介護職向けにおすすめの転職サイト・エージェント

高齢化社会である日本では、介護職の求人は豊富にあります。

厚生労働省が公表している「我が国の人口について」によると、2040年には65歳以上が全人口の35%になると予測されています。

今後さらに需要が増えていくと予想される介護職は、経験者はもちろん未経験者も転職しやすい職種といえるでしょう。

とはいえ、働きながら転職活動するのは心身ともに負担が大きいため、介護職向け転職サイト&エージェントの利用がおすすめです。

希望条件に合った求人紹介から、面接などのスケジュール調整、条件交渉までを行ってくれるからです。

当記事では、介護職向けのおすすめ転職サイト&エージェントを10社を厳選、各社の強みや概要についてまとめてみました。

各サービスの特徴や介護職種・目的別から見たおすすめの転職サイト&エージェントも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

この記事を最後まで読めば、登録すべき転職サイト&エージェントの見極め方や頼りになる理由も見えてくることでしょう。

目次

介護職向け転職サイト&エージェントおすすめ10選!各サービスの強みもピックアップ!

介護業界の転職でおすすめしたい転職サイト&エージェント10選と、各社の強みと概要をまとめています。

なお、ご紹介している10社は、編集部が定めた下記基準で調べた最新情報をもとに選別しています。

介護業界転職サイトの選定基準

『介護ワーカー』はキャリアアドバイザーが面接に同行してくれる

介護ワーカーの強みをピックアップ!
  • 全国の求人を取り扱っている
  • 条件面の交渉を任せられるので、トラブルを防ぎやすい
  • キャリアアドバイザーが面接に同行してくれるので安心

介護ワーカーの特徴

株式会社トライトキャリアが運営している『介護ワーカー』は、キャリアアドバイザーが面接に同席してくれるのが特徴です。

面接に同席してもらえると条件面の交渉や再確認ができ、「入社後の仕事内容や待遇が、面接で聞いた内容と違った!」という失敗を防ぎやすくなります。

もし面接で質問できなかったことがあっても、あとからアドバイザー経由で質問・確認できるので安心。

求人探しや面接対策も任せられ、転職活動をしっかりサポートしてもらえます。

応募先施設に介護ワーカー経由で入社した「先輩」がいれば、アドバイザー経由で体験談を教えてもらえるので、リアルな職場情報が手に入るのもメリット。

またスカウトを待つタイプの転職サービス(ダイレクトリクルーティングサービス)としても使えるので、思いがけない施設やポジションの求人が見つかる可能性も。

直接応募型の求人も多いので、自分のペースで転職活動したい方にも向いています。

介護ワーカーの概要

雇用形態 正社員、契約社員、パート、派遣、紹介予定派遣
対応職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、相談員、支援員、サービス提供責任者、管理職、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライト
公式サイト https://kaigoworker.jp/

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『ミラクス介護』は求人数が豊富に取り揃えられている

ミラクス介護の強みをピックアップ!
  • 求人数が豆腐に取り揃えられている
  • 正社員のほか派遣・紹介予定派遣など、多様な働き方を選べる
  • 介護職がおすすめする求人サイト第1位(※1)

ミラクス介護の特徴

『ミラクス介護』は総求人数が135,609件(※2)と、豊富に取り揃えられています。

「介護職」「ケアマネージャー」「相談員」に特化しており、幅広い「雇用形態」「勤務地」の介護求人を扱っているので、転職活動の選択肢が広がります。

とくに特別養護老人ホームや有料老人ホームの求人が豊富な印象です。

また非公開求人も多いので、一般的な転職サイト・求人サイトには掲載されていない「好条件」「人気・有名施設」「急募」の求人を探せます。

また「希望条件が漠然としている」「どういう条件で探したらいいのかわからない」といった状態でも相談できます。

コンサルタントと相談しているうちに、「収入・待遇面」「働きやすさ」など、自分の重視するポイントが見えてきたという体験談も。

収入の大幅アップを叶えた転職事例もあります。

介護業界で転職を考えている方には、ぜひおすすめしたい転職エージェントのひとつです。

※1、2「ミラクス介護」公式サイトより(2024年4月16日時点)

ミラクス介護の概要

雇用形態 正社員、契約社員、パート、派遣
対応職種 介護職・ヘルパー、サービス提供責任者、ケアマネージャー、生活相談員、機能訓練・リハビリ職、看護助手
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社ミラクス
公式サイト https://kaigo.miraxs.co.jp

ミラクス介護を見る

『レバウェル介護』は丁寧なサポートが強み

レバウェル介護の強みをピックアップ!
  • 「職種」「施設の種類」ともに豊富
  • 書類添削や情報提供などの転職サポートが丁寧
  • 求職者に寄り添った提案が持ち味

レバウェル介護の特徴

『レバウェル介護(旧:きらケア)』は丁寧なサポートを強みとしている転職エージェントです。

具体的には「強みを一緒に探してくれる」「書類添削」「面接への同行」「離職率などのネガティブな情報も教えてくれる」などのサポートを受けられます。

またレバウェル介護では、複数のアドバイザーで相談しながら「求職者一人の転職プラン」を考えることが多いのも特徴。

多角的な視点からアドバイスをもらえるので、ときには「今は無理に転職しない方がいい」という結論に達することも。

求職者が転職しないとレバウェル介護にお金は入らないのですが、求職者のことをよく考えてくれる風土があります。

無理やり転職させられることはないので、「転職しようかどうか迷っている」という段階でも相談可能ですよ。

職種や施設問わず、幅広い求人を豊富に扱っているのも、レバウェル介護の魅力です。

今の職場や今後のキャリアプランで悩んでいることがあれば、一度レバウェル介護に相談してみてはいかがでしょうか。

レバウェル介護の概要

雇用形態 正社員、契約社員、パート、アルバイト、派遣、紹介予定派遣
対応職種 ヘルパー・介護職、生活相談員、サービス提供責任者、管理職・管理職候補、ケアマネージャー、看護助手、医療ソーシャルワーカー、サービス管理責任者、生活支援員
求人対応エリア 全国
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公式サイト https://job.kiracare.jp/

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『カイゴジョブエージェント』は転職後もフォローしてくれる

カイゴジョブエージェントの強みをピックアップ!
  • 上場企業である株式会社エス・エム・エスが運営
  • 介護の現場で働いてきたキャリアパートナーが在籍
  • 転職後の定着支援体制あり

カイゴジョブエージェントの特徴

『カイゴジョブエージェント』は、転職後も「新しい職場での悩みや不安」についてフォローしてくれる転職エージェントです。

転職直後は仕事内容や人間関係について悩みやすいですが、フォローがあれば不安を吐き出す先ができるので、長く働きやすくなります。

チームで動く現場の場合、「人間関係に馴染めないこと」が仕事の質に影響する可能性も高いので、フォローがあるのは助かります。

介護現場での勤務経験があるキャリアパートナーも在籍しているため、「介護現場での悩み」についての理解度が高いはずです。

またカイゴジョブエージェントを利用することで、「書類作成や面接対策を手伝ってもらえる」「転職サイトだけではわかりにくい施設の内情を教えてもらえる」などのメリットも。

内定時の条件交渉も任せられるので、より希望に近いかたちでの転職を叶えやすくなります。

無理に転職を勧めることはないので、「実際に転職するかどうかは、まだ決めていない」という人でも安心して利用できます。

カイゴジョブエージェントの概要

雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト
対応職種 児童指導員、児童発達支援管理責任者、生活支援員、介護職員・ヘルパー、管理者・施設長・ホーム長、サービス管理責任者、世話人、送迎運転手・ケアドライバー、相談支援専門員、介護支援専門員(ケアマネジャー)、福祉用具専門相談員、看護助手、介護事務・医療事務、講師、生活相談員・相談職、サービス提供責任者、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公式サイト https://www.kaigoagent.com/

カイゴジョブエージェントを見る

『介護ぷらす+』は大手法人の求人を数多く取り扱っている

介護ぷらす+の強みをピックアップ!
  • オフィスに出向かず、電話で面談可能
  • 大手法人の求人を数多く取り扱っている
  • 穏やかな対応が好評

介護ぷらす+の特徴

『介護ぷらす+』は「SOMPOケア」「ツクイ」などの大手・有名法人の求人を多数扱っています。

大手法人であれば、福利厚生や教育・研修制度が整っていると期待でき、複数施設を運営しているので、異動などで職場環境も変えやすいです。

規模を拡大してどんどん新規施設をオープンさせている法人であれば、「オープニングスタッフ」として働くチャンスもあります。

実際介護ぷらす+にはオープニングスタッフの求人も多くありますよ。

「一人で動ける」「人間関係のわずらわしさが少ない」と人気の訪問介護求人も多いです。

またキャリアアドバイザーについては、「面接後にフィードバックしてくれる」「転職を無理強いしない」など、丁寧で穏やかな対応が利用者から好評。

体重充実の大手法人で働きたい方は、ぜひ介護プラス+への登録を検討してみてください。

介護ぷらす+の概要

雇用形態 正社員、パート・バイト、契約社員
対応職種 介護職・ヘルパー、ケアマネジャー、相談員、看護助手、サービス提供責任者、管理職(介護)、管理栄養士・栄養士、調理師/調理スタッフ
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社フェスコム
公式サイト https://www.kaigoplus.com/

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『ケアジョブ』は利用者の満足度が高い面から安心して利用しやすい

ケアジョブの強みをピックアップ!
  • 担当者の説明が丁寧でわかりやすい
  • 利用者の満足度が高い
  • 非公開求人が全体の70%(※1)

ケアジョブの特徴

『ケアジョブ』は利用者の満足度が96.2%と(※2)高く、安心して利用しやすい転職エージェントです。

満足度が高い理由としては、「キャリアアドバイザーが提案する求人のマッチング精度が高いこと」が挙げられます。

「丁寧なヒアリング・説明」と「好条件の非公開求人も含めた、豊富な求人数」で、マッチング精度を高めているのでしょう。

職場見学ができるのも、ミスマッチ防止に役立ちます。

また面接にはキャリアアドバイザーが同行してくれるので、緊張しがちな人でも安心して面接に挑めます。

LINEでも連絡ができますので、気になる方はまずは「友だち登録」から始めてみてはいかがでしょうか。

※1、2「ケアジョブ」公式サイトより(2024年4月16日時点)

ケアジョブの概要

雇用形態 常勤(正社員・契約社員)、非常勤(パート・アルバイト)、派遣、紹介予定派遣
対応職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、生活相談員、サービス提供責任者、機能訓練指導員、管理職・管理職候補、作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)、派遣(介護職・その他)、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社メディカルジョブセンター
公式サイト https://www.mjc-carejob.com/

ケアジョブを見る

『MC-介護のお仕事』は事前に職場見学が可能

MC-介護のお仕事の強みをピックアップ!
  • 事前に職場見学が可能
  • 求人の紹介スピードに自信あり
  • 全国25カ所に拠点があり、全国の求人を扱う

MC-介護のお仕事の特徴

『MC-介護のお仕事』は、面接前・就業開始前に職場見学させてもらえる転職エージェントです。

介護のお仕事はチームで動くことも多いので、人間関係や施設の雰囲気はとても大事。

雰囲気は実際職場に行ってみないとなかなか感じられないので、できれば面接や入社の前に見学しておきたいですね。

MC-介護のお仕事の場合、見学にはキャリアコンサルタントが同行してくれるので安心です。

また「休みがとりやすいか」など、見学してもわかりにくい情報については、キャリアコンサルタント経由で確認できます。

全国に25拠点を構え、地方求人もカバーしているため、どこにお住まいの方にもおすすめできる転職エージェントです。

MC-介護のお仕事の概要

雇用形態 常勤、非常勤・パート、派遣、委託
対応職種 介護職・ヘルパー、サービス提供責任者、ケアマネジャー、相談関係職、施設管理職・リーダー候補、リハビリ関係職、介護事務関係職、介護職その他、看護助手、ソーシャルワーカー
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社 メディカル・コンシェルジュ
公式サイト https://mc-kaigo.net/

MC-介護のお仕事を見る

『ベネッセMCM介護士』はベネッセグループならではの強みを持っている

ベネッセMCM介護士の強みをピックアップ!
  • ベネッセグループなので強みを持つ
  • 「派遣・紹介予定派遣」の求人も豊富
  • 関東・東海・関西の求人が多い

ベネッセMCM介護士の特徴

『ベネッセMCM介護士』はベネッセグループが運営している、介護特化型の人材派遣・転職支援サービスです。

ベネッセグループ(ベネッセスタイルケア)では介護施設を運営しているため、コンサルタントに介護業界の知識が豊富で、知名度の高さからも利用しやすいサービスといえるでしょう。

コンサルタントについては「派遣先ときっちり連絡をとってくれる」「希望施設のスタッフに空きが出たとき、すぐ連絡をくれる」など、きめ細かな対応も好評です。

またベネッセMCM介護士には、派遣や紹介予定派遣のお仕事も豊富。

そのため「資格勉強の時間を確保したい」などの理由で派遣職員として働きたい方にもおすすめです。

ベネッセMCM介護士の概要

雇用形態 正社員、契約社員、派遣、バイト・パート
対応職種 介護職・ヘルパー、サービス提供責任者、生活相談員、看護助手
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社ベネッセMCM
公式サイト https://kaigo.benesse-mcm.jp/

ベネッセMCM介護士を見る

『介護ジャストジョブ(介護JJ)』は転職サイトとしてもエージェントとしても使える

介護ジャストジョブ(介護JJ)の強みをピックアップ!
  • 転職サイトとしてもエージェントとしても使える
  • 施設内のリアルな情報を教えてもらえる
  • 条件交渉を任せられる

介護ジャストジョブ(介護JJ)の特徴

『介護ジャストジョブ(介護JJ)』は転職サイトとしてもエージェントとしても使える点が特徴です。

基本は「介護求人のまとめサイト」なのですが、「非公開求人を紹介してほしい」「キャリアプランの相談をしたい」などの場合は、エージェントに相談可能。

エージェントに相談すれば求人を紹介してもらえるほか、面接の日程調整や条件交渉も任せられます。

内定を辞退したいときもエージェントを通じて伝えられるので、精神的な負担が減りそうですね。

またエージェントからは、求人サイトに掲載されている情報以外の「休みのとりやすさ」「実際の残業時間」「職場の雰囲気」なども教えてもらえます。

介護JJには「未経験・無資格」「40代~50代活躍中」といった求人も多いので、資格や年齢の面で介護職への挑戦を躊躇している方にもおすすめです。

介護ジャストジョブ(介護JJ)の概要

雇用形態 正社員、契約社員、派遣、パート・アルバイト、紹介予定派遣、その他
対応職種 介護職(ケアスタッフ)、ケアマネージャー、主任ケアマネ、管理職、管理者候補、相談員、営業、サービス提供責任者、訪問介護員(ホームヘルパー)、看護、看護助手、リハビリ、機能訓練、事務、調理、保育、教育、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社JJメディケアキャリア
公式サイト https://kaigojj.com/

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『介護ではたらこ』は利用者に寄り添った提案や対応をしてくれる

介護ではたらこの強みをピックアップ!
  • 「バイトル」「はたらこねっと」のディップ株式会社が運営している
  • 丁寧で利用者に寄り添った提案が好評
  • 応募者本人では調べにくい情報も提供してくれる

介護ではたらこの特徴

『介護ではたらこ』は利用者に寄り添った対応が特徴の転職エージェントです。

「難しい条件を出したが、希望に添った提案をしてくれた」「連絡がスピーディー」「在職中であることを考慮した連絡方法」といった体験談が寄せられています。

「職場の雰囲気」「平均年収」などの情報も教えてもらえるので、納得して転職先を選べるでしょう。

無理やり面接させられたり入社させられたりすることはありません。

「転職エージェントに登録したが、希望条件に合わない求人ばかり紹介された」という経験をした方に、ぜひ試してみていただきたい転職エージェントです。

介護ではたらこの概要

雇用形態 正社員、契約社員、派遣、パート・アルバイト
対応職種 介護職・ヘルパーなど
求人対応エリア 全国
運営会社 ディップ株式会社
公式サイト https://www.hatarako.net/

介護ではたらこを見る

介護の職種別におすすめの転職サイト&エージェントを選ぼう

「介護の仕事」といっても、さまざまな職種があります。

職種別に、おすすめの介護系転職サイト&エージェントを紹介するので、気になる職種から選びたい方は、リンクをタップしてお進みください。

介護職・ヘルパーにおすすめの転職サイト&エージェント3選

介護職・ヘルパーにおすすめの転職サイト&エージェントは、次の3社です。

  • レバウェル介護+
  • カイゴジョブエージェント
  • 介護ワーカー

順番に詳しく解説していくので、気になるサービスはチェックしてみてください。

レバウェル介護

レバウェル介護は介護職・ヘルパーの求人数が142,666件(施設数36,837件)もあります(※)。

求人数が多いと「働きたい施設」「エリア」「雇用形態」を選びやすくなり、選択肢が広がります。

無資格OKの介護職・ヘルパー求人も豊富なので、未経験から介護職に挑戦したい人も相談しやすいですよ。

介護職として働くうえで重要な「施設の雰囲気」も共有してくれるので、安心して利用できます。

※「レバウェル介護」公式サイトより(2024年4月15日時点)

カイゴジョブエージェント

カイゴジョブエージェントの介護職・ヘルパー求人は35,996件もあります(※)。

「ボーナスあり」「資格取得制度」「休日が多い」など、好条件の介護職求人が多いのも魅力。

「要介護度低め」「日勤のみ」など、身体的な負担が少なめの介護職求人も多いため、体力面が心配な方にもおすすめです。

介護経験・育成経験のあるサポーターが転職後の定着支援を行ってくれるので、未経験・無資格で介護職に挑戦する人も安心して利用できます。

※「カイゴジョブエージェント」公式サイトより(2024年4月15日時点)

介護ワーカー

介護ワーカーの介護職・ヘルパー求人は36,472件と、かなり豊富です(※)。

エージェント経由ではなく直接応募の求人が多いため、「自分で求人を選びたい」「自分のペースで転職活動したい」という介護職希望の方におすすめ。

「パート」「派遣」「正社員」など雇用形態も豊富なので、自分のライフスタイルにあった介護職の仕事が探せます。

※「介護ワーカー」公式サイトより(2024年4月15日時点)

ケアマネージャー(介護支援専門員)におすすめの転職サイト&エージェント2選

ケアマネージャーにおすすめの介護系転職サイト&エージェントは、次の2社です。

  • レバウェル介護
  • マイナビ介護

上記2社を順番に紹介していきます。

レバウェル介護

ケアマネージャーの求人は介護職・ヘルパーなどに比べると少ないですが、レバウェル介護はケアマネ求人が豊富。

さらに「未経験歓迎のケアマネ求人」も多数扱っています。

未経験からのケアマネ転身が不安な方に対しては、「ケアマネ転身を前提に、ステップアップの準備としてまず別職種へ転職してはどうか」といった提案も可能。

「ケアマネ転職のコツ」を教えてもらえたり「ケアマネになるまでの道筋」を提案してもらえたりするので、ケアマネへの転職が不安な方にぜひおすすめです。

マイナビ介護

マイナビ介護はケアマネージャーの求人が9,237件と豊富(※)。

ケアマネの転職については「給料が上がると思って転職したのに、残業がなかったりノルマがあったりで、実際にはあまり給料が上がらない」というケースも少なくありません。

しかしマイナビ介護なら高収入が期待できる「年収500万円以上」「月収30万円以上」の求人も多く扱っています。

ケアマネとして収入アップを目指す人にぜひおすすめしたい転職エージェントです。

※「マイナビ介護」公式サイトより(2024年4月15日時点)

サービス提供責任者におすすめの転職サイト&エージェント2選

サービス提供責任者におすすめの介護系転職サイト&エージェントは、次の2社です。

  • ケアジョブ
  • 介護ぷらす+

上記2社がおすすめな理由について詳しく解説していきます。

ケアジョブ

ケアジョブでは「残業少なめのサービス提供責任者求人」を扱っています。

サービス提供責任者が転職を考える理由のひとつが「残業の多さ」なので、多すぎる残業に疲れている経験者の方にぜひおすすめ。

ケアジョブ経由なら、実際の残業時間をキャリアアドバイザーに確認してから転職できるので安心です。

「ヘルパー同行や介助業務があるか」も事前に確認できるので、「サービス提供責任者はデスクワーク中心だと思っていたのに、実際は違った!」というミスマッチも減らせます。

介護ぷらす+

介護ぷらす+はサービス提供責任者求人が豊富で、とくに大手法人のサービス提供責任者求人を多く扱っています。

施設形態は「訪問介護」「サ高住」などさまざまです。

サービス提供責任者はヘルパーのとりまとめを行うため責任が大きく、仕事内容も多岐にわたるため、転職にあたり不安を感じる人も多いですね。

大手法人は教育制度が充実している傾向にあるため、キャリアアップ支援制度のある職場で働きたい人には介護ぷらす+おすすめします。

施設長・管理者におすすめの転職サイト&エージェント2選

施設長・管理者におすすめの介護系転職サイト&エージェントは、次の2社です。

  • レバウェル介護
  • 介護求人ラボ+

上記2社のおすすめ理由について詳しく解説していくので参考にしてみてください。

レバウェル介護

レバウェル介護は施設長・管理者の求人を豊富に扱っています。

施設長になるための条件は施設や法人によって異なりますので、レバウェル介護に相談すれば「あなたの経験・キャリアで挑戦できる施設長・管理者の求人」を紹介してもらえます。

施設長を経験したあとのキャリア(エリアマネージャー、部長職など)を見据えてのアドバイスも可能。

施設長・管理者を目指す方はレバウェル介護に相談してみましょう。

介護求人ラボ+

株式会社ファミリーサポートは運営する「介護求人ラボ+」は、介護系キャリア求人(施設長・管理者)専門の転職エージェントです。

施設長・管理者の転職支援に特化しているため、アドバイザーの知識も豊富。

すでに管理職としての経験がある方にも、現場経験を活かしてキャリアアップを目指す方にもおすすめです。

目的別におすすめの介護職向け転職サイト&エージェントを選ぼう

転職の目的別に、おすすめの介護系転職サイト&エージェントを紹介します。

あなたの目的に合ったサービスの知りたい方は、リンクをタップしてお進みください。

未経験から介護業界に挑戦したい人におすすめの転職サイト&エージェント3選

未経験から介護業界に挑戦したい人におすすめの転職サイト&エージェントは、次の3社です。

  • レバウェル介護
  • ミラクス介護
  • かいご畑

おすすめな理由について順番に解説していきます。

レバウェル介護

レバウェル介護は未経験者が働きやすい職場を紹介してくれます。

例えば「スタッフ数が多く新人教育も充実している特別養護老人ホーム(特養)」や「利用者の自立度が高く、スタッフの身体的負担が少ないデイサービス」などですね。

各施設の人員体制や教育体制についての情報をもっているので、心配な点を事前に確認したうえで転職できるので安心です。

もちろん書類添削や面接対策など、未経験者が不安に思いがちなポイントもサポートしてくれますよ。

ミラクス介護

ミラクス介護は未経験OKの求人が多い転職エージェントです。

とくに地方を含む特養の求人を多く扱っているので、新人教育がしっかりした特養で働きたい人におすすめ。

未経験から正社員として働ける求人も多いので、「長期的に介護業界で頑張っていきたい」「未経験だけど正社員になりたい!」という意欲ある方に向いています。

サイトの検索機能も使いやすいので、一度気になる求人がないかチェックしてみてください。

かいご畑

かいご畑は福祉業界で人材派遣サービスを行う「ニッソーネット」が運営しているサイトです。

ニッソーネットの派遣社員として介護施設で働く場合、「キャリアアップ応援制度」が使え、無料で「実務者研修講座」を受けられます。

講座を受けながら介護の現場で働くことで、未経験でも介護スキルがスムーズに身につき、仕事の不安も軽減できると期待できます。

「未経験から資格をとって頑張りたい」という方には、かいご畑がおすすめです。

介護業界でキャリアアップ・収入アップしたい人におすすめの転職サイト&エージェント3選

介護業界でキャリアアップ・収入アップしたい人におすすめの転職サイト&エージェントは、次の3社です。

  • マイナビ介護職
  • ベネッセMCM介護士
  • かいごgarden

各社のおすすめ理由について具体的に解説していきます。

マイナビ介護職

マイナビ介護職には「年収350万円以上」「年収400万円以上」「手当が手厚い」といった求人が豊富です。

さらに入社時にはアドバイザーが施設・病院側と条件交渉してくれるので、より希望に近い条件で入社しやすくなります。

自力での転職活動だと給与についての交渉はなかなか難しいですが、マイナビに任せることでスムーズに進むと期待できます。

「介護業界で経験を積んできてスキルはあるはずなのに、給料が上がらない」「なかなか昇給しない」と悩んでいる方は、マイナビ介護職に相談してみてください。

ベネッセMCM介護士

ベネッセMCM介護士はベネッセグループの「ベネッセスタイルケア」を始め、介護業界における大手法人の求人が豊富です。

大手求人は収入や福利厚生の面で恵まれていることが多く、研修制度や人事評価制度もしっかりしているので「収入アップ」「キャリアアップ」が叶いやすいと期待できます。

またベネッセMCMに登録すると、ベネッセ運営の資格講座を割引価格で受講可能。

さらにベネッセスタイルケアと派遣契約を結んで就業開始した場合は、「認知症介護基礎研修」をほぼ無料で受けられ、受講手当も支給されるなどのキャリアアップ支援を受けられます。

気になる方は、まずオンラインの「お仕事相談会」に参加してみましょう。

かいごgarden

かいごgardenは介護業界大手・ツクイスタッフが運営している転職エージェントです。

「大手法人が運営する有料老人ホーム」や「管理職候補」「夜勤専従」の求人が豊富なので、収入アップ転職を目指している方に向いています。

また「ツクイスタッフの派遣社員になる」などの条件を満たすと、「介護職員初任者研修」「実務者研修」の受講費用キャッシュバックを受けられるので、資格をとってキャリアアップしたい人にもおすすめ。

月収・年収で求人を絞り込めるので、収入アップ転職を考えている方は、ぜひ一度サイトをチェックしてみてください。

ワークライフバランスを大切にしながら働きたい人におすすめの転職サイト&エージェント2選

ワークライフバランスを大切にしながら働きたい人におすすめの転職サイト&エージェントは、次の2社です。

  • レバウェル介護
  • MC-介護のお仕事

プライベート時間も大切にしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

レバウェル介護

レバウェル介護は派遣の仕事も多く扱っているので、ワークライフバランスを大切にしながら働きたい人におすすめです。

派遣スタッフであれば業務範囲がきっちり決まっており残業が少なく、勤務日時も希望に合わせて「短時間」「日勤のみ/夜勤のみ」「土日休み」などから選べます。

介護経験者の方だと、「ワークライフバランスを大切にしながら、給料も妥協したくない」というケースも多いでしょう。

「プライベートと給料、どちらも妥協しない」という条件でも、できるだけ希望に合う求人を探してくれるのがレバウェル介護の魅力です。

MC-介護のお仕事

MC-介護のお仕事は介護・医療業界の人材派遣を手掛けるメディカル・コンシェルジュが運営するサービス。

そのためメディカル・コンシェルジュ経由で各施設に派遣されるお仕事も豊富で、ワークライフバランスを大切にしながら働けます。

1日単位の単発ワークもあるので、「空いた時間だけ働きたい」という人にとっても便利。

子育てなどが忙しい期間は単発・短期ワークで働き、いろいろな施設でのお仕事を体験するのもいいですね。

介護職向け転職サイト&エージェントの見極め方を解説

介護業界で転職したいときの「転職サイト&エージェントの見極め方」を解説します。

介護職向け転職サイト&エージェントの見極め方のイラスト

介護専門の転職サイト&エージェントかチェックする

まずは介護専門の転職サイト&エージェントかチェックしましょう。

介護専門だと介護業界の求人を豊富に扱っているので選択肢が多くなりますし、転職エージェントなら担当キャリアアドバイザー・コンサルタントにも介護業界の知識が豊富です。

「介護業界出身のアドバイザー」「介護経験者のアドバイザー」が在籍している転職エージェントも多いですよ。

今回紹介している転職エージェントの公式サイトで、アドバイザーについて掲載されている部分を抜粋してみました。

転職サイト&エージェント名 アドバイザーの特徴
介護ワーカー 医療福祉業界専門のアドバイザー
レバウェル介護 医療・介護だけを担当
カイゴジョブエージェント 介護業界の現場で働いてきたアドバイザー多数
MC-介護のお仕事 介護の資格を持つプロ
介護ではたらこ 介護・医療専任のキャリアアドバイザー

調査日2024年4月24日

また特化型なら介護施設・事業所との結びつきが強いので、つながりのある施設に転職しやすくなるのもメリット。

なかでも、ベネッセMCM介護士は、全国300以上の介護施設を運営するベネッセスタイルケアのグループ会社なので、ベネッセスタイルケア自体の介護求人が多数あります。

介護業界の転職なら、介護特化型の転職サイト&エージェントを利用しましょう。

希望職種・施設の求人が多い転職サイト&エージェントか調べる

希望職種・施設の求人が多い転職サイト&エージェントかを調べましょう。

「介護業界特化型」といっても、得意な職種や施設はさまざまだからです。

例えば「介護職の求人は多いけど、管理職クラスの求人は少ない」「老人ホームの求人が多く、訪問介護の求人が少ない」といったことが起こります。

具体例として、転職エージェント・サイト3社の求人内訳を見てみましょう。

カイゴジョブエージェント 公開求人数(件)
51,361
介護職・ヘルパー求人数(件)
36,213
管理職求人数(件)
1,976
介護ぷらす+ 公開求人数(件)
63,899
介護職・ヘルパー求人数(件)
44,783
管理職求人数(件)
1,631
ケアジョブ 公開求人数(件)
73,381
介護職・ヘルパー求人数(件)
50,356
管理職求人数(件)
1,925

調査日2024年4月24日

調査日時点のデータで見ると、カイゴジョブエージェントは、「公開求人数」「介護職・ヘルパー求人数」ともに、2社よりも少ないですが、「管理職求人数」は一番多いとわかります。

以上のことから、カイゴジョブエージェントは、「管理職求人を得意としている」といえるのはないでしょうか。

同じように、各サービスの「特別養護老人ホーム」「訪問介護」の求人数を比べ、多いほうは〇、少ないほうを×にしてまとめてみました。

転職サイト&エージェント名 特別養護老人ホーム求人数(件) 訪問介護求人数(件)
介護ワーカー ×
ミラクス介護 ×
レバウェル介護 ×
カイゴジョブエージェント ×
介護ぷらす+ ×
ケアジョブ ×

調査日2024年4月24日

「介護業界特化型」の転職サイト&エージェントでも、得意な職種や施設形態があるとわかっていただけたのではないでしょうか。

また介護施設で働く看護職であれば、介護特化型の転職サイト&エージェントに加えて、看護師特化型の転職エージェントに登録した方が、求人が多いかもしれません。

スムーズに転職するため、希望する職種・施設の求人が多い転職サイト&エージェントを選んでください。

職場見学できるエージェントか確認する

介護系転職エージェントだと、事前に職場見学させてくれることも多いです。

ぜひ職場見学できるエージェントか確認してください。

同じ職種・施設タイプであっても、職場の雰囲気はかなり異なるため、職場見学をしたほうがいいからですね。

職場見学ができるエージェントを以下の一覧表にまとめたので参考にしてみてください。

転職サイト&エージェント名 職場見学の有無
介護ワーカー
ミラクス介護
レバウェル介護
カイゴジョブエージェント
介護ぷらす+
ケアジョブ
MC-介護のお仕事
ベネッセMCM介護士
介護ジャストジョブ(介護JJ)
介護ではたらこ

調査日2024年4月24日

施設型だとチームワークを活かして仕事をする介護職が多いため、人間関係に馴染めないと辛くなって辞めてしまう方も多いです。

基本一人で動く訪問介護であっても、責任者や他スタッフとの相性が悪いと「困ったときに相談しにくい」「協力してほしいときに、動いてくれない」といった事態に陥りかねません。

また「自分のやりたい介護」と職場で求められる対応が違うと、精神的にしんどくなってしまうこともあります。

「施設の理念・スローガン」と「実際の運営」に差を感じてしまうこともあるでしょう。

職場見学で職員の「雰囲気」「動き方」「利用者との関わり方」を見ておくことは、早期離職を防ぐうえで大切です。

ミスマッチを減らすためにも、事前に職場見学させてくれる転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

公式サイトで職場見学についての掲載がなくても、面接前後に見学を調整してくれる場合もあります。

見学を希望する場合は、担当者に相談してみてください。

介護業界の転職で転職エージェントが頼りになる理由まとめ

介護業界の転職で転職エージェントが頼りになる理由を以下にまとめてみました。

介護業界の転職で転職エージェントが頼りになる理由のイラスト

転職エージェントがなぜ頼りになるのか理由を知ることで、転職活動を効率よく進めていきましょう。

求人を自分で選ばなくていい

転職エージェントを使うと、求人を自分で選ばなくてもよくなります。

キャリアアドバイザー・コンサルタントが、あなたの希望にマッチした介護系求人を選んで、提案してくれるからです。

介護系の求人はかなり多いため、自分に合う求人を自力で選ぶのは苦労する方も多いのではないでしょうか。

今回紹介している転職エージェントの中でも、求人数が多い3社を紹介します。

転職サイト&エージェント名 公開求人数(件)
レバウェル介護 199,938
ケアジョブ 73,381
介護ぷらす+ 63,899

調査日2024年4月24日

検索で絞り込みしてもたくさん出てくるので、「探しきれない」と感じてしまう人も少なくありません。

転職先の候補が多いからこそ、転職エージェントを使うメリットは大きいといえるでしょう。

入社後もフォローしてもらえる

介護系の転職エージェントには、入社後のフォローが充実しているところも少なくありません。

入社後もフォローしてくれるエージェントは次の通りです。

調査日2024年4月24日

同じ転職エージェント経由で複数のスタッフが入社することもあるので、情報収集なども兼ねてフォローに回ってくれているのだと考えられます。

中でも、MC-介護のお仕事は、入社後でも必要に応じて就業先と転職者の間に入って交渉を行ってくれます。

また、カイゴジョブエージェントは、転職後定着率を向上させるために、土日問わずLINEで相談できる「定着支援サポート」を行っていますよ。

介護業界は人手不足なので、「なんとか定着してほしい」という転職エージェント側の思いもあるでしょう。

介護業界の人手不足は深刻であり、厚生労働省の公式サイトでは「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数(都道府県別)」で、今後必要とされる介護職数と、現状から予測される介護職数が公表されています。

わかりやすいように、「必要とされる介護職数-予測される介護職数=不足人数」をまとめてみました。

2023年度
必要とされる介護職数 2,328,450
予測される介護職数 2,182,387
不足人数 146,063
2025年度
必要とされる介護職数 2,426,079
予測される介護職数 2,205,248
不足人数 220,831
2040年度
必要とされる介護職数 2,802,578
予測される介護職数 2,153,892
不足人数 648,686

2023年度の時点で「14万人以上」の介護職員が不足している中、不足数は今後も増え続け、2040年には約65万人の介護職数不足が予測されています。

介護人材の確保するために国も「介護人材確保に向けた取組」を行っているように、介護職員に定着してもらうのは切実な問題なのですね。

そのため入社後に「人間関係が辛い」「面接時に聞いていた内容と、少し違うみたい」という悩みがあるとき、第三者に相談できます。

キャリアプランを相談できる

介護業界で長く働いていても「やりがいはあるけれど、資格をとってスキルを磨いても、給料に反映されにくい」「自分のスキルがどの程度評価されるものなのか、わからない」と感じている人は少なくありません。

転職エージェントに相談することで、キャリアについて抱いている不安を相談できます。

転職エージェントでは、面談時に求職者の強みや特性をアドバイザーが見つけ、今後のキャリアプランを一緒に考えてくれます。

特に、レバウェル介護は、複数のアドバイザーが求職者一人のキャリアプランを考えてくれるのが特徴。

また、カイゴジョブエージェントは、直近で転職したい意向がなくてもキャリア相談ができます。

相談した結果、「今より給料が高い仕事」「教育制度・資格取得支援制度が整っていてキャリアアップにつながる仕事」「自分を高く評価してくれる職場」が見つかることも。

また転職エージェント経由なら収入面の交渉もしやすいので、自力での転職活動よりも、希望条件に近い転職が叶いやすくなります。

収入を上げるだけではなく「プライベートとのバランスをとりながらキャリアを続けていきたい」という相談も可能ですよ。

「介護職を続けていくこと」や「今後のキャリア」に不安を感じている人は、一度転職エージェントに相談してみてください。

【注意点】介護業界向け転職エージェントの利用で紹介施設が偏るリスクもある

介護業界の転職エージェントリスク・注意点

介護業界の転職で転職エージェントを利用するにあたっては、「紹介してもらえる施設が偏る」というリスクがあります。

介護系転職エージェントの中には、「転職エージェントのグループ会社が介護施設を運営している」など、特定の法人・施設との関係が深いところも少なくありません。

上記のような場合、関係の深い施設の求人を優先的に紹介することが考えられます。

転職エージェントによっては、施設側が取引先だからですね。

また取引のない施設の求人は、もちろん紹介してもらえません。

もちろん紹介してもらえる施設の求人があなたの希望とマッチしていれば、何の問題もありません。

しかしマッチしていない場合には、「見当違いの求人ばかり紹介してくるエージェントだな」と思ってしまうでしょう。

キャリアアドバイザー

対策として、複数の介護系転職エージェントに登録することで、偏りを防げます。

介護職向け転職エージェントの一連の流れ ~登録からアフターフォローまで~

介護業界の転職で転職エージェントを利用する際の、一連の流れは以下の通りです。

介護職向け転職エージェントの一連の流れのイラスト

介護系転職エージェントを利用する場合の特徴は、施設見学があることです。

ただし施設見学のタイミングは、転職エージェントや施設の都合によって異なります。

面接後の見学になることもありますので、「面接前に見たい」など希望のタイミングがあるなら、一度エージェントと相談してください。

介護職向け転職先を選ぶ際のチェックポイント

介護職向け転職先を選ぶ際のチェックポイント

転職先選びの際、勤務時間や休日、お給料など待遇面をチェックする人は多いでしょう。

待遇はモチベーション維持や仕事を長く続けるために重要ですが、他にも介護職の転職先選びの際に押さえておきたいポイントがあります。

転職を繰り返さないためにも、以下の職場選びのポイントを押さえておくようにしましょう。

職場の人間関係は良好かを見極めよう

まず押さえておきたいのが、職場の人間関係が良好かを見極めることです。

介護職は心身ともに負担の大きな仕事な上、幅広い年齢・経験の人が働いているため、職場によっては雰囲気が悪いところもあります。

「職場の人間関係」が理由で転職する人も多い介護業界。

せっかく仕事が決まったのにまた転職とならないよう、職場見学時には次の点をチェックしてみてください。

  • スタッフ同士が挨拶やコミュニケーションを積極的に行っている
  • スタッフ・利用者ともに自然と笑顔になっている
  • スタッフの年齢層・男女比のバランスが良い

自分と同年代・同性のスタッフが多く働いている職場を希望する人もいますが、年代や性別に偏りがあると派閥ができやすく、人間関係のトラブルに発展することもあるので注意が必要です。

スタッフが不足し過ぎている職場は避けよう

人手不足が深刻な介護職は、多くの職場でスタッフが足りないという問題を抱えています。

ただ、極端にスタッフが不足している職場は避けたほうがいいでしょう。

あまりにも多忙で長時間労働が当たり前だったり、業務量の負担が多過ぎたりと、求人票に記載のある条件・待遇面とかけ離れた過酷な職場環境の可能性があるからです。

まずは、入所者や施設規模に対して、何人のスタッフが在籍しているのか確認してください。

常に即日採用を謳う求人の募集を行っている職場は、スタッフが不足し過ぎている可能性も高いので、事前に情報収集をしっかり行いましょう。

スキルアップしたいなら教育制度が充実している職場を選ぼう

スキルアップを希望するなら教育制度が充実している職場を選びましょう。

教育制度が整っている職場は、職員の成長やサービス向上に力を入れている証拠です。

とくに未経験から介護職に転職する人には、教育制度や研修の有無は重要ポイントと言えます。

もちろん介護職経験者であっても、キャリアアップを目指す人は、「資格取得支援制度」などがある職場を選ぶのがおすすめです。

自分で上記チェックポイントをうまく押さえられない人は、ぜひ介護職向け転職エージェントを利用して、情報を提供してもらってください。

介護職転職の志望動機を書く際のコツを紹介

介護職転職の志望動機を書く際のコツを紹介します。

介護職転職の志望動機を書く際のコツのイラスト

コツ1.介護職への転職理由を明確に示す

まずは介護職への転職理由を明確に示すことが大切です。

「転職の理由」「介護職を選んだ理由」は、面接でもよく聞かれるからです。

志望理由を知ることで、「本当に介護職として働きたいと思っているのか」をはかれるからでしょう。

とくに未経験で介護職を志した人に対しては、転職理由を知りたいと考える採用担当者が多くなっています。

「晩年、介護が必要になった親族が辛そうにしているところを見た」など、介護職に就きたいと思ったきっかけとなるエピソードを盛り込むのも効果的です。

コツ2.応募先施設・事業所への志望動機を盛り込む

応募先の施設・事業所を選んだ理由も盛り込みましょう。

介護施設が多数ある中で、「なぜ応募先を選んだのか」をしっかり説明できれば、本気度や熱意が伝わりやすくなるからです。

例えば以下のような志望動機が考えられます。

  • 個別対応に力を入れているから
  • スタッフの意見が施設運営に反映されているから
  • 最新の設備でのリハビリに取り組んでいるから
  • 現場で働きながら資格取得できるから
  • 細やかな介護ができる小規模施設に魅力を感じた

応募先施設の「特徴」「強み」「モットー」を把握したうえで、説得力のある志望動機を考えましょう。

コツ3.施設に貢献するイメージを伝える

志望動機で、「自分が施設に貢献するイメージ」を伝えることも重要です。

採用担当者に「あなたが活躍するイメージ」をもってもらうためですね。

経験者であれば、「職歴や資格」「介護職として工夫してきたこと・大切にしていること」を伝えることで、活躍のイメージをもってもらいやすいでしょう。

未経験からの転職でも、例えば以下のようなアピールが可能です。

  • 接客業・販売職で培った、細やかな心配りを生かせる
  • 利用者さんと年齢が近いことを生かしたい

あなたの経験やスキル・能力の中から、介護職として生かせそうなものをピックアップして伝えましょう。

コツ4.介護職としてのキャリアプランを盛り込む

「介護職として、どのようなキャリアプランを考えているのか」を盛り込むのも効果的です。

採用担当者に対してキャリアアップへの意欲をアピールできますし、長期就業のイメージももってもらえるからですね。

例えば以下のような書き方ができます。

  • 〇年後にはリーダーとして後輩の指導にも携わりたい
  • 〇年後をめどに、〇〇資格を取得したい

自身のキャリアプランをしっかりと考えておけば、希望のキャリアプランを叶えやすい施設を選びやすくなるのもメリット。

志望動機を書くうえでも、今後介護業界で働いていくうえでも、キャリアプランを考えることは重要です。

コツ5.ポジティブな書き方を心がける

志望動機を書く際には、ポジティブな書き方を心がけましょう。

介護職は利用者さんや同僚と密接にコミュニケーションを取りながら働く仕事なので、人間性もチェックされるためです。

例えば前職を短期離職している場合などは、「協調性に問題があるのでは」「辛いことがあったらすぐ辞めてしまうのでは」と思われがち。

そのため転職理由については、ポジティブな表現で書くことが大切です。

転職後に介護職が心がけたいこと6選

転職後に介護職が心がけたいことを紹介します。

転職後に介護職が心がけたいことのイラスト

ひとりで抱え込まず、報告・連絡・相談を心がける

介護の現場では、ひとりで抱え込まず、報告・連絡・相談を心がけることが大切です。

業務の引継ぎをしっかり行うことで、介護サービスをスムーズに提供できるからですね。

また介護現場では、利用者さんの体調に急な変化が起きることもあります。

気になることがあったときは自己判断せず、周囲の職員や上司に相談しましょう。

スムーズに報告や相談ができる環境をつくるために、「積極的な挨拶やコミュニケーション」「同僚の名前を覚えて、名前で呼びかける」といった工夫をおすすめします。

利用者さんの名前を覚える

利用者さんの名前を覚えることも大切です。

相手に名前で呼びかけると、親近感を抱いてもらえるからですね。

利用者が多くて名前を覚えにくい場合には、「特徴をメモする」「名札や持ち物を見て、名前を呼んで話しかける」「利用者さんと積極的に話す」などの工夫がおすすめ。

先輩職員に「利用者さんの名前を、どうやって覚えましたか」と聞いてみるのもよいでしょう。

清潔感のある身だしなみ

清潔感のある身だしなみも大切です。

介護職は利用者さんとの距離が近いため、清潔感がないと利用者さんから悪い印象をもたれてしまう可能性があります。

また「爪が伸びている」「アクセサリーが尖っている」などの問題があると、利用者さんにケガをさせてしまう可能性も。

臭いに敏感な利用者さんもいるので、香水や柔軟剤の臭いにも注意を要します。

安全と清潔に配慮した身だしなみを心がけましょう。

まずは職場のルールややり方に慣れる

とくに経験者の場合、転職先である職場のルールに慣れることも大切です。

同じ種類の介護施設・介護サービスでも、職場によってルールや方針はさまざまだからですね。

具体的な介護の方法も、介護するうえで何を大切にしているかも異なるため、介護職としての経験がある人ほど、前職との違いに戸惑ってしまう可能性があります。

介護の方法・手順やルールについては、メモして覚えておきましょう。

対応の違いに不安を感じる点があるなら、上司や同僚に相談してください。

「非効率だな」と感じる点がある場合にも、相談というかたちで穏便に伝えてみるのがいいでしょう。

「やり方が間違っている!」「前の職場に比べて効率が悪い!」と声高に主張してしまうと、人間関係にヒビが入る可能性もあるからです。

体調管理を行う

体調管理も、介護職への転職後に心がけたいことのひとつ。

身体介護を行う職場では、体力が必要になり、身体的な疲労も溜まりやすいためです。

夜勤がある職場では、睡眠のとり方など生活リズムの管理も重要となります。

また多くの利用者さんが集まる職場では、手洗いやうがいなどの衛生面に留意し、「利用者さんに病気をうつさない」「自分の感染も防ぐ」という心がけが求められます。

腰痛に悩まされる介護スタッフも多いので、予防法として「準備体操」「ストレッチ」などもおすすめです。

マナーを守って介護を行う

社会人として、利用者さんに対してマナーを守って接するのも大切です。

例えば「相手に親しみをもってもらえるよう、明るい表情で接する」「目線を合わせて挨拶する」「相手が話しているときは、しっかり聞く」などですね。

介護現場では利用者さんと仲良くなることもありますが、基本は敬語で、「ため口」「子どもに話すような言葉遣い」は避けたほうがいいでしょう。

敬語で接することで、スタッフと利用者さんの適切な距離感を保つことにもなります。

介護は利用者さんとの距離が近い仕事ではありますが、大人同士のマナーを大切にする意識が重要です。

【介護職の勤務先別】介護施設の種類とおすすめな点を徹底解説

介護職が勤務する主な介護施設の種類と特徴、おすすめな点についても解説します。

入居型の介護施設のみではなく、通所型や訪問型の介護サービスについても紹介します。

介護職が勤務する介護施設の種類のイラスト

介護技術を高めたい人は特別養護老人ホーム(特養、介護老人福祉施設)がおすすめ

特別養護老人ホーム(特養)とは…

常に介護が必要で、在宅での生活が困難な高齢者に対し、生活全般の介護を提供する施設。入居には要介護3以上が必要。公的な介護施設の中でも数が多く、「多床室」「従来型」「ユニット型」など施設の形態はさまざま。

特別養護老人ホーム(特養)は、介護技術を高めたい人におすすめの介護施設です。

特養には要介護度の高い入居者が多く、「入浴」「排せつ」「食事」「レクリエーション」など、介護職に必要とされる幅広いスキルを磨けるからですね。

夜勤があるため、給与が高めになるのもメリットのひとつ。

さらに社会福祉法人や地方自治体など公的な法人が運営しているので、運営が比較的安定しています。

一方利用者さんの「終の棲家」となることもあるため、「看取り」の精神的負担があることは注意点と言えます。

医療的ケアに関する知識を得たいなら介護老人保健施設(老健)がおすすめ

介護老人保健施設(老健)とは…

要介護高齢者(65歳以上かつ要介護1以上)の自宅復帰を目指し、身体介護や食事のほか、リハビリなどを提供する施設。例えば病院を退院したあと、自宅に戻るまでの期間などに利用する。入居期間は原則3ヶ月~6ヶ月程度。

医療的ケアに関する知識を得たいなら、介護老人保健施設(老健)がおすすめです。

老健では医師・看護師や理学療法士・作業療法士などの医療系専門職と連携しながら働けるからですね。

医療系専門職と連携して働くことで、医療的な専門用語や医療的ケアの知識が身につくでしょう。

老健には要介護度が低い利用者さんも多く、特養などに比べて介護職の体力的な負担が少ないのもメリットです。

一方で入居者が頻繁に入れ替わるため、「入居者さんと長期的な信頼関係を築いて働きたい」という人には向きません。

未経験から介護職に挑戦したい人はケアハウス(軽費老人ホームC型)がおすすめ

ケアハウス(軽費老人ホームC型)とは…

家族のサポートを得られず自宅での生活が困難で、日常生活のサポートを必要としている人向けの施設。基本的に介護サービスが含まれない「一般型」と、介護サービスが含まれる「介護型」がある。

未経験から介護職に挑戦したい人におすすめなのが、ケアハウス(一般型)です。

ケアハウス(一般型)の利用者さんは自立度が高いうえ、原則として介護サービスは含まれないため、介護職の身体的な負担が少ないからですね。

主な仕事は「掃除」「洗濯」「食事の準備」などの生活援助なので、未経験でも挑戦しやすいでしょう。

ただし介護技術を磨きたい人にとっては、生活援助メインの仕事は物足りないかもしれません。

さらに生活援助と見守りメインの業務内容ですと、給与水準が低くなることも考えられます。

さまざまな要介護度の利用者さんに合わせた介護技術を身につけたい場合は、介護型ケアハウスがおすすめです。

医療の知識を身につけながら働きたい人は介護治療院がおすすめ

介護治療院とは…

要介護高齢者が長期療養するための施設で、病院・クリニックに併設されていることが多い。介護のほか、機能訓練や医療を提供する。医療の必要性の度合いによって、I型(医療の必要性が高い)とⅡ型に分かれる。

医療の知識を身につけながら働きたい人には、介護治療院もおすすめです。

介護治療院では医師や看護師が医療ケアを行い、介護職が看護師の補助として仕事することもあるため、医療の現場を間近で見られるからですね。

夜間や休日に医師が不在となる老健と違い、医師が24時間常駐しているので、介護職が緊急対応に不安を感じにくいのもメリット。

要介護度の高い利用者さんが多いのも特徴なので、介護技術を磨く場としても適しています。

ただし看取りにも対応するので、精神的な負担が大きくなることには注意しましょう。

教育・研修体制がしっかりしている職場で働くなら有料老人ホームがおすすめ

有料老人ホームとは…

高齢者が入居し、「食事」「介護」「家事」「健康管理」のいずれかひとつ以上のサービス提供を受ける施設。「介護付き」「住宅型」「健康型」に分かれる。

教育・研修体制がしっかりしている職場で働きたい人には、介護付き有料老人ホームがおすすめです。

介護付き有料老人ホームは大手企業が運営していることも多く、大手企業ならではのバックアップ体制が期待できます。

「働きながら資格が取得できる」「研修」などの教育体制のほか、休暇制度などの福利厚生面が充実している施設もあります。

介護付き有料老人ホームは入居費用が高めなので、利用者さんに対する丁寧なコミュニケーションが求められ、介護技術のほか接遇スキルが鍛えられるのもメリットです。

なお住宅型有料老人ホームだと介護サービスが付いておらず、生活支援や安否確認が主な仕事となります。

そのため身体的負担が少ない介護の仕事を望むなら、住宅型有料老人ホームをおすすめします。

ちなみに健康型有料老人ホームは数がかなり少ないので、近くで求人を見つけるのは難しいかもしれません。

家庭的な雰囲気の中で働きたいならグループホーム(認知症対応型共同生活介護)がおすすめ

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは…

認知症の要介護高齢者が、少人数で共同生活する施設。自宅に近い環境で、スタッフの支援を受けながら暮らせる。認知症の進行を遅らせるため、家事はできる限り利用者自身で行う施設が多い。施設には「アパート型」「民家型」などがある。

家庭的な雰囲気の中で介護の仕事に取り組みたい人には、グループホームをおすすめします。

グループホームの1ユニット(共同生活住居)の定員は5~9人で、少人数での共同生活が営まれるからです。

利用者さんのサポートする時間が長く、距離も近いため、信頼関係を築きやすいメリットがあります。

またグループホームの利用者さんは認知症なので、認知症ケアのスキルが身につくのもメリットとなります。

ただし認知症の利用者さんとのコミュニケーションに疲れてしまう可能性があることと、介護職1人だけで夜勤をする施設がある点には注意しましょう。

身体的な負担が少ない介護の仕事に就きたいならサービス付き高齢者向け住宅がおすすめ

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは…

高齢者向けのバリアフリー対応賃貸住宅。自宅同様の自由な生活が基本でありつつも、スタッフによる安否確認や相談対応が提供される。介護サービスがついていない一般型(介護が必要な場合は外部サービスを契約)と、介護サービス付きの介護型がある。

身体的な負担が少ない介護の仕事を探している人には、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)もおすすめです。

一般型のサ高住であれば、基本的に介護サービスは提供されないからですね。

サ高住では自分の身の回りのことは自分ででき、自立した生活を送っている利用者さんも多いので、介護職が担う主な仕事は「安否確認」「生活相談」「生活援助」となります。

そのため介護スキルを活かしたい人は、物足りなく感じることもあるでしょう。

また1日のスケジュールが決まっていないため、突発的な仕事が入ってくることにストレスを感じる人には向いていないかもしれません。

なお介護型のサ高住では身体介護が求められ、訪問介護併設のサ高住だと訪問介護の仕事も兼務することがあります。

「サ高住のサービス範囲」「利用者さんの要介護度」「夜勤の有無」は施設によってさまざまなので、応募の際には仕事内容や雰囲気をきっちりチェックするのがポイントです。

多くの利用者と関わりたいならショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)がおすすめ

ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)とは…

普段は自宅で暮らしている要介護者が短期間入所する施設。自宅で介護を担っている家族の休息や用事(冠婚葬祭、出張など)の際に利用されている。ショートステイのみを受け入れている単独型と、長期入所施設にショートステイを併設している併設型がある。喀痰吸引などの医療ケアを提供するのは、短期入所療養介護。

利用者さんが頻繁に入れ替わる変化の多い職場で働きたいなら、ショートステイがおすすめです。

ショートステイの利用者期間は最長30日程度なので、多くの利用者さんと関われます。

さまざまな「性格」「体調」「要介護度」の利用者さんと関わるので、ルーティンワークになりすぎず、臨機応変な対応力を生かせる職場です。

主な仕事内容は身体介護と生活援助ですが、短期入所療養介護だと介護スタッフが喀痰吸引や経管栄養を担うこともあります。

なお長期入所施設などにショートステイが併設されている場合には、併設されている施設とショートステイを行き来しながら働くこともあります。

ショートステイ専属で働きたい場合は、業務範囲に注意しましょう。

夜勤が辛い方はデイサービス(通所介護)がおすすめ

デイサービス(通所介護)とは…

自宅で暮らしている要介護状態の高齢者が通い、「食事」「入浴」「機能訓練」などのサービスを受ける施設。高齢者の孤立を防いだり、自宅で介護を担っている家族の負担を軽減したりする効果がある。

「介護の仕事をしたいけれど、夜勤で生活リズムが崩れるのは辛い」と考えている人には、デイサービスがおすすめです。

デイサービスは日帰り施設なので、夜勤がなく日勤のみだからですね。

事業所の営業時間によっては「早番」「遅番」などのシフトが組まれることもありますが、生活リズムが大きく崩れてしまうほどのシフト変化はないと思っていいでしょう。

仕事内容は入浴や排せつなどの身体介護のほか、レクリエーションや送迎などです。

夜勤がないため、収入が少なくなりがちな点はデイサービスのデメリットと言えます。

施設によっては「お泊りデイサービス(宿泊サービス)」を提供していて夜勤が求められることもあるので、応募時は施設が提供しているサービスに注意しましょう。

日勤で身体的な負担の少ない仕事探しならデイケア(通所リハビリテーション)がおすすめ

デイケア(通所リハビリテーション)とは…

自宅で暮らしている要支援・介護者がリハビリを受けるための施設。食事や入浴などのサービスも受けられる。デイケアを提供できるのは、「介護老人保健施設」「病院・クリニック」「介護医療院」。

「日勤で身体的な負担の少ない介護の仕事をしたい」と考えている人には、デイケアをおすすめします。

デイケアは日帰り利用する施設で、リハビリ目的なので介護度が低い利用者さんも多いからですね。

デイケアでの介護職の仕事内容は、「入浴や排せつなどの身体介護」「レクリエーション」「送迎」「リハビリ補助」「健康状態チェックや見守り」など。

身体介護は皆無ではありませんが、体力面の負担は比較的少ないことが多いです。

また土日や祝日を休みにしているデイケアも比較的多くなっています。

大きな医療機関のデイケアであれば給与水準が高めで福利厚生も充実している傾向にあります。

夜勤がないため、特養などに比べて収入は少なくなりますので注意しましょう。

同僚との人間関係が煩わしい方は訪問介護がおすすめ

訪問介護とは…

利用者が生活している自宅を訪問し、介護や生活援助を行う仕事。訪問介護を行う介護職の通称はホームヘルパー。訪問介護事業者に雇用されて働くほか、登録制ヘルパーや派遣社員として働く方法もある。

「介護の仕事自体は好きだけど、同僚との人間関係が煩わしい」と感じている人には、訪問介護がおすすめです。

訪問介護は基本的に1対1で介護サービスを提供するため、特養などのように同僚と連携して介護にあたることが少ないからですね。

計画書の内容を時間内に行えば、手順や時間配分は介護職本人の裁量に任されていることも多いです。

生活環境や要介護度がさまざまな利用者さんの自宅に訪問して仕事を行うので、対応力や幅広い介護スキルが身につくのもメリットと言えます。

一方マンツーマンなので責任が重いという面もあります。

また訪問介護事業所の中には人手不足のところもあり、かなりの業務量が任されることもあるので、応募時は事業所の運営体制に注意しましょう。

「空いている時間だけ働きたい」など自由の高い働き方を希望する人には派遣社員や登録ヘルパーもおすすめですが、収入が不安定になりがちな点には注意が必要です。

介護職向け「転職サイト」と「転職エージェント」仕組みの違いを徹底比較

介護職向け「転職サイト」と「転職エージェント」仕組みの違いのイラスト

介護職向けの転職サービスで、転職サイトと転職エージェントのどちらを使うか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

転職サイトと転職エージェントには、以下のように仕組みが違います。

転職サイト ・サイトに掲載されている求人を自分で検索し、自分で応募する
・応募時・応募後は、直接介護施設などに連絡してやりとりする
・登録すれば、掲載されているすべての求人に応募できる
・通常、書類添削や模擬面接などのサービスはない
・企業から広告掲載料をもらって運営している
転職エージェント ・転職エージェントに希望や保有スキルを伝え、紹介してもらった求人に応募する
・企業との連絡は転職エージェントを通じて行い、転職エージェントのサイトに掲載されている求人でも、勝手に応募はできない
・「転職・キャリアに関する相談」「書類添削」「模擬面接」「求人票に載っていない情報の提供」などのサービスが受けられる
・企業から人材紹介料をもらって運営している

転職サイトと転職エージェントの機能をどちらももっているサービスもあります。

まとめますと、転職サイトは以下のような人におすすめです。

  • 自分が希望する介護施設・サービスの条件がはっきりしていて、自分で求人を探せる
  • マイペースに転職活動を進めたい
  • 自力で応募先とのやり取りや給与交渉ができる

一方転職エージェントは、以下のような人におすすめです。

  • 介護職としてのキャリアに関して不安や疑問があり、誰かに相談したい
  • 現職が忙しく、転職活動を効率化したい
  • 給料交渉や質問について、自分では介護施設に伝えにくい

自身の状況に応じて選んだり、使い分けたり、併用したりしましょう。

介護職向け転職サイト&エージェントに関するよくある質問と回答集

介護士転職サイト&エージェントよくある質問

介護士転職サイト&エージェントを利用する際に寄せられる「よくある質問」を紹介するので、気になる項目があればリンクをタップしてお進みください。

介護職への転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

Q. 未経験でも介護職に転職できますか?

A. 介護職は、人手不足なこともあり未経験でも働ける職種です。

介護に関する専門知識やスキルがなくても働きながら身に付けていけばいいため、「未経験可」の求人も多数あります。

また、人手不足を解消するために新人の育成に力を入れている施設も多く、研修制度や資格取得支援制度が充実している職場もあります。

未経験で介護職を始めようと考えている人は、働きながら介護職が学べる職場を選ぶといいでしょう。

Q. 転職でキャリアアップはできますか?

A. キャリアアップを目指すなら「キャリアアップ支援制度」のある転職先を選びましょう。

介護ぷらす+は、教育制度が充実していることの多い大手法人の求人が多いので、キャリアアップを目指している人には利用しやすい転職エージェントです。

また、無資格で介護職に就いている人なら介護職関連の資格取得を目指したり、より高度の資格を取得すればキャリアアップもしやすいです。

介護関連の資格には次のようなものがあります。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉実務者研修
  • 介護福祉士
  • 認定介護福祉士
  • ケアマネジャー(介護支援専門員)

他にも認知症ケアに関わる資格や訪問介護・在宅介護に関する資格もあります。

難易度が違うので、自分にあった資格から目指すようにしましょう。

Q. 夜勤がない介護職への転職はできますか?

A. 夜勤がない介護の職場も多数あります。

次のような施設形態の職場は夜勤がありません。

  • デイサービス
  • 訪問介護
  • デイケア

宿泊設備のある介護施設には基本的に夜勤があるので、夜勤NGの人が転職する際には、初めから上記のような施設を選ぶようにしましょう。

Q. 介護施設を見学する際に気を付けることはありますか?

A. 職員や利用者に不快感を与えないような服装や振る舞いをしましょう。

職場見学の際の服装は、男女ともに清潔感のあるオフィスカジュアルがおすすめです。

また、介護施設には感染症にかかってしまうと重症化してしまう可能性が高い人も多いため、感染症対策には細心の注意を払うようにしましょう。

その他にも、利用者さんのプライバシーを尊重するために、勝手に写真を撮ったり、大声で話すことは控えるようにしてください。

職場見学も選考に一部だと考えて行動することが大切です。

Q. 40代ですが介護職に転職できますか?

A. 40代の人でも介護職に転職できます。

介護職では40代の人が活躍している施設も多く、積極的に受け入れている職場も多くありますよ。

実際、介護労働安定センターが公表している「令和4年度 介護労働実態調査結果」では、介護労働者の平均年齢は50.0歳となっています。

特に、訪問介護は「60歳以上65歳未満」の職員割合が最も多いため、年齢を気にしている人は訪問介護への転職を目指すのもいいかもしれません。

キャリアを積めばキャリアアップもしやすい業界なので、40代からでも活躍できることでしょう。

Q. 介護職への転職を考えています。向いている人はどんな人ですか?

A. 介護職は利用者さんをケアする仕事のため、体力・精神力がある人は向いています。

介護職に向いている人の特徴をまとめたので参考にしてください。

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 人の気持ちを考え気配りができる人
  • 人と接するのが好きな人
  • メンタルが強い人
  • 体力がある人
  • 責任感のある人
  • 高齢者を敬える人

またグループホームで働くのか、デイサービスで働くのかによっても、向いている人の特徴が多少変わるので、自分に合った施設を選ぶようにしてください。

Q. 介護職の経験を活かして異業種への転職はできますか?

A. 介護職の経験を活かして異業種へ転職するなら「保育士・保育補助」「看護師・看護助手」などがおすすめです。

資格がなければ保育士や看護師として働けませんが、保育補助・看護助手は資格がなくても働けます。

「保育士・保育補助」「看護師・看護助手」も、食事介助や排せつのサポートをすることが多く、介護職と重なる部分も多いため、今までの経験を活かせることでしょう。

エミリス担当者による「介護職向け転職サイト&エージェント」の特徴まとめ

今後も需要が増えていくと予想されている介護職。

人手不足なこともあり、未経験でも転職を目指しやすい業界でもあります。

介護職への転職を希望するなら、介護に特化した転職サイト&エージェントを利用がおすすめ。

介護職の求人数が多く、業界に精通したコンサルタントのサポートが受けられるからです。

当記事で紹介した転職サイト&エージェントの特徴をまとめたので、転職サイト&エージェントを選ぶ際の参考にしてください。

転職サイト&エージェント名 特徴
介護ワーカー キャリアアドバイザーが面接に同行
ミラクス介護 求人数が豊富
レバウェル介護 丁寧なサポートが強み
カイゴジョブエージェント 転職後もフォローしてくれる
介護ぷらす+ 大手法人の求人が豊富
ケアジョブ 利用者の満足度が高くて安心
MC-介護のお仕事 事前に職場見学が可能
ベネッセMCM介護士 ベネッセグループで安心
介護ジャストジョブ(介護JJ) 転職サイトとしてもエージェントとしても使える
介護ではたらこ 利用者に寄り添った提案が好評