接のコツ」「英文履歴書の書き方」など、外資系企業への転職を成功させるためのノウハウも豊富ですし、コンサルタントの対応にも定評があります。
英語力が必要な外資系企業への転職を目指すなら、ぜひ登録しておきましょう。
なおロバート・ウォルターズのサポートを受ける場合には、職務経歴書か英文履歴書の提出が必要です。
- 世界的に評価の高い転職エージェント
- 長期的なキャリアを見据えた転職活動ができる
- 海外在住でも相談できる
【LHH転職エージェント】年収アップ転職に強い
取扱業種 | IT・通信、広告・メディア、メーカー、商社、金融・保険、不動産・建設、コンサルティング・会計・法律、サービス、リテール、運輸・物流、その他 |
---|---|
取扱職種 | CHO/CHRO、人事部長(HRディレクター)、人事課長(HRマネージャー)、人事(採用・リクルーター)、人事(教育・研修)、人事(制度・企画)、人事(労務・労政)、人事(給与/社保)、人事(組織開発)、HR(C&B)、HR(タレントマネジメント)、HR(エンゲージメント)、HR(HRBP)、人事アシスタント、社会保険労務士、その他人事・労務系職種、総務(株主総会・株式業務)、総務(ファシリティ)、総務(庶務)、広報、オフィスマネージャー、その他総務・広報系職種 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
『LHH転職エージェント』は、年収アップ転職に強いハイキャリア向け転職エージェントです。
利用者の半数以上が転職によって年収アップを叶えており、アップ額平均は101万円となっています(※2)。
アデコはスイス発祥の人材サービス企業であり、人材派遣事業も手掛けていることから、日本国内に拠点をもつ外資系企業との取引実績が多数。
求人数が57,085件、取引者数も6,389社となっており(※3)、幅広い選択肢から転職先を検討できるメリットがあります。
またコンサルタントが職種別の担当制で、応募者・企業のどちらも担当する一気通貫型(両手型)なのも、LHH転職エージェントの特徴です。
一気通貫型であることで、スキルのマッチ度だけではなく、雰囲気・社風とのマッチ度も高まると期待できます。
※1、2、3「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)
- 人材大手アデコが運営するハイキャリア向け転職エージェント
- ひとりのコンサルタントが応募者対応も企業対応も担当する「一気通貫型」
- 年収1,000万円以上を叶えた人が多数(※1)
【アズール&カンパニー】外資系ブランドへの転職に強い
取扱業種 | ラグジュアリー、日用消費財、化粧品、スポーツ・アウトドア、アパレル・雑貨・ジュエリー、ライフスタイル、流通・通販・EC、エンターテイメント、インターネット・IT・通信、メディカル・バイオ、製造関連、商社、フード、サービス、その他業種 |
---|---|
取扱職種 | 経理・財務、 人事・総務、 法務・知財、 経営企画・事業企画、 営業、 マーケティング・販促・商品企画、 CRM、 リサーチ、 デジタルマーケティング、 PR・広報・宣伝、 WEB制作・開発、 ECサイト運営、 MD・バイヤー、 デザイナー・パタンナー、 VMD、 店舗開発・店舗設計、 トレーナー、 店長・販売スタッフ、 SV・エリアマネージャー、 リテールオペレーション、 美容部員・BA・ネイリスト・アイリスト、 料理長・キッチンスタッフ、 クリエイティブ、 プロデューサー・ディレクター、 編集・エディター、 芸能マネージャ―・A&R、 SCM・物流・購買・貿易、 秘書・事務・カスタマーサービス、 IT技術職、 研究開発・薬事、 生産管理・品質管理・品質保証、 その他職種 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アズール&カンパニー株式会社 |
公式サイト | https://www.azureweb.jp/ |
『アズール&カンパニー』は外資系ブランドへの転職に強い転職エージェントです。
「外資系高級アパレルブランドの本部職」や「ウォッチ・ジュエリーブランド」「コスメブランド」の求人を豊富に扱っています。
消費財業界出身のコンサルタントが多数在籍しているため、的確なアドバイス・サポートが期待できます。
またコンサルタントは応募者と企業の両方を担当しているので(一気通貫型)、「企業が求める人材像」と「応募者の希望や人柄」を把握したうえでマッチングが可能。
コンサルタントが業界のことをよく知っているがゆえ、ときには「今のキャリアでは、希望のブランドに転職するのは少し難しい」とはっきり言われてしまうこともあるでしょう。
しかし同時に「目指す場所へたどり着くため、何をすべきか」も一緒に考えてくれます。
またアズール&カンパニーは「外資系ブランドの日本進出時の採用活動」を任されている実績もあります。
そのためアズール&カンパニーを利用することで、「日本初上陸」のブランドで働くチャンスも高まるでしょう。
業界特化型なので大手転職エージェントに比べると求人数は少なめですが、外資系ブランドへの転職を目指すなら、ぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
※「アズール&カンパニー」公式サイトより(2024年4月18日時点)
- 外資系企業と消費財業界・エンタメ系に特化した転職エージェント
- 紹介先の80%が外資系(※)
- カウンセリングが丁寧
【RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン】リクルートグループの知名度が強み
取扱業種 | ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)、複合企業体、消費財、エネルギー、金融業務、インポート・エクスポート、ライフサイエンスとヘルスケア、製造/エンジニアリング/産業、サービス、テクノロジー/オンライン |
---|---|
取扱職種 | 広告/メディア/エンターテイメント、事業運営、コンサルティング、教育、EPC・建設、エグゼクティブ、財務会計、金融業務、ヘルスケアの研究開発、人事および一般管理、社内IT、法令順守、製造エンジニアリング、マーケティング、オフィス管理、不動産、研究、販売、テクノロジー |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | RGFタレントソリューションズ株式会社 |
公式サイト | https://www.rgf-professional.jp/ |
『RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン』はリクルートグループの転職エージェントであり、リクルートならではの知名度や信頼性を活かして、多くの企業と取引しています。
ネットワークが広いほど求人も集まり、提案の選択肢が広がります。
企業からの信頼性が高いため、RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンだけが扱う独占求人も豊富です。
「企業と交渉して、応募者に適したポジションを新たに設けてもらう」といった対応ができるのも強みとなっています。
転職支援のノウハウが豊富で、複数コンサルタントがチームとなってひとりの転職希望者に対する提案を考えてくれるのも魅力。
大手グループ傘下の信頼できるエージェントを選びたいならおすすめです。
- リクルートグループの転職エージェント
- 企業との交渉力が高い
- 英文履歴書添削・英語面接対策ができる
【アージスジャパン】企業についての情報量が多い
取扱業種 | 自動車・自動車関連、電気・電子・半導体、機械・精密機器・計測機器、総合電機・ゲーム/コンピュータ/AV/通信機器、素材・化学・エネルギー、アパレル・ファッション・高級消費財・ラグジュアリブランド、消費財・FMCG・食品・飲料・化粧品、メディカル、その他製造業、総合商社・専門商社、広告・PR・マスコミ・メディア・エンターテイメント、IT・通信、流通・小売、サービス業(外食・教育・ホテル・旅行・人材ビジネス等)、金融、建設・不動産、コンサルティングファーム・監査法人・税理士法人・法律事務所、運輸・物流・倉庫、その他(非営利団体含む) |
---|---|
取扱職種 | 管理部門、SCM・事務・秘書・翻訳、営業・営業企画・営業管理職、店舗・販売・MD・サービス関連、マーケティング・企画・広報、クリエイティブ(Web・ゲーム・広告)、IT・通信、コンサルティングファーム、金融・保険、不動産・建築・土木、製造・研究開発・生産技術・品質管理、メディカル |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社 アージスジャパン |
公式サイト | https://www.aegis-japan.co.jp/ |
『アージスジャパン』は採用側である企業についての情報量が多いという強みをもつ転職エージェントです。
具体的には「社風」「面接官の人柄」「募集の背景(職場が抱える課題)」などの情報を、しっかり把握しています。
25年以上外資系に特化して事業を行っているうえ、アージスジャパンで長く経験を積んでいるコンサルタントが多く、企業とのつながりが深いからですね。
企業情報を把握しているからこそ、応募書類や面接でアピールすべきポイントについて、的確にアドバイスしてくれます。
またひとりのコンサルタントが応募者対応も企業対応もするため「応募者のスキルや人柄と、企業のニーズや社風が合うか」を判断可能で、マッチング精度が向上。
さらにコンサルタントが自信をもって「この企業にはこの応募者」と推薦できるため、企業の採用意欲が高まり、選考通過率もあがると期待できます。
「外資系だが英語は使わない」という求人も扱っているので、英語力に自信がない方も相談してみてはいかがでしょうか。
- 年収1,000万円以上の非公開求人が豊富
- 経験豊富なコンサルタントが担当するので、企業についての情報量が多い
- 英語力不要の外資系求人も豊富
【ISSコンサルティング】外資系大手企業の求人が豊富
取扱業種 | 食品・消費財、コスメ・ラグジュアリー・ファッション、製薬・医療機器、製造(自動車・化学・機械・他)、コンサルティングファーム、IT、金融 |
---|---|
取扱職種 | ファイナンス、人事、その他バックオフィス、経営、セールス・マーケティング |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング |
公式サイト | https://www.isssc.com/ |
『ISSコンサルティング』は外資系大手企業の求人を豊富に扱っています。
「日本マクドナルド」「ドール」「メルセデス・ベンツ日本」「アマゾンウェブサービスジャパン」「KPMG JAPAN」「アドビ」「日本ロレアル」など、業種はざまざまで、選択肢が広がります。
外資系企業への人材紹介事業を25年以上行っており、各業界・企業に精通したコンサルタントが担当してくれるので、サポートの質が高いのも特徴。
スキルだけでマッチングするのではなく、「人柄と社風が合うか」もふまえた求人紹介をしてくれるので安心できます。
また今すぐ転職するつもりがなくても、中長期的なキャリアについて相談する相手としても使えます。
登録の際に「すぐに転職したいか、中長期のキャリア相談をしたいか」を選べるので、目的に合わせた形で登録してください。
- 外資系企業への人材紹介事業を25年以上行っている
- 3ヵ月以内の離職率が2%以下
- 利用者の90%が外資系企業へ転職
【アデプトグループ】外資系IT企業に強い
取扱業種 | 非公開 |
---|---|
取扱職種 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデプトグループ |
公式サイト | https://www.adept-grp.com/ |
『アデプトグループ』は日本進出初期の外資系ITに強い転職エージェントです。
アデプトグループは新興テクノロジー企業に特化しているからですね。
アデプトのクライアントの中には急成長しているIT企業もありますので、外資系ITベンチャーへの転職を考えている方には、ぜひ登録をおすすめします。
コンサルタントは基本的に「長く日本に住んでいる外国人」なので、英文レジュメや英語面接対策は安心して任せられます。
また「転職希望者と長期的な信頼関係を築く」「最終的に転職先を選ぶのは応募者自身」がモットーなので、無理に転職を勧められることはありません。
「留学経験や語学力を生かしつつ、今後伸びそうなIT企業で活躍したい」という方におすすめの転職エージェントです。
新興テクノロジー企業特化型のため求人がやや少なめなので、他の転職エージェントと併用しましょう。
- コンサルタントが基本的に外国人
- 外資系IT(とくに日本進出初期段階の企業)に強い
- 保有している求人は少なめ
【4つの業種別】外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトを紹介
4つの業種別に、外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトを紹介します。
転職先の希望業種がイメージできている場合は参考にしてみてください。
外資系メーカーへの転職におすすめ2選|理由も紹介
外資系メーカーへの転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。
- アージスジャパン
- ロバート・ウォルターズ
ジャンルは「化学・素材」「機械・機器」「部品」など幅広く、職種も「事務」「営業」「エンジニア」「生産技術」など多様です。
日系自動車部品メーカーから外資系自動車部品メーカーに転職し、「約100万円の収入アップ」と「英語力を活かしてグローバルな環境で働くこと」を実現した転職事例もあります。
安定した外資系メーカーで働きたい方には、アージスジャパンへの登録をおすすめします。
ロバート・ウォルターズは外資系電気・電子・機械メーカーの求人を扱っています。
「経理」「営業」などエンジニア以外の職種も多いので、事務・営業系の方にもおすすめです。
英語力を活かせるメーカーの求人や、マネージャー・管理職クラスの求人も多数あります。
メーカー出身のリクルーターも在籍しており、安心して相談できる転職エージェントです。
外資系金融機関への転職におすすめ2選|理由も紹介
外資系金融機関への転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。
- KOTORA(コトラ)
- アンテロープキャリアコンサルティング
KOTORAは金融・コンサル業界特化型の転職エージェントで、外資系金融機関の求人も扱っています。
具体的な紹介先は銀行のほか「保険」「投信投資顧問」「証券」などさまざまで、職種も「アナリスト」「営業」「財務・経理」など豊富です。
またコンサルタントには日系・外資系の金融機関出身者が多く、金融機関への転職に精通しています。
第二新卒を募集している外資系金融機関の求人もあるので、外資系に転職したい若手の方にもおすすめします。
アンテロープキャリアコンサルティングは金融とコンサルに特化している転職エージェントで、「外資系投資銀行」「投資ファンド(PE)」「財務アドバイザリーファーム」の求人が豊富です。
「若手募集で年収1,000万円以上」など、早くから高収入が狙える魅力的な求人を多く扱っています。
コンサルタントは金融業界の転職事情や応募先企業の内部情報に精通しており、「応募先の金融機関出身者」とのミーティング機会を設けてくれるケースもあるので、「リアルな声」を聞くにはうってつけの転職エージェントです。
企業ごとのオンラインセミナーを数多く開催しているので、気になる企業のセミナーがないか、一度公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
外資系製薬企業への転職におすすめ2選|理由も紹介
外資系製薬企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。
- LHH転職エージェント
- メディサーチ
LHH転職エージェントは製薬・バイオ業界の公開求人が864件と豊富(※)。
「製薬会社・医療機器メーカー出身」「大学で化学専攻」のキャリアコンサルタントも在籍しています。
まずは「研究開発に潤沢な予算が投下される外資系製薬会社で働きたい」「語学力を錆びつかせたくない」など、転職したい理由をLHH転職エージェントに相談してみましょう。
経験も知識も豊富なコンサルタントと一緒に転職活動を進めることで、「製薬業界の中であなたが活躍できるフィールド」が見つかるはずです。
※「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)
メディサーチは製薬業界に特化した転職エージェントで、「ノバルティス ファーマ」「ファイザー」など大手外資系製薬会社の求人も多数扱っています。
「海外で研究生活を送っていたが、帰国して日本で働きたい人」の転職支援実績も豊富で、「一時帰国時に面接日程を組み、面接会場まで同行してくれる」など対応も丁寧なので、安心して利用できます。
職種別転職実績の比率としてはMRが多いものの、「モニター」「PMS」「臨床開発」「薬理」の求人も豊富です。
製薬業界への理解が深いので、外資系製薬会社への転職を考えている方にはぜひおすすめしたい転職エージェントです。
外資系コンサル企業への転職におすすめ2選|理由も紹介
外資系コンサル企業への転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の2社です。
- エグゼクティブリンク
- ムービン・ストラテジック・キャリア
エグゼクティブリンクはコンサル特化型の転職エージェントで、コンサルティング業界経験者による転職支援を行っています。
「pwc」「EY」「デロイトトーマツ」「KPMG」「BCG」など、外資系コンサルティングファームの求人も豊富。
的確なサポートを受け、コンサル未経験から外資系大手のコンサルティングファームへ転職した事例も多数あります。
マッキンゼーアンドカンパニーやBCGの出身者によるオンラインセミナーも開催されていますので、興味がある方はまず登録しましょう。
ムービン・ストラテジック・キャリアは「コンサル業界特化型転職エージェント」として、25年以上にわたりコンサルティングファームへの転職支援を行っています。
積み重ねた転職支援実績とノウハウが豊富で、外資系コンサルティングファームへの転職成功事例も多数。
「海外駐在」「海外出張が多く、将来的に海外赴任の可能性あり」など、「海外で働けるコンサル案件」を保有しているのも特徴です。
日本で活動しているコンサルティングファームの約95%が取引先なので(※)、外資系コンサルへの転職を考えているならぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
※「ムービン・ストラテジック・キャリア」公式サイトより(2024年4月19日時点)
外資系企業に転職したいとき転職エージェント・サイトはどう選ぶ?チェックポイント2つ
外資系企業に転職したいときの、転職エージェント・サイト選びのチェックポイントを2つ紹介します。
転職エージェント・サイトの登録先に迷いがある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1 バイリンガルのコンサルタントが多い転職エージェントを選ぶ
外資系企業への転職を目指す場合には、バイリンガルのコンサルタントが多い転職エージェントを選びましょう。
バイリンガルのコンサルタントに担当してもらうことで、書類添削や面接対策がスムーズになるからです。
たとえば、バイリンガルのコンサルタントには次のようなメリットがあります。
- 日本以外の文化も理解しているため考え方が柔軟であり適応能力の高い人が多い
- 応募している外資系企業の求めている人材を齟齬なく伝えられる
バイリンガルのコンサルタントが在籍している転職エージェントの例を紹介します。
また、バイリンガルのコンサルタントなら、英語ネイティブの採用担当者とも条件交渉しやすいでしょう。
英文履歴書や英語面接が必要な企業に転職したいなら、バイリンガルコンサルタントがいる転職エージェントを選ぶことをおすすめします。
ポイント2 海外勤務希望なら「海外勤務の求人」に強い転職エージェント・サイトを選ぶ
「日本にある外資系企業で働きたい」のではなく、「海外に住みながら現地企業で働きたい」という方もいるでしょう。
海外勤務を希望しているなら、「海外勤務の求人」に強い転職エージェント・サイトを選びましょう。
外資系特化型転職エージェント・サイトの中にも、「日本国内で働ける外資系企業の求人」しか扱っていないところがあるからです。
もちろん最初の勤務地が日本国内でも、海外赴任の可能性がある外資系企業・日系グローバル企業はたくさんあります。
しかし希望通りに海外赴任できるかどうかはわからないので、海外で働きたいなら「海外勤務求人を扱う転職エージェント・サイト」を使う必要があるのです。
海外勤務の求人を扱っている転職エージェント・サイトの例を紹介します。
LHH転職エージェント | 海外勤務の公開求人117件(※1) |
---|---|
パソナグローバル | 海外勤務の公開求人177件(※2) |
マイナビ転職グローバル | 海外勤務できる求人を豊富に扱う転職サイト。サイト経由で転職エージェントの支援を受けることも可能。 |
※1「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)
※2「パソナグローバル」公式サイトより(2024年4月19日時点)
「海外への転職」のサポート実績が多い転職エージェントなら、「現地仕様の履歴書・職務経歴書作成」「労働ビザの取得」などもサポートしてもらえて安心です。
外資系企業の転職活動で転職エージェントを使って実現できること
外資系企業の転職活動で転職エージェントを使って実現できることは、以下の3点です。
3点について詳しく解説していくので参考にしてみてください。
英文履歴書の添削や英語面接対策ができる
外資系企業への転職で転職エージェントを使うと、英文履歴書の添削や英語面接対策ができます。
キャリアコンサルタント・アドバイザーによる添削・面接対策が、転職サポートに含まれているからですね。
例えば英文履歴書はフォーマットが決まっていないことも多く、「日系企業への転職時と同じ内容を英語に直すだけでいいのか」と悩んでしまうケースも少なくありません。
日系企業の転職で提出する履歴書は、学歴や職歴を中心に作成し、履歴書とは別に職務経歴書も提出するのが一般的です。
しかし、英文履歴書は自分の持っているスキルや今までのキャリアをアピールするのが中心で、履歴書と職務経歴書を一つにまとめたものとなります。
また、英文履歴書を補助する役割として「カバーレター」を添付することが多いのも特徴のひとつ。
カバーレターには、履歴書には記載しなかった「志望動機」や「自己PR」を記載し、書類選考の際には重要な役割を担うものです。
外資系に強い転職エージェントを利用していれば、外資系企業に合わせ書類選考の通過率が高まるように添削してくれます。
面接においても、外資系企業と日系企業では「評価されるポイント」や「面接の雰囲気」が違います。
転職エージェントと面接練習すれば、「ボディランゲージの使い方」や「アピールすべき内容」などをアドバイスしてもらえるので、自信をもって英語面接に臨めるでしょう。
「幼少期に海外生活経験があるので問題なく受け答えや読み書きはできるけれど、表現や語彙力が小学生レベルで止まっている気がする」と悩んでいる方にとっても、助けになるはずです。
外資系企業の書類選考や面接に詳しい担当者からフィードバックをもらえるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットといえます。
外資系企業の好条件求人を見つけやすくなる
外資系企業の好条件求人を見つけやすくなるのも、転職エージェントを利用するメリット。
外資系企業は日系企業に比べて自社の情報が表に出ることを嫌う傾向が強く、即戦力を求めているため、転職エージェントに「非公開求人」として求人を預けることが多いからです。
「日本初進出」「日本に進出したばかり」といった外資系企業も、自力での採用活動に割くリソースが足りず、転職エージェントを通じて非公開で人材を募集するケースが多くなっています。
一般的な転職サイトで探せる外資系求人の求人は限られますが、転職エージェントに登録することで、外資系企業の好条件求人を効率的に見られるようになります。
外資系企業に強く非公開求人も多い転職エージェントの例は以下の通りです。
RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン | 非公開求人常時5,000件以上(※1) |
---|---|
LHH転職エージェント | 非公開求人数40,665件(※2) |
アクシスコンサルティング | 約77%が非公開求人 |
※1「RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン」公式サイトより(2024年4月19日時点)
※2「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年4月19日時点)
※2「アクシスコンサルティング」公式サイトより(2024年4月19日時点)
外資系企業への転職を効率的に進めるためには、非公開求人が多い転職エージェントを利用しましょう。
「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができる
日系企業から外資系企業へ転職した人がよく悩むのは「個人主義の雰囲気に馴染めない」「評価制度などが前職と違いすぎる」といった問題です。
転職エージェントを利用することで、「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができます。
外資系企業への転職を数多く支援している転職エージェントなら、転職したあとにつまずきやすいポイントを知っていて、「ギャップを埋めるような情報」を提供してくれるからです。
日系企業と外資系企業とでは、下記のようなギャップ(違い)があります。
外資系企業の特徴 | 日系企業の特徴 |
---|---|
|
|
事前情報を仕入れておくことによって、ギャップに対応しやすくなるでしょう。
また日本の企業なら転職前にオフィスの見学もできますが、海外の企業に転職する場合は事前に職場の雰囲気をチェックするのが難しいことも。
転職エージェントがきちんと応募先企業についての情報を提供してくれることで、「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぎやすくなります。
ミスマッチが少ない転職エージェントかどうかは、「転職後の定着率や利用者の満足度が高いかどうか」をコンサルタントに聞いてみるとわかります。
外資系企業に転職して後悔しないためにも、定着率などを活用して、信頼できる転職エージェントを探してください。
外資系企業への転職で転職エージェントを使う際の注意点は『細かいやり取りを大切にする』こと
外資系企業への転職で転職エージェントを使う際の注意点としては、「キャリアアドバイザーとこまめにやりとりを大切にする」ことが挙げられます。
なぜなら外資系企業は「採用するかしないか」「応募を締め切るか否か」の判断スピードが速く、レスポンスが遅れることで求人を逃してしまう可能性が高くなるからです。
外資系企業と日系企業とでは、仕事のスピード感が違うと言われており、外資系企業のほうが意思決定や業務遂行のスピードが速いです。
例えば商談一つに対しても、外資系企業はその場で契約の約束することも多いですが、日本では「いったん持ち帰って上司と検討の上連絡します」となることが一般的。
マイナビ転職の「外資系企業とは?働く人に聞いたメリット・デメリット、種類や特徴」の記事では、外資系企業のメリット1位に「スピード感」が入っていることからも、日系企業よりスピード感あるのが見えてきます。
元々、外資系企業や海外勤務の求人は少なめなので、好条件の求人ほど出遅れが響きます。
一方自分が早めに返信しても、コンサルタントの動きが遅いとよい求人を逃してしまう可能性も。
上記理由からこまめな返信を心がけるとともに、レスポンスが早いエージェントを選びましょう。
外資系企業へ転職しても大丈夫?働くのが向いている5タイプ
日系企業とは異なるところが多い外資系企業。
日系企業への転職と同じ感覚で転職活動を行った結果、転職後に「当初のイメージと違う」「周りについていけない」といった後悔をしかねません。
外資系企業で働くのが向いているタイプは次のような人です。
- 専門分的な知識を深めたい人
- 自分のスキルに自信があり、持っている能力を最大限に活かしたい人
- 自ら考えて仕事ができる人
- 英語スキルが活かせる仕事をしたい人
- 柔軟性があり臨機応変に動ける人
詳しく解説していくので、外資系企業への転職を考えている人はぜひ参考にしてください。
専門的な知識を深めたい人は、外資系企業で働くのが向いています。
外資系企業では、専門的な知識と経験を持っている人は活躍できる場面が多いからです。
日系企業は、さまざまな部署への移動を経て、幅広い分野の知識や経験を積んだ「ジェネラリスト」を育てる風潮があります。
一方で、外資系企業は専門分野の知識を持っている「スペシャリスト」を必要としていることが多く、実際専門分野に長けている人の方が需要は高いです。
幅広い分野に知識を広げるよりも、専門分野を極めたい人の方が、外資系企業には向いています。
自分のスキルに自信があり、持っている能力を最大限に活かしたい人は外資系企業で働くことに向いています。
外資系企業は、結果を重視する「成果主義」だからです。
日系企業は、年功序列で昇進や昇給することはよくある話ですが、外資系企業は実力があれば年齢や性別に関係なく昇給も可能です。
自分の能力がそのまま評価へと繋がるため、スキルに自信がある人は外資系企業に挑戦してみるのもいいでしょう。
自ら考えて仕事ができる人は、外資系企業の仕事が向いています。
外資系企業は実力主義のため、自主性が重要だからです。
外資系企業は、日系企業のように上司の指示で仕事をすることは少なく、自分でプロセスを考えて、実行する必要があります。
成功も失敗も全て自分に返ってくるため、結果が出せなければ給与やインセンティブが下がってしまうことも。
わからないことは自ら調べ、出来ないことを出来るようにする努力が必要です。
英語力に自信があり、英語スキルが活かせる仕事をしたい人は、外資系企業に向いています。
英語スキルはあった方が、外資系企業で働くときには有利になるからです。
必ずしも高い英語スキルが必要ではないものの、上司が日本人でない場合や、本国とのやり取りをするときなど、英語力を活かせる場面は多々あります。
また管理職などのポジションを目指すなら、会議やレポーティングで英語は必須となります。
TOEICでいうと700点以上が外資系で働く目安となりますが、TOEICのスコアよりも実務で使える英語スキルを持っていた方が仕事をするうえで役に立つでしょう。
柔軟性があり臨機応変に動ける人は、外資系企業の仕事は向いています。
スピード感のある外資系企業では、急に方針が変わるなど、予想外のことが起こることも多々あるからです。
事態が急に変わっても自分で考え臨機応変に対応できなければ、業務が進まないこともあり得ます。
結果が出せなければ、評価は下がってしまうことに。
また、国籍が違うメンバーと交流するためには、異文化を受け入れる柔軟性も必要です。
不測の事態が起きたときでも、状況を楽しめる人は外資系企業に向いているといえるでしょう。
外資系企業の転職で転職エージェントを利用する際に押さえておきたい使い方
外資系企業への転職時、転職エージェントの一般的な使い方は以下の通りです。
- 登録する
- キャリアカウンセリングで「経歴」「語学力」「希望条件」について伝える
- コンサルタント・アドバイザーから求人案件が紹介される
- 気に入った求人があれば、応募書類の添削を受けたうえで応募する
- 英語面接がある場合、コンサルタント・アドバイザーとともに面接対策
- 面接を受ける
- 内定・入社
ただしロバート・ウォルターズなど一部のエージェントは、「職務経歴書を提出して、紹介可能な場合のみコンサルタントから連絡する」という流れになっています。
ユナイテッドワールドも登録時に履歴書と職務経歴書(または英語レジュメ)の提出が必要です。
なお外資系企業特化型の転職エージェントは、LinkedIn(ビジネスSNS)などを使って転職希望者にアプローチしてくることもあります。
スカウトを受けた場合は、「プロフィールやレジュメをしっかり読んでアプローチしてきたのだな」と思える転職エージェントを選びましょう。
転職活動にも役立つ外資系企業の特徴と種類を紹介
外資系企業の特徴と種類を紹介するので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。
外資系企業の種類
外資系企業の種類は以下の通りです。
海外企業の日本法人 | 海外企業が日本に設立した法人。世界的に知名度が高い企業や、資金力・ブランド力の強い企業が多い傾向。経営方針は本社(海外)の決定に従う。ビジネスシーンで通用する英語力が求められる。企業例はGoogleなど。 |
---|---|
日系企業と海外企業が共同出資して創立した企業 | 日本に進出したい海外企業と、ブランド力・技術や資金獲得を目的とした日本企業が手を組んだケース。「経営方針」「企業文化」「社内公用語」などにおいて、出資比率が多い企業の影響を受けやすい。企業例は日本マクドナルド(藤田商店とマクドナルドの共同出資)など。 |
海外企業が日系企業を買収・資本提携した企業 | 海外企業が日本企業を買収し、日系企業が外資系企業に変わったパターン。主導権が海外本社に移るので、企業文化などが大きく変わり、元々日系企業にいた社員は戸惑うことも。代表的な企業はシャープ(台湾の鴻海精密工業が買収)など。 |
外資系企業と言っても、さまざまな種類があるとわかります。
とくに「日系企業と海外企業が共同出資して創立した企業」「海外企業に買収された日系企業」などでは、一般に「外資系企業」「海外の企業」と聞いて想像するような企業文化であるとは限りません。
外国人社員の比率や求められる英語のレベルなども、企業によってまちまちなので注意しましょう。
外資系企業の特徴
外資系企業の特徴を紹介します。
- 結果に対する評価がシビア
- オンオフを分けやすい
- スピード感や変化への対応力が求められる
- ジョブ型雇用が主流
- 日本型の福利厚生は乏しい傾向
結果に対する評価がシビア
外資系企業では、結果に対する評価がシビアです。
実力主義・成果主義の考え方が強いからですね。
そのため若くても、転職直後でも、能力があると判断されれば大きな仕事を任されます。
外資系企業は給与水準が高いうえ、成果次第で昇進・昇給するため、若くても成果を出せる人は高収入を実現しやすい環境であるとも言えます。
そのため「成果を公平に評価してほしい」「実力で昇進したい」という人にとっては、モチベーションが高まる職場です。
オンオフを分けやすい
オンオフを分けやすいのも、外資系企業がもつ特徴のひとつです。
外資系企業では「仕事の時間」と「プライベート」をきっちりと分ける傾向があり、有給休暇の取得率も高めだからですね。
プライベートを大切にする人も多いため、「有給休暇の制度はあるけれど、実際には休みを取りにくい」というケースは少ないようです。
業務時間内にきっちり仕事を終わらせることで、「効率がいい」「タイムマネジメントができている」と評価されることもあります。
一方で仕事の成果が評価や収入に直結するため、成果を上げようと忙しく働く社員がいるのも事実。
繁忙期には残業も発生しますので、「外資系企業に残業はない」という認識は誤りです。
また「外資系企業は人間関係がビジネスベースでドライ」「仕事終わりの付き合いは少ない」という声も。
ただし一部の企業では「休日に同僚とホームパーティーを行う」という例もあって、外資系企業でも、同僚とのコミュニケーションの程度はさまざまです。
「外資系企業だから○○」と単一的に捉えるとミスマッチが起こるかもしれないので、注意しましょう。
スピード感や変化への対応力が求められる
スピード感や変化への対応力が求められるのも、外資系企業の特徴です。
外資系企業では、業務や意思決定がスピーディーだからですね。
「効率的に業務を遂行すること」「計画の変更に、臨機応変に対応できること」が重要となります。
職場に変化や刺激を望む人にとってはやりがいのある職場となりますし、「対応力」「スピード感ある業務遂行」は将来役立つと考えられます。
一方で「自分のペースで仕事したい」「のんびり働きたい」と考えている人にとってはデメリットです。
ジョブ型雇用が主流
外資系企業ではジョブ型雇用が主流です。
ジョブ型雇用とは…
企業内で必要とされる職務に応じて、必要な能力・経験を備えている人を採用する方法。業務内容のほか勤務地も決められていて、転勤や異動がない。一方日本企業の多くが新卒採用で適用している方法は「メンバーシップ型雇用」と呼ぶ。
欧米で主流になっている雇用方法がジョブ型だからですね。
ジョブ型雇用ですと異動がないので、スペシャリストとしてのキャリアを描きやすくなるのがメリットです。
ただ「必要な数の新卒社員を採用し、人が足りない部署に割り当てていく」という日本型の雇用方法に慣れた人にとっては、少し違和感があるかもしれません。
とはいえ転職(経験者採用)ではジョブ型に近いかたちで求人を出す日系企業も多いですし、大手企業を中心に日系企業でもジョブ型雇用が広がりつつあります。
そのため「ジョブ型だから」と、戦々恐々とする必要はあまりないかもしれません。
日本型の福利厚生は乏しい傾向
外資系企業では、日本型の福利厚生は乏しい傾向にあります。
日本型の福利厚生とは、例えば「社宅制度・住宅手当」「育児手当」などです。
社員の在籍年数が比較的短く、「終身雇用」という概念も希薄なことから、退職金制度を設けていない外資系企業も多い傾向にあります。
外資系企業は高い年俸を支払う分、「各種手当は年俸に含まれている」と考えているのでしょう。
ただ自己啓発(勉強)に関する費用については、積極的に補助している外資系企業も多いです。
また休暇制度だと、「クリスマスは休み」「サバティカル休暇やボランティア休暇が取れる」といった企業もあります。
サバティカル休暇とは…
一定以上の期間在職した社員に長期休暇を付与する制度。ヨーロッパが発祥とされる。取得目的に制限はない。休暇の期間は企業によりさまざまで、1~2年と長期の休暇を付与する企業もある。
外資系企業については、「大企業だから、日系大企業と同じレベルで福利厚生が充実しているはず」とは思わないようにしましょう。
外資系企業へ転職する際に理解しておきたい重要点
外資系企業へ転職する際に理解しておきたい重要点を紹介します。
自分でスキルアップしていく姿勢が必要
外資系企業では、自分でスキルアップしていく姿勢が必要です。
外資系企業では、日系大手企業のような充実した研修・教育制度は用意されていないことが多いからです。
経験者採用であれば「即戦力となる人材」を好んで採用しているため、よりレクチャーは手薄になると考えられます。
そのため業務や職場に慣れて成果を出すには、自分で積極的に学んでいく姿勢が必要です。
また実力重視の外資系企業では、業務に役立つ資格取得やスキル向上が評価されます。
転職活動においても、企業に評価されやすい資格を取得しておくことで、人材としての魅力をアピールできると考えられます。
年下の上司につくのは当たり前
外資系企業では、「上司が年下」は当たり前です。
外資系企業は実力主義であり、評価や昇進については年齢や性別にとらわれない傾向があるからですね。
そのため日系企業で「上司が年上」という環境に慣れていると、違和感を抱いたり、「やりにくい」と感じたりするかもしれません。
「優秀な人間が上司になるのは当たり前」と頭ではわかっていても、心がついていかないこともあるでしょう。
転職前に十分な心構えをもっておくことが大切です。
業務で求められる英語力は、職場による
「外資系企業で働くなら、高い英語力が必要」と考えている人も多いのではないでしょうか。
英語力があるに越したことはないのですが、どんな職場でも高い英語力が求められるわけではありません。
仕事で「海外本社や海外クライアントとミーティングをする機会があるか」「難しい専門用語を扱うか」などによって、求められる英語力が変わってくるからです。
「外資系企業でも日本の拠点で働いているのはほとんどが日本人で、社内の日常会話は日本語」という企業もあります。
そのため「英語力を生かしたくて外資系企業に転職したのに、英語を使う機会が意外に少ない」と、物足りなく感じる人もいるかもしれません。
業務でどの程度の英語力が必要とされるのか、事前にリサーチしておきましょう。
業務のみならず面接や応募書類でも英語力が求められる企業の場合、英語での応募書類添削や面接のアドバイスをしてくれる転職エージェントに相談するのがおすすめです。
年収が上がるとは限らない
一般的に「外資系企業の給与水準は高い」と言われています。
しかし外資系企業に転職すれば、必ず年収がアップするとは限りません。
「外資系企業なら誰でも高給取り」なのではなく、「外資系企業で実績を挙げ、評価されている人が高給取り」だからです。
努力の過程よりも結果が重視され、成果が出なければ厳しい評価が下されます。
厳しい評価が続けば「年収ダウン」や「降格」につながることもあり、いづらくなって退職を選ぶ人もいます。
「実力があれば高収入を実現できるが、力を発揮できないと稼げない」と認識しておきましょう。
ただいくら優秀な人でも、成果が出ないときもあります。
外資系企業で働くにあたっては、成果が出ないときでも落ち込んだり同僚と比べてネガティブになったりせず、現状を受け止めつつ目標に向けて改善を重ねていく強さが必要でしょう。
外資系企業の転職市場を年代別に解説
外資系企業の転職市場について、年代別に解説します。
なお外資系企業の採用活動は通年行われていますが、とくに10月~12月は転職市場が活発化しますので、転職のタイミングを調整できる人は時期にも留意してみてください。
20代の転職市場
外資系企業の20代の転職市場では、未経験職種でも転職可能ではありますが、やはり応募する職種に関係するスキル・実績をもつ人が高く評価されます。
ジョブ型雇用が主流の外資系企業では、若さやポテンシャルよりも、募集されているポジションに見合う実績や能力が重視されるからです。
そのため募集されている仕事についての専門性がない人の転職活動は、スキルがある人に比べて厳しくなります。
そもそも外資系企業では「未経験可」という募集自体も少なめです。
反対に「20代という年齢のわりに実績が多く、専門性をもっている」と評価された人は、採用につながりやすくなります。
さらに20代後半になりますと、「マネジメント職・リーダー職」「数字・目標管理」の経験をもつ人材の優位性が高まる傾向です。
そのため「特筆できるスキルがない」「外資系企業を目指すライバルより、優位だと言えるものがない」と感じる人は、無理に転職を目指すのではなく、現在の職場に残ってアピールポイントとなる経験を積むのも手です。
30代の転職市場
30代以降、外資系企業の求人ではマネジメント経験が求められることが多いです。
管理職の募集が増えてくるからですね。
とくに30代後半以降は、特定分野の実務経験を積んだうえで、「即戦力の管理職」として働けることをアピールする必要があります。
さらに管理職となると、ビジネスレベルの語学力も必要です。
ライバルは「MBAなど、海外でも通用する資格を取得した人」「海外赴任経験がある人」などとなります。
一般的には、専門性が深まり管理職経験ももつ30代なら、外資系企業に転職しやすいと言えます。
ただし企業が若返りを考えている場合は採用されにくくなることがありますので、企業の採用方針に関してのリサーチが必要です。
40代の転職市場
外資系企業の40代の転職市場では、転職サイトなどには公開されない、いわゆる「非公開求人」が多くなってきます。
40代では管理職クラスのほか、経営層クラスなど「企業にとって重要で、競合他社や自社社員に知られたくない求人」が増えるからですね。
そのため外資系への非公開求人を多く取り扱っている転職エージェントに登録することで、スムーズに求人を探せるようになります。
経営層クラスの求人が多くなってくるので、マネジメントスキルや高い専門性に加えて、豊富な人脈をもつ人材が評価されやすくなるのも特徴です。
「自身が外資系企業にどう貢献できるか」を、根拠を示しつつ伝えられる人だと、採用の可能性が高まります。
ただし専門性が高くマネジメント経験がある40代でも、新卒以来ずっと同じ企業に勤務している人だと、「新たな環境に馴染んで能力を発揮できるか」を不安視されることがあります。
転職エージェントに相談しつつ、企業の不安を軽くするようなアピール方法を考えるのがおすすめです。
50代以降の転職市場
外資系企業の50歳以降の転職市場では、「人脈」や「実績」が評価されます。
募集されるポジションが、役員などの経営層クラス中心となるからです。
転職方法は、「紹介(リファラル採用)」や「転職エージェントの非公開求人に応募する」となります。
そもそも経営層クラスは求人件数が少なく、優秀な40代ともライバルになるため、転職市場は厳しいと言えます。
転職活動に長い期間かかることもあると覚悟しておきましょう。
外資系企業の平均年収を徹底調査
外資系企業の平均年収について、業種ごとに紹介します。
金融 | 700~2,000万円 |
---|---|
コンサル |
・アソシエイト:600万円程度 ・マネージャー:1000~2,000万円程度 |
IT |
・PM:8,00~2,000万円程度 ・マネージャー:1,000~2,500万円程度 ・役員:1,700~5,000万円程度 |
メーカー |
・スタッフ:600~1,200万円程度 ・マネージャー:800~1,500万円程度 |
外資系企業の中では、「ドイツ証券などの証券会社をはじめとする金融系や、Googleをはじめとする大手・有名IT系企業は年収が高い」という傾向があります。
金融系はインセンティブで収入が跳ね上がることがあります。
平均年収に幅があるのは、同じ業界でも平均年収は企業によって異なるからです。
また同じ企業内でも、実力・成果によって年収はかなり異なります。
平均年収が高い企業に入社しても、自身が平均年収と同じ金額で評価されるとは限りませんし、平均を超える収入となる可能性もあります。
平均年収に注目するより、「自分のスキルが外資系企業にどう評価されるか」が重要です。
外資系企業への転職を得意としている転職エージェント・サイトFAQ
外資系企業への転職を得意としている転職エージェント・サイトを利用する際によくある質問を紹介します。
具体的な回答とあわせて解説しているので参考にしてみてください。
- 英語ができなくても外資系企業へ転職できますか?
- 英語ができなくても外資系企業へ転職は可能ですが、英語スキルは身に付けておいた方が転職後の仕事もスムーズに進むことが多いでしょう。
外資系企業の取引先で主に話すのは日本人なので、英語のスキルが高くなくても基本的には問題ないことが多いです。
しかし、本社とやり取りすることがある「管理職」、英文マニュアルを読んだり、海外の代理店などとやり取りしたりする「営業職」「技術職」では英語スキルが必要です。
また、大手企業は同僚や上司が日本人であることの多いため、高い英語スキルは必要ないことも。
一方で、ベンチャー企業などは本国とのやり取りをするため英語は必須となります。
求められる英語スキルは転職先によって異なるため、担当のコンサルタントに確認するようにしてください。
- 転職回数が多いと外資系企業への転職は不利になりますか?
- 外資系企業は「成果主義」のため、転職回数が多くても不利になることは少ないです。
転職が多い人でも、求められているスキルがあれば問題ありません。
また、経験や専門性が高められる転職をしていた場合、下記のような理由で転職回数が強みになる可能性もあります。
- チャレンジ精神があるとみなされる
- 適応力の高さが評価される
- スキルアップや知識の深さが評価される
転職回数の多さが気になる人はコンサルタントに相談してみてください。
- 外資系企業での勤務経験はありませんが転職できますか?
- 未経験でも外資系企業に転職はできます。
外資系企業で働いたことのない人でも、企業の求めるスキルを持っていれば転職は可能だからです。
外資系企業では専門性の高いスペシャリストを求めていることが多く、「営業職一本」「技術職一本」でやってきた人を好む傾向があります。
個人のスキルが重要視されるため、未経験でもスキルが高い人なら転職できる可能性は高いでしょう。
- 日系企業と外資系企業、どちらの方が年収アップしやすいですか?
- 外資系企業のほうが年収アップできる可能性は高いでしょう。
日系企業は経過を重視する傾向にありますが、外資系企業は結果を重視する傾向が高いため、結果を出せる実力があれば年収アップしやすいからです。
例えば、実力が認められインセンティブを最大限もらえれば、高額な年収を得ることも可能でしょう。
スキルに自信のある人は、外資系企業への転職を考えてみるのもおすすめです。
- 興味ある外資系企業の社風を知るにはどうすればいいですか?
- ここには回答文が入りますここには回答文が入りますここには回答文が入ります。
応募先企業に直接足を運んで情報を得ているコンサルタントに聞きましょう。コンサルタントは応募先企業の採用担当者と直接話をしていることが多く、リアルな情報をもっています。
サービス系の外資系企業であれば、客として店舗に行ってみるのもおすすめです。
面接時に社風を聞こうと考える人もいると思いますが、できるだけ避けるのが無難。
なぜなら、同じ企業内でも部署によって雰囲気は異なることも多く、漠然とした質問のため採用担当者も答えにくいからです。
採用担当者の中には、「場違いな質問」と否定的にとらえる人がいることも覚えておくといいでしょう。
エミリス担当者から外資系企業への転職を目指す人へアドバイス
英文レジュメや英語での面接など、日系企業の転職活動とは異なることの多い外資系企業への転職。
異なることが多いからこそ、外資系企業に精通している転職エージェント・サイトの利用がおすすめです。
外資系企業の転職に強い転職エージェント・サイトを利用すると次のようなメリットがあります。
- 英文履歴書の添削や英語面接対策ができる
- 外資系企業の好条件求人を見つけやすくなる
- 「日系企業と外資系企業のギャップ」への備えができる
当記事を参考にして、ぜひ外資系企業への転職を成功させてください。