一般的に新卒入社後、社会人経験が3年未満で転職を目指している人は「第二新卒」と言われます。
2023年10月に厚生労働省から公表された「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)」では、3割以上の新卒就職者が3年以内に離職と、多くの第二新卒者がいるとわかります。
しかし第二新卒者の中には、転職活動そのものが初めてで何から手を付けて良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
社会経験の少なさから、スキルや実績の面で不安を感じている人もいるでしょう。
第二新卒での転職に不安な場合、転職エージェントや転職サイトの利用はおすすめです。
面接対策・必要書類の作成サポートなど、転職支援に向けた様々なサービスが用意されているからです。
エミリス編集部では、数ある転職エージェントや転職サイトの中でも「第二新卒者向けのおすすめサービス」を徹底調査。
2025年最新、第二新卒者におすすめの転職エージェント&転職サイト11社を厳選ピックアップしてみました。
調査の中で知り得た情報をもとに各社の特徴はもちろん、自分にあったサービスの見つけ方、利用するうえでのメリットやリスクの面についても解説しています。
第二新卒者の方が転職エージェントや転職サイトを選ぶうえで、少しでも参考になれば幸いです。
【2025年最新】第二新卒向け転職エージェント&転職サイトおすすめ11社を徹底比較!
当編集部が以下の基準で選定した、第二新卒向けにおすすめの転職エージェント&転職サイト11社、2025年最新版を紹介します。
各社の特徴もわかりやすく解説しているので、サービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
マイナビAGENT|初めての転職活動に自信がない人におすすめ
- 若手を採用したい企業の求人が豊富
- 各企業に合わせた模擬面接が受けられる
- 2024年オリコン顧客満足度調査で1位を獲得
マイナビAGENTは、人材サービス大手のマイナビが運営する転職エージェントです。
「初めての転職活動で自信がない」という人には、マイナビAGENTがおすすめ。
「多くの転職者をサポートしてきたノウハウ」と「大手ならではの豊富な求人数」で、転職成功へと導いてくれるからです。
マイナビAGENTのリクルーティングアドバイザーは、頻繁に企業の人事担当者から情報収集をしているため、各企業が「どのような人材を必要としているのか」を把握しています。
そのため、ミスマッチのない企業を紹介してもらえて、また各企業に合わせた面接対策をしてもらえるのがメリットです。
利用者の満足度も高く、2024年のオリコン満足度®調査では1位を獲得しています。
転職の方向性が定まっていない人でも「希望条件」や「経歴」「価値観」などに合った求人を紹介してもらえるので、転職を検討している第二新卒の方は、ぜひ相談してみてください。
対応職種 | SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)、機械/電気・電子/素材等、営業職、医療系専門職、コンサルタント/監査法人/士業関連、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、経営/企画/管理/事務、販売/サービス、建築設計/土木/プラント/設備等 |
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対応業種 | IT/通信業界、インターネット/広告業界/ゲーム、メーカー/製造業、人材サービス、商社、金融機関/金融業界、コンサルティングファーム/監査法人・事務所、不動産/建設業界、小売/運輸・物流/飲食、サービス業、医療/介護サービス、教育・学校/エネルギー/その他業界 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | 対面、WEB |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
UZUZ|職歴に自信がない20代のサポートに強い
- 学歴や職歴に自信がない若者の就業サポートに強い
- 入社半年後の定着率は94.5%(※)
- 20代の若手を採用したい企業の求人を多数保有
「職歴に自信がない」「会社選びを失敗するのが怖い」といった第二新卒や既卒におすすなのがUZUZです。
UZUZは、第二新卒や既卒のサポートに特化して立ち上げた就活サービス。
すべてのキャリアアドバイザーが第二新卒や既卒を経験しているため、就活に悩んでいる求職者と同じ目線に立ってサポートをしてもらえるのが大きなメリットです。
またUZUZでは「内定がゴールではない就活サービス」の提供をモットーとしています。
その結果、長期就業につながるマッチングが実現しており、入社半年後の定着率は94.5%(※)と業界トップクラスの水準を誇っています。
職歴に自信がない方、転職サービスを使うのはハードルが高いと感じている方は、ぜひUZUZに相談してみてください。
※2022年時点
対応職種 | 情報処理・情報通信技術者、営業職、製造技術職、事務・マーケティングなど |
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対応業種 | ソフトウェア通信、サービス/インフラ、広告/マスコミ/ソフトウェア、商社/流通・小売・金融など、メーカー |
求人対応エリア | 関東、関西、東海、その他 |
面談方法 | 対面、WEB、電話 |
運営会社 | 株式会社UZUZ |
公式サイト | https://uzuz.jp/ |
ハタラクティブ|経歴が浅いのが不安な第二新卒者におすすめ
- 経歴が浅くても内定まで向き合ってもらえる
- 保有求人のうち7~8割が「未経験OK」(※1)
- キャリアアドバイザーとLINEでやり取りができるので気楽
ハタラクティブは、大手人材紹介会社レバレジーズが運営する就職・転職支援サービス。
「たいした経歴がないので転職できるか不安」と感じている第二新卒者におすすめです。
ハタラクティブは、「初めて就職するフリーターや既卒」「未経験業界への転職を希望している第二新卒」などを対象とした転職エージェントだからです。
ポテンシャルを重視した若手の採用に積極的な企業の求人がほとんどで、求人の7~8割は「未経験OK」。
またハタラクティブでは、各企業に合わせた履歴書添削や面接対策をしてくれるため、書類通過率96%以上、内定率80%以上を実現しています。(※2)
ただ求人数は大手転職エージェントと比べると劣るので、大手または他の若者向け転職エージェントと併用して転職活動を進めることをおすすめします。
(※1)2024年3月時点
(※2)2022年2月~4月時点の面接実施した求職者のうち、内定が出た求職者の割合
対応職種 | 営業、販売・サービス、事務・アシスタント、不動産・建築、IT・機械、医療・福祉、物流、工場・製造、企画・管理、教育、クリエイティブ |
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対応業種 | サービス業、不動産・建設業、IT・通信業、流通・小売業、メーカー/製造業、教育、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | 対面、WEB、電話 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
就職カレッジ|書類選考になかなか通らない人におすすめ
- 書類選考なしで最大20社と面接可能
- 「独自の就活研修」により就職成功率が上がる
- フリーターの就職支援歴18年以上(※)で「職歴に自信がない人」も安心
「転職活動をしても書類選考をなかなか通過できない」という人には就職カレッジがおすすめ。
就職カレッジでは独自の「無料就職講座」を実施しており、講座を受講した人は、一度に最大20社の企業と履歴書不要で会える「面接会」に参加できるからです。
参加企業は就職カレッジが設けた審査基準をクリアした優良企業なので、ブラック企業にあたってしまう可能性は限りなく低いと言えます。
また、「無料就職講座」では社会人のビジネスマナーから履歴書の書き方、面接対策の方法まで幅広いカリキュラムを無料で学べるため、自信をもって転職活動をすすめられるようになりますよ。
※公式サイトより(2024年3月時点)
対応職種 | 非公開 |
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対応業種 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | WEB |
運営会社 | 株式会社ジェイック |
公式サイト | https://www.jaic-college.jp/ |
キャリアスタート|前職年収300万円以下からの転職におすすめ
- 20代の第二新卒・既卒におすすめ
- 83%(※)が転職直後の年収アップを実現
- ZOOMや電話で転職相談ができる
キャリアスタートは、新卒・第二新卒・フリーターなど20代のサポートに特化した転職エージェント。
前職の年収が300万円以下の若手にとくにおすすめです。
キャリアスタートは、前職年収300万円以下の人のうち、年収300万円以上の転職を実現した人がおよそ83%(※)にものぼっているからです。
またキャリアスタートは単なる職業紹介にとどまらず、求職者のキャリア形成までサポートしてくれるのが特徴。
「働くことの意味」や「会社の選び方」まで丁寧にコンサルティングしてくれるので、「自分にはどんな仕事が向いているか分からない」と悩んでいる若者にもおすすめです。
求人数はやや少なめなので、大手転職エージェントと併用すると良いでしょう。
前職年収300万円以下の方のうち、年収300万円以上の転職を実現した方の割合(2020年4月1日~2021年3月31日)
対応職種 | 非公開 |
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対応業種 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | 対面、電話 |
運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
公式サイト | https://careerstart.co.jp/ |
DYM就職|超早期退職でもチャレンジできる求人が充実
- 職歴ゼロの人への就職・転職支援実績も豊富
- 経験が少ない人でも安心な「研修が充実した求人」も多数
- 営業・販売・マーケティングなど扱う職種の幅が広い
「就職したものの数ヶ月で退職してしまった」という人におすすめなのがDYM就職。
DYM就職は、第二新卒はもちろん、フリーターやニートなど「職歴ゼロ」の人の就職・転職支援実績が数多くあるからです。
就職後すぐに退職し、職歴ほぼゼロの第二新卒であっても、新たな就業先が見つかる可能性は高いでしょう。
扱う職種も、営業・販売・マーケティング・エンジニアなど幅広いので、「ほかの第二新卒・既卒向けの転職エージェントでは、仕事の選択肢があまりなかった」という人も利用してみる価値があります。
ただ全体としては、就業経験の少ない人向けの求人が中心なため、キャリアアップ転職を目指す人には物足りないかもしれません。
対応職種 | 商品開発、人事・労務・総務、貿易事務、営業、SE、プログラマー、機械・電機・電子機械設計、建築・土木技術者、講師・インストラクター、介護・社会福祉士、財務、販売、教師、保育士、一般事務、広報など |
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対応業種 | メーカー、IT・情報通信、医療・製薬・福祉、コンサルティング、商社、マスコミ・広告・出版、運輸・交通・物流・倉庫、インフラ・エネルギー、百貨店・小売、金融、建設・不動産・住宅、サービス |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | 対面、WEB |
運営会社 | 株式会社DYM |
公式サイト | https://www.dshu.jp/ |
キャリアパーク!For20’s|丁寧な面談が好評!就活の仕方も徹底指導してくれる
※「キャリアパーク就職エージェント」は新卒向けだったので、「キャリアパーク!For20’s」について書いています。
- 年間1,000人以上に面談を行うアドバイザーがサポート
- 企業風土や働く人の様子などリアルな情報も教えてもらえる
- 第二新卒・既卒向けコンテンツが充実
「新卒のときは特別な対策も取らずに内定をもらったので、就活の仕方がわからない」という方には、キャリアパーク!For20’sがおすすめです。
年間1,000人以上に面談を行っている専任エージェントが、自己分析のやり方から履歴書の作成方法、面談対策まで、就活のやり方を丁寧に教えてくれるからです。
キャリアパーク!For20’sで紹介している求人は、すべて現地で取材を行った求人であることも特徴。
企業風土やその企業で働く先輩社員の様子など、ネットや口コミサイトではわからない情報を事前に教えてもらえるので、ミスマッチのない仕事選びができます。
主な対象エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡となりますので、左記エリアに転職希望の方は、ぜひ登録してみてください。
対応職種 | 非公開 |
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対応業種 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | 新宿フロントタワー、Web面談も対応中 |
運営会社 | ポート株式会社 |
公式サイト | https://careerpark-agent.jp/ |
いい就職ドットコム|第二新卒だから採用したい!という企業の求人が多数
- 第二新卒・既卒を積極的に採用したい企業の掲載数が5,000社以上(※)
- 商社・メーカー・広告など幅広い業界の求人を保有
- 非正規雇用の求人はなし
「新卒での就職はうまくいかなかったけど、次こそはやりがいをもって働きたい」そんな第二新卒の方には、いい就職ドットコムがピッタリです。
いい就職ドットコムには、「若者をしっかり育てていきたい」と考える、第二新卒の採用に積極的な企業の求人を多数保有しているからです。
「離職率の高い業界」「社会保険が完備されていな会社」など、いい就職ドットコムの方針から外れる企業の求人は掲載していないのもポイント。
そのため、「よくわからない企業」や「ブラック企業」に当たってしまう可能性が限りなく少ないです。
職種・業界研究セミナー、模擬面接、就職活動マナー講座など、充実した支援サポートも完全無料。
また、趣味や特技などを登録しておくと興味をもってくれた企業からオファーが届き、書類審査なしで面談ができるマッチングサービス「アッテミオファー」も人気。
他のエージェントにはない独自のサポートも充実しているので、第二新卒の方はぜひ利用してみてください。
※2018年5月時点
対応職種 | 営業系、SE・IT系、経理系、総務系、人事系、販売・接客系、企画・マーケティング系、一般事務系、秘書・アシスタント系、設計・開発系、編集・クリエイター系、その他職種 |
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対応業種 | 大手・上場企業、マスコミ関連、急成長IT |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | WEB、電話 |
運営会社 | ブラッシュアップ・ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://iishuusyoku.com/ |
えーかおキャリア|熱意のあるアドバイザーの親身なサポートが好評
- 職歴の浅い20代若手に特化している
- 東京・大阪で就活したい人におすすめ
- 熱意のあるアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれる
えーかおキャリアは2018年設立した比較的新しい転職エージェント。
早期離職をした「第二新卒」やアルバイト経験しかない「既卒」など、20代の若手転職に特化しています。
えーかおキャリアは、担当者に熱心なサポートをしてほしい方におすすめ。
2018年に設立したばかりのベンチャー系転職エージェントなので熱意のあるアドバイザーが多く、不安だらけの転職活動を親身になって並走してくれるからです。
公式サイトにはキャリアアドバイザーの自己紹介が掲載されており、サポートしてほしいアドバイザーを指定して面談を申し込むこともできます。
現時点での主要対応エリアは東京と大阪なので、左記エリアで就職・転職を希望している20代の方はぜひ活用してみてください。
対応職種 | 非公開 |
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対応業種 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | 対面、WEB、電話 |
運営会社 | 株式会社For A-career |
公式サイト | https://e-kao.co.jp/ |
第二新卒エージェントneo|キャリア相談から面接対策まで転職活動を丁寧にサポート
- 職務経験なしからの就職・転職支援実績10,000人以上(※)
- 面接のフィードバックがあるので自身をアップデートできる
- 社員を大事にしてくれる優良企業の求人多数
第二新卒エージェントneoはその名の通り、第二新卒の転職支援を得意とする転職エージェント。
第二新卒のなかでもとくに、「じっくりキャリア相談をしたい」「丁寧な対応をしてくれるエージェント」の利用を考えている方におすすめ。
キャリアプランニングから履歴書・職務経歴書添削、適性に合った仕事の紹介まで、一人あたり平均8時間もの時間をかけて、転職活動をトータルサポートしてくれます。
職歴の浅い第二新卒の方には、「自分のアピールポイントがわからない」「志望動機をうまく伝えられない」など面接に苦手意識をもっている人も少なくないでしょう。
第二新卒エージェントでは、各企業に合わせた実践に近いカタチの模擬面接を受けられて、また面接を受けるごとにフィードバックをもらえるため、自信をもって面接にのぞめるようになります。
転職活動を丁寧にサポートしてほしいという方は、ぜひ利用してみてください。
※2024年3月時点
対応職種 | 営業系総合職、事務系総合職、営業(新規・法人中心)、営業(新規・個人中心)、営業(ルート・法人中心)、営業(ルート・個人中心)、技術営業/システム営業、人事、経理広報、宣伝企画営業事務一般事務、店舗運営販売スタッフ、サービス、編集、制作、デザイン教師、インストラクターコンサルタントマーケティング、プログラマー、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、カスタマーエンジニア、保守/運用社内システム、施工管理研究、品質管理設計エンジニア、サービスエンジニア、生産管理エンジニア、開発製造フィールドエンジニア、プラントエンジニア生産技術 |
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対応業種 | 物流、運輸、倉庫、物流運輸倉庫、賃貸、管理、投資、機械、素材、半導体・電子部品、化学・薬品、食品、アパレル・繊維、医療、携帯、スーパー・コンビニ・ホームセンター・ドラッグストア、銀行・労金・信金・信組、生命保険・損害保険、証券・投資関連、システム、WEB、ネットワーク、マスコミ広告出版印刷、人材コンサルタント、シンクタンクアウトソーシング、カラオケアミューズメント、パチンコ、フィットネスクラブ、その他、レストラン・フードサービス(居酒屋)レストラン・フードサービス(居酒屋 以外)レストラン・フードサービス(その他)、医療福祉、ブライダル葬儀、コールセンター(テレアポ)コールセンター(テレオペ)、美容(エステ含む)化粧品ジュエリー、土木建築、不動産、金融 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
面談方法 | WEB、電話 |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
公式サイト | https://www.daini-agent.jp/ |
Me+転職|オンライン面談を希望する人におすすめ
- エージェントとの面談はオンラインでOK
- 年間4,000人の転職実績(※)あり
- ブラック企業でないことを確認のうえで紹介してくれる
「転職エージェントを利用してみたいけど面談に行くのが面倒」という方には、Me+転職がおすすめ。
Me+転職は東京・大阪・名古屋に拠点をもっていますが、面談は無料オンラインミーティングツールのZoomで行っているからです。
年間4,000人の転職実績(※)があり、「20代のうちに手に職をつけたい」「未経験の仕事に挑戦したい」という方のサポートを得意としています。
就業先の選定からPRポイントのブラッシュアップ、面接対策まで、マンツーマンで丁寧にサポートしてくれますよ。
「寮完備」「送迎付き」「面接1回で内定が出るスピード選考企業」など多様な求人を保有しているので、いろいろな求人を見てみたいという人は利用してみてください。
※公式サイトより(2024年3月時点)
対応職種 | 非公開 |
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対応業種 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
面談方法 | WEB |
運営会社 | JHR株式会社 |
公式サイト | https://me-tas.j-h-r.com/ |
自分にあった第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを絞り込む際のポイント
第二新卒にとって転職エージェント&転職サイトを選ぶ際、実際に利用するサービスを決めきれずに迷っている人もいるのではないでしょうか。
エミリス編集部が調べた結果、自分にあった転職エージェント&転職サイトを絞り込む際に気をつけるべきポイントは以下の5つです。
- 自分の希望する条件の求人数が多い
- 第二新卒の転職支援実績が豊富
- 非公開求人・独占求人の取り扱い
- 口コミや評判を調べる
- キャリアアドバイザーと相性の良し悪し
詳しい理由について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
自分の希望する条件の求人数が多く含まれているか確認する
まずは、自分の希望する条件の求人が多い転職エージェント&転職サイトを見つけましょう。
「勤務したい地域」「希望の業種・職種」などのほかに、「第二新卒歓迎」「未経験OK」などの求人を多数扱っている転職サイトやエージェントのほうが利用しやすいです。
また「IT業界希望」「介護業界希望」など、希望する業種によっては、特化型の転職エージェント&転職サイトのほうが求人を多数扱っています。
たとえば、IT業界希望なら「マイナビIT AGENT」、介護業界希望なら「介護ワーカー」を利用するといった感じですね。
まずは自分の希望する求人がどれくらいあるのかを検索してみてください。
ただし、求人を公開していない転職エージェントも多いため、公式サイトで確認してみてください。
求人を公開している(求人検索できる)転職エージェントは次の通りです。
転職エージェント名 | 公開求人数(件) |
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マイナビAGENT | 56,448 |
いい就職ドットコム | 10,706 |
ハタラクティブ | 3,701 |
調査日:2024年3月19日
今回この記事で紹介している転職エージェント&転職サイトは第二新卒の転職を得意としているので、気になるサービスがあったら話を聞いてみてはいかがでしょうか。
第二新卒の転職支援実績があるサービスなのかを確かめる
第二新卒の転職支援実績が豊富なサービスなのかを確認しましょう。
第二新卒の転職では、スキルや経験よりもポテンシャルを重視している企業も多く、第二新卒の特徴に合わせたサポートにも精通。
応募する企業に合わせた応募書類の添削や面接対策を行ってくれますよ。
今回紹介している転職エージェント&転職サイトの公式サイトで紹介されていた「転職支援実績」をまとめてみました。
転職エージェント名 | 転職支援実績 |
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UZUZ |
就業サポート人数 110,795名 ※2022年度までの実績 |
ハタラクティブ |
就職成功率 80.4% ※2022年2月~2022年4月時点の面接実施した求職者数の内、内定が出た求職者の割合 |
就職カレッジ |
就職支援実績 33,166名 ※2005/5/1~2023/4/30の弊社主催の面接会参加人数 |
キャリアスタート |
内定率 86% ※「キャリアスタート」公式サイトより(2024年3月時点) |
いい就職ドットコム |
正社員に就職した人数 10,000名以上 ※「いい就職ドットコム」公式サイトより(2024年3月時点) |
第二新卒エージェントneo |
転職支援実績 22,500人突破 ※「第二新卒エージェントneo」公式サイトより(2024年3月時点) |
Me+転職 |
年間4,000名の就職成功実績 ※「Me+就職」公式サイトより(2024年3月時点) |
調査日2024年3月20日
また、マイナビAGENTでは第二新卒の転職成功事例(利用者の声)を掲載しています。
さまざまな事例があるので、読めば転職活動の参考になるのではないでしょうか。
非公開求人・独占求人の有無をチェックする
非公開求人や独占求人は、公開すると応募が殺到するような人気企業の求人や好条件の求人が多く、サービス登録後に確認できるようになります。
転職エージェント&転職サイトを選ぶ際には、非公開求人や独占求人の有無をチェックしましょう。
今までに「これ」といった求人が見つからなかった人でも、お宝求人に出会えるかもしれません。
ただし、「なんとなく良さそう」といった漠然とした理由で非公開求人を紹介してもらうのは避けたいです。
非公開求人は、企業側も採用したい人物像がはっきりしているため、次のような特徴があります。
- キャリアプランがしっかりとしている人向き
- 経験やスキルなど、採用のハードルが高め
- 採用を急いでいることも多いため余裕をもって転職活動ができない
第二新卒にとっては厳しい条件の印象を受けますが、当記事で紹介している転職エージェント&転職サイトは、非公開求人を多数保有しているサービスも多く含まれています。
たとえば「マイナビAGENT」では、公式サイトで実際の非公開求人数も確認できます。
公式サイトで求人情報を公開していない転職エージェントや転職サイトは、いわばすべてが「非公開求人」と考えておきましょう。
非公開求人について詳しく知りたい人は、UZUZが運営している転職サイト「第二の就活」内の「非公開求人とは?応募するメリット・デメリットや企業が非公開にする理由」を参考にしてください。
気になったサービスの口コミや評判を調べる
転職エージェント&転職サイトを利用する前には、気になっているサービスの口コミや評判を調べてみましょう。
公式サイトには、利用するメリットばかりを記載していることがほとんど。
もちろんメリットも大切ですが、どちらかというとデメリットや悪い評価を見たほうが参考になったりします。
また「オリコン満足度調査」など、第三者の評価も参考になります。
たとえば、マイナビAGENTは2024年の「オリコン満足度®調査」で1位を獲得していることが公式サイトに掲載されていますよ。
20代の若い世代である第二新卒と40代の社会人経験豊富な転職希望者を比べてみたときに、どちらのほうが「見る目がある」といえるでしょうか。
一概には言えないものの、やはり年を重ねている40代のほうが、客観的かつ厳しい目で物事を見られることが多いのではと思います。
そんな第二新卒にとって、口コミや客観的な評価は転職エージェント&転職サイトを選ぶうえで大きな参考になりますよ。
そこで、当記事で紹介している転職エージェント&転職サイトのGoogle口コミ評価を調べてみました。
転職エージェント名 | Google口コミ評価 |
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マイナビAGENT | ★3.2(口コミ数106) |
UZUZ | ★4.4(口コミ数391) |
ハタラクティブ | ★4.1(口コミ数241) |
就職カレッジ | ‐ |
えーかおキャリア | ★4.8(口コミ数325) |
キャリアスタート | ★4.3(口コミ数352) |
DYM就職 | ‐ |
キャリアパーク!For20’s | ‐ |
いい就職ドットコム | ★4.7(口コミ数140) |
第二新卒エージェントneo | ★4.4(口コミ数77) |
Me+転職 | ‐ |
※調査日2024年3月21日
口コミ内容も読めるので、登録する際の参考にしてください。
キャリアアドバイザーとの相性の良し悪しを見極める
転職エージェントを利用する上で、担当者との相性はとても大切。
転職エージェント&転職サイトを利用する際には、担当のキャリアアドバイザーとの相性の良し悪しを見極めていきましょう。
担当者と相性が合わず、転職活動が思ったように進められずに困るケースも少なくありません。
単純に「合わない」こともあると思いますが、次のようなキャリアアドバイザーだった場合は、担当者変更も検討してみましょう。
- 希望条件に合わない求人ばかりすすめられる
- 具体的なアドバイスをしてくれない
- こちらの意見を聞いてくれず、自分の意見をごり押ししてくる
- 連絡が遅い
- 上から目線で話してくる
- サポートが不十分
第二新卒には、次のような強みがあります。
- 基本的なビジネスマナーがある
- 新卒よりも即戦力として働ける
- 新しい職場への対応能力が高い
- ポテンシャルが高い
また、転職相談者のこれまでの経験や表彰実績など、独自の強みもあることでしょう。
あなたのアピールポイントを活かして、企業へうまくアプローチしてくれる転職エージェントやキャリアアドバイザーを選んでみてください。
たとえば、「UZUZ」は、キャリアアドバイザー自身が第二新卒や既卒からの転職を経験しているため、求職者に寄り添ったサポートが期待できます。
また「キャリアパーク!For20’s」は、マンツーマンでじっくり面談をしてくれるので、相性がわかりやすいのではないでしょうか。
第二新卒向けおすすめ転職エージェント&転職サイトを条件別にピックアップ
第二新卒の転職といっても、人それぞれで状況や条件も異なるでしょう。
エミリス編集部では、次の希望条件別におすすめ転職エージェント&転職サイトをピックアップしてみました。
上記内容に当てはまる人は、選ぶ際の参考にしてみてください。
女性におすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト3社
「女性の活躍が難しそう」「出産・育児を考えたときに、今の職場だとキャリア形成が難しい」などの理由で、転職を考える第二新卒女性もいるのではないでしょうか。
そんな第二新卒女性におすすめの転職エージェント&転職サイトは次の3社です。
それぞれのおすすめ理由や特徴を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
登録ユーザーのうち20代・30代が全体の約80%(※)を占めており、「第二新卒OK」の求人も多数そろっています。
「産育休活用有」「女性管理職在籍」「育児と両立しやすい」など、女性の仕事探しにおいて押さえておきたい条件での求人検索も可能です。
求人に直接応募でき、女性に役立つコンテンツも充実しているので、転職エージェントと併せて活用するといいでしょう。
※「女の転職type」公式サイトより(2024年3月時点)
20代女性を応援するサイトとして、女性が長く働ける企業の求人を掲載しています。
対象が20代なので、第二新卒歓迎の求人も充実。
Re就活でしか扱わない求人も掲載されているので、自分の希望や適性に合う求人が見つからないという第二新卒女性もぜひチェックしてみてください。
第二新卒や若手ハイキャリアをターゲットにしている転職エージェントの取引もあるため、「第二新卒×女性」に強いエージェントと出会える可能性も高いでしょう。
転職エージェントを使ってみたものの良い担当者と出会えなかったり、相性の見極め方がわからなくて利用を迷っていたりする人は、ぜひ活用してみてください。
※「転職エージェントナビ」公式サイトより(2024年3月時点)
女性向け転職サイトは1社以上押さえておくといいでしょう。
未経験の職種・業界への挑戦におすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト3社
「今の仕事が合わない」「本来希望していた職種を諦めきれない」など、未経験の職種・業界へ挑戦してみたいなら、次の3社がおすすめです。
各社のおすすめ理由や特徴を紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
全体の約8割(※)が「未経験OK」の求人なので、第二新卒の異職種・異業種転職にも使えます。
実際に、第二新卒者の未経験業界への転職支援実績もあり、キャリアアドバイザーが希望の業界や職種に合った対策なども徹底サポート。
「自分に合った仕事がわからない」といった悩みにものってもらえるので、未経験職種や業界への転職が不安な人も相談してみるといいでしょう。
※「ハタラクティブ」公式サイトより(2024年3月時点)
研修が充実した求人も多数保有しており、第二新卒から未経験の職種や業界への転職も目指しやすいです。
幅広い職種・業界に対応しているDYM就職なので、エージェントが準備から情報収集、企業の選定までしっかりサポートしてくれますよ。
入社後のフォローもあるため、転職したものの悩みや不安が生じたときに相談できるのは心強いでしょう。
「職種未経験OK」の求人も保有しており、あたらしい仕事に挑戦する第二新卒向けのサポートも充実させています。
未経験から始められる正社員の求人に強いため、未経験転職でも正社員という働き方は譲れないという人にもおすすめ。
未経験転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているので、ぜひサポートしてもらってください。
いずれも若手・未経験者に強い転職エージェントなので、押さえておくといいでしょう。
キャリアアップ・年収アップ転職におすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト3社
キャリアアップや年収アップを希望しているなら、次の3社がおすすめ。
各社のおすすめ理由や特徴を紹介していくので参考にしてみてください。
大手企業や有名企業との取引があり、若手向けの高待遇の求人を多数保有しているからです。
具体的には、年収300万円以下の人が、転職によって年収300万円以上の転職を実現しています。
「思っていたより収入が増えない」「もう少し年収をアップしたい」という人は、キャリアスタートを活用してみてはいかがでしょうか。
※2020年4月1日~2022年3月31日までの期間で、前職年収300万円以下の方を対象に、理論年収300万円以上の転職を実現した方の割合
若手ハイエンド向けの転職サービスで、高年収を目指せるコンサル業界や大手IT業界、外資系企業などへの転職支援に強みをもっています。
長期的なキャリア戦略も一緒に考えてくれるので、望むキャリアやポジションがある第二新卒者は、ぜひASSIGNに相談してみてください。
キャリアアップに必要なことや、キャリアプランの描き方などのアドバイスも的確で、理想のキャリアを築ける転職先も紹介してもらえるでしょう。
「何でも相談できる!」をモットーに、転職希望者に寄り添ったサポートを実施しているので、「第二新卒でキャリアアップや年収アップは、まだ早いのではないか」と転職に踏み切れない人も、ぜひ一度相談してみてください。
スキルや経歴に自信のある第二新卒には、「ASSIGN」のスカウトサービスもおすすめです。
UIターンにおすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト2社
近年、UIターン転職を希望する若い世代も増えてきています。
第二新卒の転職で、「地元に戻りたい」「地方で働きたい」と希望する人は次の2社を活用してみてはいかがでしょうか。
それぞれのおすすめ理由や特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
各エリアの第二新卒転職に精通したキャリアアドバイザーは、地方企業や周辺地域のリアルな情報も保有しており、Uターン・Iターン転職に重要な情報を提供してもらうことも可能です。
「関西エリア」「東海エリア」「九州エリア」の特設サイトも用意されているので、該当エリアへのUターン・Iターン転職を希望するなら、ぜひ活用してみてください。
地元企業と強いつながりがあり、地方の優良企業の求人を豊富に扱っています。
地方では若手の人材不足もあって、第二新卒を歓迎している企業も多い傾向に。
ヒューレックスでは地域に詳しい専任コンサルタントが地域性なども踏まえて、転職を徹底サポートしてくれます。
希望はもちろん、社風や企業文化などにも配慮した求人紹介が受けられますし、全国各地の求人を取り扱っているので、第二新卒のUターン・Iターン転職を目指すならぜひ押さえておいてください。
地方特化型の転職エージェントは多くないので、U・Iターン転職に「ヒューレックス」は外せないでしょう。
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを業界・職種別におすすめピックアップ
第二新卒向けに以下の業界・職種別おすすめ転職エージェント&転職サイトをピックアップしてみました。
上記内容に該当する人は、選ぶ際の参考材料にしてみてください。
IT業界・エンジニアにおすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト2社
IT業界・エンジニアへの転職を希望するなら次の2社がおすすめ。
それぞれのおすすめ理由や特徴について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「ウズウズカレッジ」というITエンジニアになるためのスクール運営も行っており、未経験からIT分野の学習を始められます。
面談に時間をかけ、オーダーメイド型の就業サポートを実施してくれるため、IT業界やIT職種についても丁寧に解説を踏まえた上で紹介してもらえるでしょう。
未経験からITエンジニアを目指したい人や、IT業界について詳しく知りたい人は、ぜひUZUZを活用してください。
社内研修や勉強会のある企業の求人もあるので、学べる職場環境を求めている人にもおすすめです。
ちなみにGeekly(ギークリー)で未経験からエンジニアに転職した人の年齢層で一番多かったのは、20代で55%でした。(※)
すでにIT業界の経験がある人はもちろん、IT業界やIT職の経験がない人への支援実績もあるため、幅広い第二新卒が活用できるでしょう。
※参照:Geekly(ギークリー)公式サイト「Geekly(ギークリー)で未経験からエンジニアに転職した事例を紹介」
未経験から目指すなら「UZUZ」、スキルや経験がある人は「Geekly(ギークリー)」が使えるでしょう。
事務職におすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト2社
事務職を希望するなら、次の2社がおすすめです。
それぞれのおすすめ理由&特徴を紹介するので参考にしてください。
未経験者への転職支援に強みをもつ若年層向けサービスなので、未経験から始められる事務職が充実しています。
履歴書の添削や面接対策などのマンツーマンサポートで、第二新卒でも自信をもって、競争率の高い事務職への転職を目指せるでしょう。
公式サイト上には、第二新卒から事務職に転職した人の経験談も掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
※2021年12月時点
採用職種の22%(※)が事務となっており、事務職の転職支援実績も十分にあります。
事務職は競争率も高いため、「いつも書類で落とされてばかり」という人も多いのではないでしょうか。
就職Shopなら経験・資格などを見る書類選考なしで面接へ進めます。
未経験者が対象の求人ばかりなので、事務職に挑戦したい第二新卒の人は押さえておくといいでしょう。
※2021年度(2021年4月~2022年3月)採用決定企業
事務職は人気職種のひとつでもあるので、上記2社どちらにも登録することをおすすめします。
大手企業におすすめ|第二新卒向け転職エージェント&転職サイト3社
「とにかく大手企業がいい」「就活時に希望していた大手企業が諦められない」などの理由で大手企業を希望する第二新卒もいるのではないでしょうか。
大手企業への転職を目指すなら、次の3社を押さえておくといいでしょう。
各社のおすすめ理由や特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
20代の転職にも強いので、優秀な第二新卒の採用に積極的な大手企業からの求人も集まりやすい傾向に。
公式サイト上には取引企業が掲載されており、幅広い業界のお手企業が名を連ねているので、ぜひ一度チェックしてみてください。
公開求人に希望に合う大手企業の求人がなくても、マイナビAGENTは非公開求人も保有しているので、希望企業を伝えてみるのもいいでしょう。
大手企業での経験があるコンサルタントも在籍しており、内部事情やどのような人材が求められているかの情報提供にも期待できるでしょう。
大手への転職で理想のキャリア形成を叶えたいなら、ぜひキャリアスタートに相談してみてください。
※2024年3月時点
紹介求人の質が高く、取り扱い求人の中には大手企業ももちろんあります。
プロのキャリアアドバイザーによる面談で、市場価値や強みを明確にし、大手企業の選考に通過できるよう徹底サポートしてもらえます。
さまざまな業界の大手企業求人があるので、ぜひ一度相談してみてください。
目当ての大手企業がある場合は、希望企業と取引があるか確認して選ぶといいでしょう。
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを利用すべき3つの理由
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを利用すべき3つの理由があります。
それぞれの理由について詳しく解説していくので、チェックしてみてください。
自分の得意・不得意な仕事やスキルを客観視できる
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを利用すると、自分の得意・不得意な仕事やスキルを客観視できます。
コンサルタントとの面談やヒアリングを通じて、仕事に対しての価値観がイメージできたりキャリアの棚卸ができたりします。
主なヒアリング内容は次の通りです。
- 今までの経歴・職歴
- 希望する条件
- 転職理由
- 今後のキャリアプラン
具体例を挙げると、「前職は事務をやっていたけれど、人が喜んでいる姿を見るのも好きなのでサービス業に向いている」など、自分では思ってもいなかったような強みが見つかるケースも少なくありません。
また「今後のキャリアプランについて考える」といっても、何からはじめたらいいかわからない第二新卒の人もいるのではないでしょうか。
思い描いているキャリアプランは個人差が出てきます。
- しっかり働いて、数年後にはリーダー的存在になりたい
- 仕事とプライベートを両立させられる働き方がしたい
コンサルタントとヒアリングしているうちに、自分の希望するキャリアプランが具体的に見えてくるのではないでしょうか。
たとえば、「UZUZ」は、面談や書類添削など、平均12時間以上のサポートを行っているため、自分の得意・不得意を客観的に把握してもらえやすいでしょう。
また、20代専門の転職サイト「Re就活」には無料でできる適職診断テストがあります。
利用前の登録は必要となりますが、上記のようなサービスの活用もおすすめです。
サポートを受けることで転職活動に対しての不安が減る
2つ目のメリットとして、転職エージェントで受けられるサポートを通じて、あなたが転職活動に対して感じているさまざまな不安点や疑問点を解消できる点が挙げられるでしょう。
以下、一例となります。
- 履歴書や職務経歴書など応募書類の添削
- それぞれの企業に合わせた面接対策
- 面接や入社日などのスケジュール調整
- 給与・待遇などの条件交渉
- 応募先の内部情報などを教えてくれる
- 転職に関する悩みや疑問を相談できる
上記の中でも、履歴書や職務経歴書の添削サポートは助かる人も多いのではないでしょうか。
書類の書き方はもちろんですが、誤字脱字の修正や内容をチェックしてもらえるため、「職務経歴書はこんな感じでいいのか?」という不安が減って、自信をもって応募できるのはないでしょうか。
さらには悪気なく使用していた単語や文章の中で、「使い方が間違っている」「失礼な言い回しだった」といったNG文言を防ぐ点でも役立つことでしょう。
また、第二新卒向けの転職エージェントを利用することで、面接でよく質問される内容や受け答え方に対して、具体的なアドバイスを期待できます。
ちなみに企業側が第二新卒者を採用する際には、次のような点を見ている傾向が強いので覚えておきましょう。
- やる気・熱意があるか
- 柔軟性はあるか
- 企業の方針や社風があっているか
面接が苦手な人や緊張しやすい人もいるでしょうが、面接に同行してくれる転職エージェントもあるので、不安な方はぜひ活用してみてください。
非公開求人や独占求人の利用でライバルの少ない求人に応募ができる
第二新卒者は、社会人経験の少なさからスキルや経験をアピールして、他のライバルよりも優位性を持つことは難しいと考えられます。
そのため、希望する企業に応募するライバルが少ないには越したことはありません。
非公開求人や独占求人を使うことでライバルの少ない求人に応募できる点は、転職エージェントや転職サイトへ登録すべき理由のひとつといえます。
非公開求人は一般に公開されていない求人のため、自力で転職活動をしている人が応募するのは難しいです。
とくに独占求人の場合は、特定の転職エージェントだけ扱っている求人なことからも、ライバルとなる応募者が少ないと考えられます。
非公開求人や独占求人はサービス登録後でしか紹介してもらえませんが、条件のいい求人も多いことからも、登録する価値は高いといえるでしょう。
第二新卒向け転職エージェント&転職サイト利用時に考えられる3つのリスクとアドバイス
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを利用するうえで、リスク面を気にする方も多いのではないでしょうか。
そこで考えられるリスクを3つ挙げてみました。
上記の詳しい理由と、リスクを抑えるためのアドバイスもしているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分よりも年上の担当者へ意見しにくいと感じる場合もある
転職エージェントに登録後、担当者と合わなくて転職活動が上手く進まないケースも少なくありません。
たとえば、担当者に希望条件を伝えていたにもきちんと伝わっていなくて、全く興味のない求人紹介を受けたりですね。
また担当者の中には、会社にとって利益の大きい求人、採用されやすい求人を優先するノルマ重視の人も残念ながらいます。
第二新卒者の場合、担当者のほうが自分よりも年上なケースも多く、内心では「違う」と感じながらも意見を言えない人も少なくありません。
繊細な人ほど、相手に気遣いの気持ちから遠慮しがちなので注意してください。
さらに初めて転職活動へ取り組む方の場合、自身では何が良くて何が悪いのかの判断をするのが難しく、余計に意見しにくいのではないでしょうか。
結論から言うと、相手が年上であったとしても、主導権を握らさないように意識しましょう。
業界内では、「グリップを握らせない」とよく例えられます。
少しでも違和感や疑問点が出た場合、遠慮せずに質問するようにしてください。
年齢も経験も上の担当者に心理的抵抗を覚えるかもしれませんが、何も意見をしないと、担当者も「あなたが本当には嫌だと思っている」ことに気づけません。
あなたがしっかりと意思表示したにもかかわらず、その後の対応も変わらなかったり満足いかないものであれば、担当者の変更をお願いするか、他の転職エージェントへの移行を検討してみてください。
当記事でも紹介している通り、第二新卒向け転職エージェントは数多く存在しているため、なにも1社だけに固執する必要はありません。
良い担当者の基準を掴むためにも、最初から2~3社に登録し、対応やサポート力などを比較してみるのもおすすめです。
何名もの担当者とコミュニケーションを取る中で、あなたが最も信頼できる人を選んでみてはいかがでしょうか。
タイパ重視の人には直接応募できないことが非効率に感じる場合もある
週間ダイヤモンドの記事でも取り上げられていますが、Z世代の人たちの中にはタイム・パフォーマンス(タイパ)重視の人が多いと言われています。
上記理由から、いまこの記事を見ている第二新卒の転職希望の方にも、タイパ重視の人は多いのではないでしょうか。
タイパ重視の人にとっては、企業へ直接応募できないことが非効率に思えてしまう場合もあります。
転職エージェントを利用すると、応募や企業への問い合わせなど、何をするのにも担当者を介さなくてはいけません。
応募したい企業の求人を見つけても、推薦できる人物か転職エージェント内で選考を行うのが一般的なため、求職者が思っているより応募までに時間がかかることもあります。
応募までに時間がかかってしまうことで、転職活動においてもタイパ重視の人は不満を感じやすいのではないでしょうか。
転職エージェントだけでなく、自分で直接応募ができる第二新卒向けの転職サイトも利用するといいでしょう。
転職サイトには、転職エージェントのようなサポート機能はないものの、自分のタイミングで転職活動をすすめられるメリットがあります。
気になる求人があればすぐ応募でき、企業とも直接のやり取りが可能です。
まずは転職サイトを利用してみて、サポートが必要だと感じたら転職エージェントを利用するという使い方をしてみるのもいいでしょう。
また、転職サイトと転職エージェントを併用する方法もあります。
「Re就職」や「マイナビ転職」は、第二新卒や20代若手向けの求人が多数掲載されている転職サイトなのでおすすめです。
若手ハイクラス人材には物足りない可能性もある
第二新卒者の中には、社会人経験が少なくてもすでに高度なスキルをもつ人や、専門的な知識・技術を習得していて、ハイクラスな転職先を考えている人もいるのではないでしょうか。
若手ハイクラス人材には、第二新卒向けの転職エージェント&転職サイトは物足りない可能性があることです。
「スキル」「経験」「資格」よりも、人柄や可能性といったポテンシャル採用の求人が中心だからです。
また第二新卒向け転職エージェントの場合、経験が浅い第二新卒のキャリア形成の描き方はアドバイスできても、ハイクラスのキャリア相談は的確に対応できない可能性もあります。
第二新卒向けの転職エージェント&転職サイトではなく、ハイクラスに特化したサービスを使うのがおすすめです。
ハイクラス特化の転職エージェント&転職サイトは、高度なスキルや経験があれば年齢は関係なく利用可能で、第二新卒であっても条件を満たしていれば、転職活動をサポートしてもらえます。
第二新卒のハイクラス転職なら、若手ハイエンド向けの「ASSIGN」や「AMBI」などを活用するといいでしょう。
また、転職を希望する業界・職種に特化した転職エージェント&転職サイトを利用するのもおすすめ。
たとえば、外資戦略コンサルティングファームを希望するなら、コンサル業界に強い転職エージェントにキャリア相談するのが近道です。
第二新卒でも、自身の市場価値や希望に合った転職エージェント&転職サイトを選ぶことで欠点を解消できるでしょう。
第二新卒向け転職エージェントを利用する際の手続き方法を詳しく解説
第二新卒向け転職エージェントを利用する際の手続き方法について、流れに沿って解説していきます。
以下、詳しく解説していくので参考にしてみてください。
利用したい転職エージェントが決まったら、公式サイトから登録を行います。
「名前」「電話番号」「メールアドレス」「年齢」「希望入社時期」など、入力する内容は簡単なので、登録は数分で完了するでしょう。
LINEでやり取りできるエージェントもあります。
「LINEのほうが連絡しやすい・気楽に相談できる」という人は、LINEに対応しているサービスを選ぶといいでしょう。
登録すると数日以内に担当アドバイザーから連絡がくるので、面談の予約を取ってください。
約束した日時に面談を行います。
面談では次のようなことが行われます。
- 自己紹介・サービスの流れを説明
- 求職者の強みや得意なことを見つける
- 今後のキャリアプランを考える
- 転職の希望条件を伝える
- 求人紹介を受ける
担当者は転職活動をサポートしてくれるいわば同志。
「新卒で入った会社をすぐに辞めてしまって恥ずかしい」「まだ20代前半なのに転職回数が多くて不安」といった人でも、ウソや誇張・謙遜などはせずに、本音を話すようにしましょう。
面談時間は平均60分~90分程度です。
面談が終わった後は、その場で求人の紹介をしてもらえるエージェントもあります。
求人紹介を受けた際は、「応募する・しない」に関係なく1週間程度を目安に返答するようにしましょう。
気に入った求人があったら応募しましょう。
応募手続きはエージェントを通して行うので、自分で直接応募しないようにしてください。
多くの転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書といった応募書類の添削を行っています。
添削を受けると書類通過率は上がることも多いため、ぜひ利用するようにしましょう。
書類審査が通ったら企業との面接にすすみます。
社会人経験が少ない第二新卒にとって「アピールできるほどの職歴がない」「スキルが足りないのでは」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
応募先企業の担当者もあなたが第二新卒であることはわかっており、立派な実績や高いスキルを求めているわけではありません。
採用担当者が第二新卒者に対して求めているのは、「仕事に対するやる気やポテンシャル」「人柄」「柔軟性」「最低限のビジネスマナーやスキル」などです。
転職エージェントは各企業に合わせた面接対策も行っているので、アドバイスを受けるようにしましょう。
なかでも、就職カレッジは、「無料就職講座」を開催しており、面接対策が無料で学べます。
また、ハタラクティブは、マンツーマンで面接対策をサポートしてくれるので、面接が苦手な人には利用しやすいでしょう。
無事に内定が出たら、「内定を受けるor受けない」の返答や「入社日の調整」などは、担当者が間に入って行ってくれます。
また、給与や待遇などの条件交渉も行ってくれるので、希望がある場合は担当者に伝えるようにしましょう。
現職の人は、円満に辞められるような退職のアドバイスや相談にものってもらえるので、悩みがある人は担当者に話してみましょう。
内定が決まった後も不安になりそうな人は、入社後もサポートしてもらえるDYM就職が利用しやすいでしょう。
わからない点などがあれば、各社公式サイト内の「お問い合わせフォーム」から相談してみましょう。
第二新卒向け転職エージェント&転職サイト以外を使って転職する方法3選
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを利用する以外の転職方法を3つ紹介します。
【1】ハローワークを利用する
第二新卒の転職では、ハローワークが利用可能です。
ハローワークでは「応募書類の作成支援」「面接の指導」「転職活動に関するセミナー」などを実施していて、無料で利用できます。
またハローワークには、卒業後3年以内の人向けに「新卒応援ハローワーク」があり、新卒者の就職支援を専門に行う担当者が相談に応じてくれます。
Uターン・Iターンなどの相談も可能です。
新卒応援ハローワークを利用したい場合、まず各新卒応援ハローワークに行き、登録を行ってください。
ハローワークにはテキスト代のみで職業訓練を受けられる制度があるので、スキルを身につけて転職したい人にもおすすめです。
【2】企業に直接応募する
企業に直接応募する方法もあります。
「採用コストをかけられない」「若手の潜在層にアプローチしたい」などの理由で、公式サイトやSNSで求人募集をしている企業もあるからです。
若手の採用活動ではSNS採用が注目されているので、SNS採用に積極的な企業は第二新卒の採用にも前向きだと考えられます。
また直接応募することで、「便利な転職エージェント・サイトではなく、わざわざ公式サイトやSNSをチェックした」ことがわかるので、熱意をアピールできるメリットも。
転職サイトや転職エージェントと併用していない企業の場合は、レスポンスなども比較的早く、スムーズに転職活動を進められると期待できます。
一般的な直接応募の手順は以下の通りです。
- SNSや公式サイトで気になる企業の採用情報を探す(メールや電話で、求人があるか確認する方法もあり)
- 採用情報をチェックし、履歴書・職務経歴書などの必要書類を準備する
- 指定された方法で応募書類を送付して応募
直接応募だと面接などの日程調整や条件交渉を自分で行う必要があるため、転職活動にかかる負荷が大きくなる可能性には注意しましょう。
【3】出身校の就職課に相談する
卒業間もない第二新卒ですと、出身校の就職課に相談できるケースもあります。
大学などの就職課・キャリアセンターの中には、既卒者や第二新卒のサポートも行っているところもあるからです。
また大学や専門学校には、一般には出回らないような求人がある可能性も。
第二新卒であれば、「もう卒業したから、相談するのは無理だろう」と思わず、一度就職担当の部署に連絡してみましょう。
親身になってくれる先生がいるなら、先生に相談してみる方法もあります。
第二新卒で転職するプラス面とマイナス面を調査
第二新卒で転職するプラス面とマイナス面を調査したので紹介します。
第二新卒で転職するプラス面
第二新卒で転職するプラス面は、主に以下の3点です。
- 比較的採用されやすい
- 未経験業種・職種への転職がしやすい
- 経験者としてのプレッシャーが少ない
比較的採用されやすい
第二新卒で転職すると、比較的採用されやすいというメリットがあります。
「第二新卒には一定の社会人経験があるため、基本的なビジネスマナーは身についている」と判断されるからです。
基本的なビジネスマナーとは、例えば「名刺交換」「言葉遣い」「基本的な電話対応」「メールのマナー」などですね。
また退職・転職は大きな決断ですので、「次の仕事に対する意欲が高い」と思ってもらえるメリットもあります。
4月を待たずに若手を採用したい企業が多いことも、第二新卒にとってはプラスになります。
「社会人経験が少なく、スキルがないから」と転職をためらっている人もいるかもしれませんが、若さや基本的なビジネスマナーが武器になることを知っておきましょう。
未経験業種・職種への転職がしやすい
未経験・異業種への転職が比較的しやすいのも、第二新卒で転職するプラス面と言えます。
第二新卒に明確な定義はありませんが、「おおむね卒業後3年程度の社会人」を指す言葉です。
前職での勤務期間が短く、業種・企業の慣習に染まりきっていないため、未経験の業種・職への対応がしやすいと考えられます。
しかも最低限のビジネスマナーはあるため、仕事に慣れるスピードは速いと期待されます。
「新卒でやりたい職種に就けなかった」「憧れの業種を諦めきれない」という人も、第二新卒として挑戦してみてはいかがでしょうか。
経験者としてのプレッシャーが少ない
経験者としてのプレッシャーが少ないのも、第二新卒で転職するプラス面です。
第二新卒は新卒ではないものの、社会人経験が少ないうえ、未経験職種に転職する人も多いため、即戦力して期待されることは少ないからです。
そのため教育体制がしっかりしている企業に入れば、「仕事が始まったあと、すぐに成果が求められる」「責任の重い仕事を任される」といったことは少ないと考えられます。
上記のことから、思い切って新しい環境に飛び込めるのが、第二新卒で転職するメリットだと言えるでしょう。
第二新卒で転職するマイナス面
第二新卒で転職するマイナス面は、主に以下の3点です。
- 短期離職として敬遠されることもある
- 経験者を求めている企業には採用されにくい
- 転職先の短所が目につきやすい
短期離職として敬遠されることもある
第二新卒の転職では、短期離職として敬遠されてしまう可能性もあります。
「転職しても、またすぐ辞めるのでは」と思われやすいからです。
第二新卒の採用や教育に費用をかけたのにすぐに退職されてしまっては損失になるため、企業は「すぐ辞めそうな人には内定を出ししたくない」と考えます。
そのため応募書類や面接では、転職理由や意欲を、今後のキャリアビジョンと整合させて説明する必要があります。
転職理由や志望動機を言語化するのが難しい場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
経験者を求めている企業には採用されにくい
第二新卒での転職では、経験者を求めている企業には採用されにくいというマイナス面があります。
「入社2~3年では経験不足」「即戦力にはならない」と判断されることも多いからです。
そのため「人手不足なので、即戦力として働ける人材が欲しい」と考えている企業に採用されるのは難しいでしょう。
「未経験OK」と書いてあっても、ライバルに経験者がいれば、経験の差で不利になると考えられます。
経験不足を埋めて経験者・即戦力として転職するためには、「しばらく現職にとどまってさらに経験を積む」という選択肢もあります。
転職先の短所が目につきやすい
第二新卒の転職では、転職後にも「転職先企業の短所が目につきやすい」というマイナス面があります。
一度社会人として企業などで働いているため、転職先と元の職場を比較できてしまうからです。
新卒であれば「会社ってこんなものなんだ」と受け入れられることでも、第二新卒だと違和感を抱くかもしれません。
「自分の希望をすべて満たしている、理想の企業」はほとんどないので、時間の経過とともに不満なところが目につくようになるでしょう。
「納得して転職を決めた企業でも、働き始めたら不満なところは出てくる」と覚悟しておく必要があります。
第二新卒で年収アップ転職を目指す際のコツ
第二新卒の時点で年収アップ転職を目指す際のコツについて紹介します。
コツ1.戦力として活躍できる企業を選ぶ
第二新卒が年収アップ転職を叶えるためには、まず即戦力として活躍できる企業を選ぶのがコツです。
未経験業種・職種への転職だと年収アップにつながらないケースが多いものの、即戦力になれるなら年収が上がる可能性もあるからですね。
つまり前職と同じ業種・職種など、前職で得たスキル・経験を活かせる企業に転職すると、年収アップの可能性が高まります。
転職活動自体も、経験者であれば有利に進めやすいでしょう。
即戦力になれることをアピールするためには、「前職で出した実績・成果」「特定業務の専門知識や実務経験」を具体的に伝えることが重要です。
コツ2.大手企業や給与水準が高い業種を選ぶ
大手企業や給与水準が高い業種への転職を狙うのも、年収アップ転職を叶えるためのコツです。
給与水準は、業種や企業によって差があるからですね。
給与水準が低い業界・企業ですと、転職後に昇進・昇給しても、年収が上がらないかもしれません。
一方で大企業は給与水準が高いですし、「金融」「メーカー」「総合商社」「IT」「建設・不動産」は収入が高い業種です。
大手企業でも第二新卒を募集していることはありますし、未経験業種でも第二新卒なら挑戦しやすい環境となっています。
未経験で収入アップを狙いたい場合は、大手など給与水準が高い企業を検討してみましょう。
コツ3.実力主義・成果主義の仕事を選ぶ
実力主義・成果主義の仕事を選ぶことでも、第二新卒での収入アップ転職を叶えやすくなります。
実力主義・成果主義の企業なら、転職後にスキルを磨いたり成果を出したりすることで、収入に反映されるからです。
「ベンチャー企業」「IT企業」「外資系企業」などは、経験年数や年齢よりも、実績や能力を評価する傾向があります。
また売上に応じてインセンティブがつく営業職なども、成果を出すことで収入を上げやすくなるでしょう。
ただし実力主義・成果主義の企業だと、結果を出せないときに収入が下がってしまう可能性もあることには注意が必要です。
コツ4.給与交渉する
転職にあたって給与交渉することも、第二新卒転職での年収アップのコツです。
転職活動では、新卒時の就職活動と違って給与の交渉ができます。
前職での経験から「企業に貢献できる人材だ」とアピールできれば、第二新卒でも給与交渉に応じてもらえる可能性はあります。
ただし第二新卒ではない経験者採用でも、給与交渉は難易度が高いのが現実です。
個人での交渉が難しいと感じる場合は、転職エージェント経由で交渉しましょう。
【Q&Aで疑問を解決】第二新卒向け転職エージェント&転職サイト利用時のよくある質問
第二新卒向け転職エージェント&転職サイトを利用する際によくある質問と回答を紹介します。
Q&A形式で解説しているので、疑問解決の足しにしてみてください。
- 新卒と第二新卒の転職活動の違いは何ですか?
- 第二新卒者は短くても社会人経験があるため、転職活動をする際には「職務経歴書」の作成が必要となります。
新卒入社と違い中途採用の扱いになるため、選考スケジュールが企業ごとに異なり、すぐに応募が締め切られてしまうケースもあるので注意しましょう。
現職で働きながらの転職活動を考えている場合、面接を受ける日時や退職のタイミングなど、日程調整をできる限りスムーズに行うのがポイントです。
転職エージェントであれば代行してくれるサービスもあるので、登録時にでも可能かどうか相談してみてください。
- 第二新卒でも未経験の業界や職種に転職できますか?
- 一般的な中途採用者よりも第二新卒のほうが未経験の業界や職種に転職しやすいといえます。
社会人経験が少なく特定の業種や職種に染まっておらず、今後の可能性を見込んでの採用、いわゆる『ポテンシャル採用』を行っている企業や人事担当者も多いためです。
反対に年齢を重ねるにつれ、未経験の業界や職種への転職は難しくなる傾向があります。
新しい仕事に挑戦したいと考えている場合、第二新卒のうちのほうが転職先の選択肢が広いといえるでしょう。
- 第二新卒は転職に不利ですか?
- 第二新卒者は次のようなメリットがあるため、転職に不利になることはほとんどありません。
第二新卒特化の転職エージェントが数多く存在することからも分かる通り、採用側のニーズも高い傾向にあります。
「入社して数年でやめてしまった」「社会人経験がほとんどない」ことで不安に思う人もいるかもしれませんが、心配する必要はありません。
- 転職するまでに何か資格やスキルを取得したほうが良いですか?
- 業界や仕事内容によっても変わるので一概には言えませんが、資格やスキルを持っていることで、転職活動を進めやすいと考えられます。
第二新卒者は経験もスキルも浅い人が多いため、専門的なスキルを持っていればライバルよりも有利なポジションに立ちやすいです。
ただし、採用する企業や担当者によっては、経験やスキル以外の部分を重視している場合もあります。
あなたが持っている知識やスキルを転職に活かしたいのであれば、欲しがっている企業を選んでみてはいかがでしょうか。
自分では判断つかない場合、業界事情に詳しい転職エージェントへ相談してみるのもおすすめです。
- 第二新卒の転職活動では、どのように自己PRすればいいですか?
- 仕事に対するやる気とポテンシャルの高さを相手に伝えることが大切です。
短い間だったとしても社会人経験があるのですから、前職でどのようなスキルや経験を積んで、応募する企業にどのように活かそうと思っているかをしっかり伝えるようにしましょう。
印象に残る自己PRをするためには、自己分析をしっかりするのがおすすめです。
- 第二新卒でも大手企業に転職できますか?
- 第二新卒でも大手企業に転職はできますが、即戦力へとつながる強みを持っていることが大切です。
大手は新卒入社の希望者も多く集まる傾向があるため、ポテンシャル採用に力を入れる必要性が低いからです。
大手企業への転職を希望するなら、スキルや経験を積んだ後からの転職活動をおすすめします。
【追伸】第二新卒が転職活動を失敗しないためのメッセージ
最後までお読みいただきありがとうございます。
第二新卒向けの転職エージェント&転職サイトを利用すれば、必ず転職が成功するわけではありません。
転職活動を行う、あなた自身の心得や心掛けも必要となります。
第二新卒が転職活動で失敗しないためのコツとして、2つの追伸メッセージを送らせていただきますので、少しでもお役に立てますと幸いです。
ポイント1.仕事を辞めて転職活動をしない
仕事を辞めてから転職活動をしないようにしましょう。
「第二新卒は引く手あまただから、すぐ次の仕事が見つかるだろう」と考えている人もいるかもしれませんが、良い求人に出会えなければ、転職活動が長期化する可能性もあります。
無職状態での転職活動の長期化は、焦りにもつながるので避けたいところです。
たとえば第二新卒の場合、勤続期間が短いため「十分な貯金がない」「退職金もあてにできない」などの理由で、退職後早々に生活費が足りなくなることも考えられます。
なかなか仕事が決まらないと、生活を維持していくために、希望条件など妥協した不本意な転職を決めざる得なくなることに。
また、生活のためにとアルバイトを始め、転職活動がおろそかになってしまうこともあります。
さらに転職活動の長期化によって生じるブランクは、不利になりやすい傾向にあるため注意が必要です。
もちろん退職してからのほうが時間に余裕もでき、じっくり腰を据えて転職活動が進められるメリットもあります。
退職してからの転職活動を検討している人は、第二新卒向け転職エージェント&転職サイトに登録して、自分自身の市場価値をあらかじめ確認しておくことがおすすめです。
希望の転職がすぐに叶わないようであれば、仕事をしながらタイミングを伺うようにしてください。
例外として、ハラスメントや不正行為が横行している職場であれば、次の仕事が見つかるまで続ける必要はありません。すぐに退職して新たな職場を探しましょう。
ポイント2.第二新卒で転職を繰り返さない
卒業から3年以内と言われている第二新卒で、転職を繰り返さないことも重要ポイントです。
短期間で転職を繰り返していると、「どうせまたすぐ辞めるのではないか」と採用担当者の印象も悪くなり、なかなか内定がもらえなくなることに。
極端な例ですが、入社後1ヶ月ですぐ退職して転職することを何度も繰り返しているような人を、企業も採用したいと思わないですよね。
若手転職市場が活況で、ポテンシャル採用のチャンスの機会も多い第二新卒ですが、「一貫性のない転職」「理由の説明ができない退職」を繰り返している人は、転職活動が厳しくなる傾向にあります。
また、今は良くても、今後30代・40代で転職する際に、20代の転職回数の多さが不利に働くことにもなりかねません。
「仕事や会社が合わなくても、また転職すればいい」と気軽に転職を繰り返す意識は捨て、慎重に仕事内容や企業をチェックして転職先を選ぶようにしてください。
自己流の転職がうまくいかなかった人や、転職を繰り返さないか心配な人は、第二新卒向け転職エージェントに相談しながら転職活動を進めていきましょう。