IT業界は「常に人手不足」「人が定着せず離職率も高め」などのイメージから、転職のハードルを低く捉えている人もいるのではないでしょうか。
どの業界も人手不足ではあるものの、IT業界の離職率に関しては、決して高くないことが厚生労働省の「令和5年上半期雇用動向調査」でわかっています。
以下は、令和5年上半期の産業別入職率・離職率グラフです。
(※引用元:厚生労働省「令和5年上半期雇用動向調査の概要 2.産業別の入職と離職の状況」)
IT業界の一部でもある「情報通信業」の離職率は、全体の離職率よりも低く、他の業種に比べてもそこまで高くないことがわかります。
さらに令和4年上半期と令和5年上半期の「産業別入職超過率」のグラフは以下のとおり。
(※引用元:厚生労働省「令和5年上半期雇用動向調査の概要 2.産業別の入職と離職の状況」)
ポイントがマイナスになっていないことからも、離職者より入職者が多いとわかります。
上記調査結果より、入職後は仕事を辞めずに続けることが最近の傾向だと言えそうです。
以前はキツイ業界とも言われていたIT業界ですが、人手不足解消のために待遇や働く環境を改善している企業も増えており、離職が抑えられているのも理由のひとつでしょう。
安定的に働けるようになってきているため、今後転職を繰り返していると目立ってしまう可能性も考えられます。
これからのIT転職では、「定着できる職場選び」がキーポイントとなってくるのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、IT転職エージェント&転職サイトです。
とくにIT業界やIT職種に詳しい転職エージェントなら、内定獲得だけでなく、後悔のない転職をサポートしてもらえるでしょう。
当記事では、巷にたくさんあるIT転職エージェント&転職サイトを徹底調査して、おすすめの11社に厳選してみました。
IT業界の転職を検討している人や、転職活動を始める人は、当記事の情報を参考にしてみてください。
IT転職エージェント&転職サイトおすすめ11選と各社の強み|エンジニア向けサービスも紹介
それでは早速、以下の条件をもとに厳選したおすすめIT転職エージェント&転職サイト11選と各社の強みを紹介します。
エンジニア向けに強いサービスも紹介しているので、気になる転職エージェントや転職サイトがあれば、チェックしてみてください。
レバテックキャリアは幅広いIT職で今より高みを目指せる
レバテックキャリアの強み |
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レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニアとクリエイター専門の転職エージェントで、幅広いIT職で今より高みを目指せる転職が期待できます。
公式サイト上の掲載求人は約50職種・90スキル(※)で、職種ごとに適した専任IT専門の担当者が対応してくれるので、より専門的なサポートが受けられるからです。
たとえば、次のような希望企業への転職成功率を高めるサポートです。
- 求職者それぞれの技術の強みを発見する「テクニカルヒアリング」を、じっくり時間をかけて行う
- 企業別の面接詳細情報の提供や模擬面接などの面接対策
また、会社ごとの専任担当者が現場エンジニアやPMなどにもヒアリングを行っているため、以下のような職場情報の詳細を得られるでしょう。
- マネジメントの仕方
- 同僚の雰囲気
- チームのスキル感
- 残業時間
- 福利厚生の詳細
- キャリアアップ体制など
IT求人は関東中心に多い傾向にありますが、レバテックキャリアでは全国の求人を多数掲載。
もちろん年収に関しても、5人に4人が年収UPを実現(※)しているとのことなので、特別コンテンツの「年収診断」で年収アップの可能性をチェックしてみてください。
レバテックキャリアの概要をCheck!
対応職種 | 各種エンジニア、社内SE、ブリッジSE、ゲームプログラマー、PM、PL、データサイエンティスト、マーケティング、テクニカルサポート、ディレクター、プロデューサー、プランナー、デザイナーなど |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp |
※「レバテックキャリア」公式サイトより(2024年3月時点)
マイナビIT AGENTは高い転職後の定着率を誇る
マイナビIT AGENTの強み |
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マイナビグループのIT転職に特化したマイナビIT AGENTなら、転職後も長期間にわたって働き続けられる職場を紹介してもらえるでしょう。
求職者の声を丁寧にヒアリングし、ミスマッチや後悔のない選択をサポートしてくれるため、マイナビIT AGENTの転職後の定着率は97.5%(※1)と高い数字を誇っています。
また、IT職経験者のキャリアアドバイザーも在籍しており、IT・Webエンジニアの転職事情にも詳しいです。
定着率だけでなく、ITエンジニアの年収アップ率が73.7%(※2)なのも要チェックポイントです。
転職後に年収がアップしなければ、仕事のモチベーション低下や離職にもつながります。
さらに市場価値をふまえたキャリアプランの提案や、利用回数や期間に制限なく通過率向上のために書類・面接対策を行ってくれるなど、サポート体制も万全です。
「転職後は腰を据えて働きたい」と考えるIT転職希望者は、ぜひマイナビIT AGENTを活用してください。
マイナビIT AGENTの概要をCheck!
対応職種 | SE、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、システム運用・保守・サポート、社内SE、製品開発、研究開発、WEB、インターネット、ゲーム関連、出版・広告デザイナーなど |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it |
(※1)2020年10月1日~2021年9月30日にマイナビの人材紹介サービス(マイナビAGENT、マイナビ営業 AGENT、マイナビIT AGENT、マイナビメーカー AGENT、マイナビ金融 AGENT、マイナビ販売サービス AGENT、マイナビEXECUTIVE AGENT、マイナビ会計士、マイナビ税理士)で入社された方の90日の定着率
(※2)2021年10月1日~2022年9月30日の間に転職が決まった方で転職前の年収額を上回った割合
ウィルオブ・テックはITエンジニアのキャリアと年収アップ両方を実現
ウィルオブ・テックの強み |
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株式会社ウィルオブ・ワークが運営するウィルオブ・テックなら、ITエンジニアのキャリアと年収アップ両方の実現を目指せるでしょう。
ITエンジニア専門の転職エージェントであるウィルオブ・テックでは、年収アップはデフォルト、エンジニアの多様なキャリアにも対応しています。
「キャリアアドバイザー」と、企業の採用担当者とつながりのある「リクルーティングアドバイザー」の専属2名体制でサポートを実施しているため、適切な選択肢の提供や企業対策に強みをもっています。
そのため内定率も高く、年収とキャリアどちらも最短ルートでアップを目指すことが可能です。
求人票ありきではなく、求職者それぞれに向き合いヒアリングを行ったうえで求人紹介を行うため、キャリアの可能性が広がりワンランク上のステージも目指せるでしょう。
また、ウィルオブ・テックは企業からの依頼が絶えず、約7割(※)が公式サイト上には掲載されていない非公開求人です。
ウィルオブ・テックにしか依頼していない企業やポジションの好条件求人もあるので、気になる人は担当者に聞いてみてください。
ウィルオブ・テックの概要をCheck!
対応職種 | 開発系エンジニア、データ系エンジニア、インフラ系エンジニア、社内SE、ゲーム関連、マネジメント系、クリエイティブ系、マーケティング、コンサルタントなど |
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求人対応エリア | 全国(東京都が中心) |
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
公式サイト | https://willof.jp/techcareer |
※「ウィルオブ・テック」公式サイトより(2024年3月時点)
Geekly(ギークリー)はIT職の専門性が高い実績豊富な転職エージェント
Geekly(ギークリー)の強み |
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Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した、IT職の専門性が高い実績豊富な転職エージェントです。
転職支援実績は14,000件以上(※1)、専門アドバイザーの在籍数は100名以上(※2)。
「リクナビNEXT GOOD AGENT RANKING」のIT・WEB部門で約460社中第1位を受賞(2023年度上半期)しています。
「エンジニア部門」「クリエイター部門」「IT営業・マーケ部門」など、いろいろな専門性を持ったキャリアアドバイザーが在籍しており、マンツーマンでサポートを受けられます。
企業ごとの違いを語れるキャリアアドバイザーは知識も豊富で、履歴書・職務経歴書の添削サービスを利用すれば、通過率は2.8倍(※2)という実績も。
大手企業から注目ベンチャー企業まで求人のバリエーションが豊富で、ツールやコンテンツなどが充実しているのもGeeklyの特徴です。
「履歴書・職務経歴書関連サービス」と「市場価値・キャリアの診断コンテンツ」、それぞれに役立つツールや診断があるので、ぜひ活用してみてください。
Geeklyの概要をCheck!
対応職種 | 各種SE(自社製品・受託)、各種エンジニア、PM、社内SE、テクニカルサポート、WEB系、ゲーム系、営業関連、ネットマーケティング、制御・組み込みなど |
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求人対応エリア | 首都圏・大阪 |
運営会社 | 株式会社GEEKLY(ギークリー) |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp |
(※1)2024年2月時点
(※2)2023年8月時点
ワークポートはIT転職に挑戦する人をサポート
ワークポートの強み |
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エンジニアやIT業界に特化した転職エージェントから始まったワークポートは、総合型転職エージェントとなった今もIT転職に強く、ITエンジニアに強い転職コンシェルジュも多数在籍しています。
若手向きとも言われているワークポートですが、IT転職に関しては20代から50代まで幅広い年代の転職支援実績もあり、未経験専門の転職相談サービス「未経験の転職ナビ」もあります。
未経験者や経験が浅くても、これまでの経験から価値を見つけ、IT職への転職プランを一緒に考えてくれるので、IT転職を目指したい人はぜひ相談してみてください。
人材紹介業20年の実績に加え、北海道から沖縄まで国内に44拠点をもっているため、日本全国どこにお住まいの転職希望者でも、IT業界に関する豊富な知識を活かした手厚いサポートが受けられます。
「キャリア相談」「リスキリング」「転職支援」がセットになった「ワークポートのリスキリング転職サービス」も提供しており、IT・DX系の講座も充実。
幅広い年齢・経験をもつ人が利用しやすい転職エージェントなので、これからIT職に就きたいと考えている人は、気軽に相談から始めてみてはいかがでしょうか。
ワークポートの概要をCheck!
対応職種 | ソフト開発、SE、インフラエンジニア、研究・製品開発、ゲーム制作関連、クリエイティブ系、ヘルプデスク・ユーザーサポート、コンサルタント、プリセールスなど |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://workport.co.jp/ |
※2024年3月時点
アクシスコンサルティングはPMやITアーキテクトへの転職を希望する方におすすめ
アクシスコンサルティングの強み |
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アクシスコンサルティングは、コンサルやポストコンサルへの転職を専門とする転職エージェントです。
外資系ベンダーやコンサルティングファームの「IT・デジタル系ポジション」のエンジニア求人のほか、ITの経営人材への転職支援にも強いのが特徴。
SEから、PM・経営方面へのキャリアチェンジを希望している方におすすめです。
アクシスの求人のうち約77%は非公開求人(※)。
大手ベンチャーや老舗日系企業からの信頼も厚く、各企業のマネージャーやCxOクラスとの情報交換会も頻繁に行っているため、アクシス独自の優良求人多数保有しています。
またアクシスは、平均の転職支援期間が3年と長いのも大きな特徴。
転職希望者の未来まで視野に入れたうえでキャリアパスを提案してくれるので、「急いで転職するつもりはないがキャリアプランについて相談したい」「信頼できるコンサルタントにサポートしてほしい」という方にもおすすめです。
アクシスコンサルティングの概要をCheck!
対応職種 | AI・IoT、グローバル、ストコンサル、戦略コンサル、ワークライフバランス、第二新卒、M&Aコンサルタント、金融、製造、通信・メディア、医療・製薬、公共向けコンサルタント、関西コンサルティングファーム・事業会社 、SAP |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
※2024年3月時点
Direct typeはITエンジニア向けスカウトサービス
Direct typeの強み |
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Direct typeは、ITエンジニアのためのスカウト転職サービスです。
エンジニア転職に強いtypeブランドのスカウトサービスなので、大手や有名企業からもスカウトが届く可能性あり。
ほかにも業界を代表する企業から成長著しいスタートアップまで、幅広い企業のIT求人がそろっています。
経歴や希望などを登録したら、あとはスカウトを待つだけなので、仕事が忙しく転職活動に時間をかけられない人にもおすすめです。
タップだけで職務経歴書が完成する機能や、自分のビジネスアビリティやタイプが分かる「相性診断」機能が搭載された「iOSアプリ」もあるので、iPhoneユーザーならアプリ利用も検討してみてください。(※2024年3月時点)
もしスカウトサービスだけだと物足りなく感じるなら、「type転職エージェント」との併用や、「typeエンジニア転職フェア」を活用するのもいいでしょう。
Direct typeの概要をCheck!
対応職種 | 非公開 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://directtype.jp/ |
Cloud Linkは審査基準をクリアした優良求人のみを扱う
Cloud Linkの強み |
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Cloud Link(クラウドリンク)は、審査基準をクリアした、非公開求人を多数保有しているITエンジニア向けサービスです。
「年収」「休日数」「労働環境」などをCloud Linkが審査しており、基準をクリアした優良求人のみ紹介が受けられます。
さらに注目したいのが、転職による年収アップ平均額が58.3万円(※)と高いことです。
優良求人が多いのはもちろん、詳細な希望条件などをヒアリングした上でマッチした求人を紹介してくれたり、面接対策を行ってくれたりと、手厚いサポートがあるのも好条件での転職を目指せる理由です。
また、転職後の定着率も98.3%(※)と高いため、離職率の高いIT業界で腰を据えて働きたいITエンジニアは、Cloud Linkを押さえておくといいでしょう。
東京の企業が中心なものの、地方の求人やフルリモート求人もあるので地方エンジニアも使えますし、女性エンジニアが活躍中の求人があるなど、女性エンジニアにもおすすめです。
公式サイトには、いろいろなIT転職を叶えた転職者の声も載っているので、ぜひ参考にしてみてください。
Cloud Linkの概要をCheck!
対応職種 | QAエンジニア、Webサイト・インターネットサービス、キャリアカウンセラー・人材コーディネーター、ゲーム・マルチメディア関連、サービスエンジニア・サポートエンジニア、システムコンサルタン・システムアナリスト・プリセールス、システム開発(Web・オープン・モバイル系)、システム開発(汎用機系)、システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)、セールスエンジニア・フィールドアプリケーションエンジニア(FAE)、セキュリティエンジニア、その他職種、データサイエンティスト、ネットワーク・サーバー設計・構築(LAN・WAN・Web系)、ビジネスコンサルタント・シンクタンク、一般事務・アシスタント・受付・秘書・その他事務関連、企画営業・法人営業・個人営業・MR・その他営業、光学技術・光学設計、半導体設計、品質管理・製品評価・品質保証・生産管理・製造管理、商品企画・営業企画・マーケティング・宣伝、回路・システム設計、回路・電気・制御設計、士業・専門コンサルタント、広告・グラフィック関連、技能工(整備・工場生産・製造・工事)、教育・保育・インストラクター・通訳・翻訳、施工管理・設備・環境保全、機械・機構設計・金型設計、物流・資材購買・貿易、生産技術・プロセス開発、研究・特許・テクニカルマーケティング(IT系)、研究開発・技術開発・構造解析・特許、社内SE・情報システム、管理職・エグゼクティブ、経営企画・事業統括・新規事業開発、総務・人事・法務・知財・広報・IR、評価・検査・実験、警備・清掃・設備管理関連・その他、財務・会計・経理、運用・保守・監視・テクニカルサポート |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社Cloud Link(クラウドリンク) |
公式サイト | https://cloud-link.co.jp |
※「Cloud Link」公式サイトより(2024年3月時点)
TechClipsエージェントは現役エンジニアのコンサルタントがサポート
TechClipsエージェントの強み |
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TechClipsエージェントは、現役エンジニアのコンサルタントがサポートを行っている転職エージェントです。
自社サービス製品の開発(設計・プログラミング)を兼務したり、業務以外でも個人のプロジェクトをこなしたりと、根っからのITエンジニアがコンサルタントとして、あなたの転職活動を徹底サポート。
悩みや不安などの理解度も高く、大手転職エージェントにはない親身なサポートを期待できます。
また、IT業界を数社渡り歩いたコンサルタントは業界のことも熟知しており、厳選した求人紹介も受けられるでしょう。
転職後1年以内の離職者ゼロを更新中(※)というマッチング率で、希望と経験に合った非公開求人の紹介も可能です。
紹介先は事業会社に特化しており、以下の転職実績に強みをもっています。
- SIerやSESから事業会社への転職
- ITコンサルタントへの転職
また、取り扱っているのは年収500万円以上(※)の求人のみで、年収UP率は95%(※)の高さを誇っています。
現役エンジニアのコンサルタントと二人三脚で、年収アップやスキルアップを目指したいなら、TechClipsエージェントを押さえておくといいでしょう。
TechClipsエージェントの概要をCheck!
対応職種 | プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、アプリ(iOS/Android)エンジニア、フロントエンドエンジニア、マークアップエンジニア、UI/UXデザイナー、サーバーサイドエンジニア、ゲームプログラマー、組込・制御エンジニア、テストエンジニア、QAエンジニア、データベースエンジニア、インフラエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、社内SE、SRE、データサイエンティスト、データエンジニア、データアナリスト、R&Dエンジニア、テクニカルサポートエンジニア、フルスタックエンジニア、プロダクトマネージャー、テックリードエンジニア、機械学習MLエンジニア、CRE、エンジニアリングマネージャー、グラフィックスエンジニア、ITコンサルタント、グラフィック・画像処理系エンジニア、サウンド・音声処理系エンジニア、オープン、CTO・技術顧問、システムアーキテクト、ロボットエンジニア |
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求人対応エリア | 六本木・麻布・赤坂、品川・三田・浜松町、渋谷・原宿・代官山、恵比寿・中目黒・目黒、上野・日暮里・御徒町、新宿・代々木・大久保、池袋・高田馬場・目白、神楽坂・飯田橋・四谷、高円寺・荻窪・中野・阿佐ヶ谷、下北沢・笹塚・明大前、三軒茶屋・世田谷・池尻大橋、銀座・京橋・有楽町、東京・日本橋・大手町、神保町・水道橋・九段下、秋葉原・神田・御茶ノ水、その他 |
運営会社 | notari株式会社 |
公式サイト | https://agent.tech-clips.com/ |
※「TechClipsエージェント」公式サイトより(2024年3月時点)
paiza転職は実力可視化でスキルに合った求人に応募できる
paiza転職の強み |
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paiza転職はIT・Webエンジニア特化のコーディング転職サービスです。
実力を可視化し、スキルに合った求人に応募できるという仕組みで、他のIT転職サービスとは一味違います。
プログラミングスキルチェックで書いたコードによって、自分のプログラミング力やコーディング力もわかり、ランク判定に応じた求人に応募ができるため、ミスマッチも防げます。
一般的な転職活動だと、プログラミングスキルの見極めは難しいです。
しかし、paiza転職ならコードを書くことで、他でも通用する実力があるか試せるため、実力を活かしたい人やスキルに自信のある人に向いていると言えるでしょう。
さらにランクが上がると企業からスカウトも届くので、実力があるほど転職活動を有利に進められます。
公式サイトでコーディングサンプル問題もチェックできるので、まずは試してみてください。
また、エンジニア・プログラマ目線で取材した求人票は欲しい情報が手に入りやすく、「フレームワーク別」「受託/自社サービス別」など、エンジニア特化サービスならではの求人絞り込みも可能です。
大手・上場企業やフルリモートワーク制度のある企業、若手からベテランまで幅広い求人にも対応しています。
「スキルが高くなく利用できないのでは」と不安なプログラミング初心者は、paizaラーニングというサービス使って学習してから利用するのもいいでしょう。
paiza転職の概要をCheck!
対応職種 | システムエンジニア【SE】、プログラマー【PG】、スマートフォンエンジニア、フロントエンドエンジニア、CTO |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | paiza株式会社 |
公式サイト | https://paiza.jp/career |
LIBER(リーベル)は数字で証明された実績ある転職エージェント
LIBER(リーベル)の強み |
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LIBER(リーベル)は2000年設立のIT人材に特化した支援を行っている転職エージェントです。
LIBERのコンサルタントは全員エンジニア出身で、さまざまな数字で証明された実績を持っています。
たとえば、株式会社NTTデータの内定率は、5年連続第1位です。(2022年度、2021年度※、2020年度※、2019年度※、2018年度)※主要エージェントにおける実績値
他にも「コンサルティングファーム」「SIer」「ベンダー」「セキュリティ」など幅広い企業での実績があります。
リクナビNEXTの『GOOD AGENT RANKING』を受賞するなど、毎年さまざまなランキングで上位を獲得しているのも特徴のひとつ。
またLIBERは、IT業界の現場経験者である元エンジニアが、コンサルタントとして企業と直接やり取りしているため、リアルな情報が得られる強みもあります。
最新の技術や企業動向も熟知していますよ。
転職実績は20代~30代のエンジニアが中心で、次いでITコンサルタントやITアーキテクト、PMなどが多いです。(※1)
クライアント企業のクオリティには自信を持っており、成長意欲のあるIT転職希望者には真摯に向き合ってくれます。
「コンサルティングファーム」「シンクタンクシステムインテグレータハード」「ソフトウェアベンダーインターネット」「モバイル系企業」に強く、以下の職種に対応。
- コンサルタント
- エンジニア
- 営業職
- サポート職
- 管理系職種
エンジニア以外にも幅広いIT転職希望者向きのサービスなので、ぜひ自分に合った求人を探してみてください。
LIBERの概要をCheck!
対応職種 | コンサルタント、エンジニア、営業職、サポート職、管理系職種など |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リーベル |
公式サイト | https://www.liber.co.jp/ |
(※1)「LIBER(リーベル)」公式サイトより(2024年3月時点)
IT転職エージェント&転職サイト選びで押さえておきたい役立つポイント3つ
おすすめのIT転職エージェント&転職サイトを紹介しましたが、各社でサービスや強みに差が出るため、すべてがあなたに合う転職サービスとは言えません。
自分にマッチしているIT転職エージェント&転職サイトを選ぶ際は、次の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 希望のIT職種を取り扱っているかは必ず確認する
- IT転職エージェントの取引企業を調べる
- 複数のIT転職エージェントの面談を受けてIT業界・職種の理解度を比べる
上記で紹介したポイントについて詳しく解説するので参考にしてください。
1.希望のIT職種を取り扱っているのかは必ず確認する
まずは希望するIT職種を取り扱っているのか必ず確認してください。
IT職の種類は多く、転職エージェントによって取り扱いはさまざま。
以下、求人サイト等で見かける代表的なIT職種を紹介します。
- システムエンジニア(SE)
- 社内SE
- インフラエンジニア
- セキュリティエンジニア
- 組み込み系エンジニア
- セールスエンジニア
- プロジェクトマネージャー(PM)
- プロジェクトリーダー(PL)
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webディレクター
- Webマーケター
- IT系営業職
- ITコンサルタント
- ヘルプデスク
- データサイエンティスト
上記はあくまでも一部であって、他の職種を希望する人もいるでしょう。
転職エージェントを利用する際は、「求人検索で希望職種の求人が豊富にあるのか」と、「転職支援に対応しているのか」の2点は必ず確認しておきましょう。
また、「ゲームプログラマー」「ソフトウェアエンジニア」といったゲーム業界や、広告業界などの求人を取り扱っていることもあります。
IT職といっても、幅広い業界で通用するため、業界の希望なども明確にしておくと探しやすいのではないでしょうか。
さまざまな職種に対応しているのは「レバテックキャリア」や「Geekly(ギークリー)」です。キャリアチェンジや希望が定まっていない人は、取り扱い職種が幅広い転職エージェントを選択するのもひとつの手段です。
2.IT転職エージェント&転職サイトの取引企業を調べる
転職希望先の企業が具体的にイメージできている人は、事前にIT転職エージェント&転職サイトの取引企業を調べましょう。
そもそも希望している企業との取引がなければ、求人紹介を受けられない可能性は高いです。
大手や有名企業を希望している場合、公式サイト上に取引企業や取引実績などの一覧が掲載されているのでチェックしてみてください。
ただ注意点として、すべての取引企業を掲載しているわけではなく、非公開求人で表面上では確認できないケースも多々あります。
色々なサイトを見比べる中で希望の企業が確認できない場合は、登録時や面談時に質問してみるのもいいでしょう。
具体的な希望企業がなくても、たとえば「大手企業」「ベンチャー企業」「中小企業」など大まかな希望がある場合も、取引企業は要チェックです。
各IT転職エージェントの取引企業や実績をチェックしておくことで、どのような企業に強みをもっているか傾向もつかめるでしょう。
とくに希望の企業がない場合は、事業会社からプライムSIer、ITベンチャーなど幅広い企業と取引のある「レバテックキャリア」を利用してみてはいかがでしょうか。
3.複数の面談を受ける中でIT業界の事情に精通している担当者を選ぶ
IT専門の転職エージェントの面談を複数受けることで、IT業界事情に精通している担当者を見極めていきましょう。
IT業界や自身が希望する職種の転職事情により詳しい担当者にサポートしてもらったほうが、転職活動もスムーズに進むからです。
また、理解度のある担当者だと、本音が伝えやすかったり、的確なアドバイスがもらえたりする可能性もあります。
複数のキャリアアドバイザーと面談することで、担当者のレベルの違いも実感しやすいため、まずは2社ほど登録して面談を受けてみてください。
もちろん、どれだけ理解度や知識が深くても、サポートやアドバイスの仕方などが合わないキャリアアドバイザーもいるかもしれません。
あなたとキャリアアドバイザーの相性も確認できるので、最初から1社だけに絞り込まずに複数登録を利用してください。
IT職出身者のキャリアアドバイザーなら業界内の転職事情に精通している可能性は高いので、担当者の経歴をたずねてみるのはおすすめです。
職種・仕事別におすすめのIT転職エージェント一覧
IT職にはさまざまな職種があります。
そこで、以下の代表的なIT系職種・仕事別におすすめIT転職エージェントを紹介します。
- 開発・エンジニア系
- 営業・コンサルタント系
- マーケティング系
- マネジメント系
該当する職種・仕事がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
開発・エンジニア系で押さえておきたいIT転職エージェント3社
システムエンジニアやプログラマーなど、さまざまな職種がある開発・エンジニア系の転職希望者におすすめなのは次の3社です。
各社のおすすめ理由や特徴を詳しく紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
IT・Webエンジニアの転職市場を熟知したキャリアアドバイザーは、年収アップ転職のサポートに強みをもっており、徹底した転職成功のためのサポートを行ってくれます。
紹介実績企業も大手企業や有名IT企業など、名だたる企業がそろっているので、年収アップや待遇・職場改善を求める人は押さえておくといいでしょう。
同じ職種で年収アップを目指すこともできれば、インフラエンジニアから開発エンジニアへキャリアパスを広げることも可能です。
ウィルオブ・テックでは、エンジニアとしての成長を目指す人に対して2名体制でサポートを行っています。
高みを目指すエンジニアの方は、ぜひ相談にのってもらってください。
紹介先は事業会社に特化しており、現役エンジニアが親身になって相談にものってくれます。
現状に不満や不安を抱くITエンジニアは押さえておくといいでしょう。
ただし、求人は首都圏が中心なので、地方での転職を希望する人は注意してください。
いずれもエンジニア転職に強い転職エージェントなので、押さえておくといいでしょう。
営業・コンサルタント系で押さえておきたいIT転職エージェント3社
「IT営業」や「ITコンサルタント」への転職を目指すなら次の3社がおすすめ。
各社のおすすめ理由や特徴を紹介していくので参考にしてください。
さまざまなキャリアパスに応じているため、コンサルタント未経験でも挑戦が可能です。
実際に、システムエンジニアからITコンサルタントへの転職事例も公式サイトに掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
平均サポート期間は3年(※)と、じっくり時間をかけたサポートも行ってくれるので、ITコンサルタントに興味があるなら、まずはキャリアプランの相談から始めてみてはいかがでしょうか。
※「アクシスコンサルティング」公式サイトより(2024年3月時点)
営業に強いキャリアアドバイザーも在籍しており、幅広い年代の転職をサポートしています。
年収アップ転職の実績も豊富なので、今の職場の待遇に不満があるIT営業職の人はぜひGeekly(ギークリー)を活用してください。
キャリアプランの提案もしてもらえるので、異業種・異職種からIT営業へのキャリアチェンジを考えている人も相談してみてはいかがでしょうか。
LIBERのコンサルタントはすべてIT業界出身者で、ITコンサルタントやIT営業の仕事も熟知しています。
大手転職エージェントにはないきめ細かいサポートがあるので、履歴書や職務経歴書の書き方を細かく添削してもらいたい人や、じっくり話を聞いてもらいたい人におすすめです。
ITコンサルタントなら「アクシスコンサルティング」、IT営業なら「Geekly(ギークリー)」を押さえておくといいでしょう。
マーケティング系で押さえておきたいIT転職エージェント2社
「データアナリスト」「データサイエンティスト」「Webマーケター」などマーケティング系IT職種の転職には、次の2社が活用できるでしょう。
各社のおすすめ理由や特徴を紹介するので参考にしてください。
IT業界に特化した転職エージェントからはじまり、今は幅広い業界・職種の求人を扱う総合型転職エージェントのワークポート。
とくにデータアナリストやデータサイエンティストは、IT業界以外からの需要も高まっており、ワークポートなら異業界への転職も目指せます。
在籍している転職コンシェルジュの専門性も多種多様なので、自分に合った担当者と出会える可能性も高いでしょう。
業界知識の豊富なキャリアアドバイザーが、応募書類を企業ごとに添削してくれるので、書類通過率が高く、転職活動も効率的に進められるでしょう。
エンジニア経験者の転職サポートに強く、エンジニアからマーケティング系職種のキャリアパスの築き方などもアドバイスしてもらえるので、ぜひ自身の市場価値なども含めて相談してみてください。
マーケティング系転職を目指すなら、上記2社どちらにも登録しておくといいでしょう。
マネジメント系で押さえておきたいIT転職エージェント2社
「プロジェクトマネージャー(PM)」や「プロジェクトリーダー(PL)」といったマネジメント系職種の転職を希望する人は、ぜひ次の2社を押さえておいてください。
各社のおすすめ理由や特徴を紹介するので参考にしてください。
上流工程やマネジメントに関わる仕事などへのキャリアアップを目指す人対象の個別転職相談会を実施。
SEからPM、PLを目指すためのキャリアプランなどの相談にものってくれますし、必要な経験やスキルの身につけ方などのアドバイスももらえます。
公式サイト上には、PMやPLだけでなく、CTO候補などの公開求人も検索できるので、ぜひ希望に合う求人があるかチェックしてみてください。
プロダクトマネージャーやエンジニアリングマネージャー、PMOといった求人も保有。
公開求人は決して多くないものの、ウィルオブ・テックの場合、約7割(※)が非公開求人となっているため、企業とのニーズが一致すれば好条件の求人を紹介してもらえる可能性も。
企業とのつながりも強く、ウィルオブ・テックだけに依頼する案件が出てくることもあるので、ぜひ活用してください。
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上記どちらもハイクラス求人もそろっているので、まずは求人をチェックしてみるといいでしょう。
IT転職エージェントの強み4つ
この章では、IT転職エージェントの強みを4つ紹介します。
強みがわかれば、納得してIT転職エージェントを利用できますし、転職活動にもうまく活用できるでしょう。
強み1.IT業界&職種の転職事情や企業研究を行える
IT転職エージェントを利用すれば、IT業界&職種の転職事情や企業研究を行えるメリットがあります。
IT転職に特化しているため、在籍しているキャリアアドバイザーは業界・職種などの情報に精通しているからです。
IT業界の転職動向や、各IT職種の需要なども把握しており、転職の適切なタイミングやアドバイスなども受けられます。
とくにIT業界は変化が激しいため、最新のリアルな情報は転職成功に欠かせません。
また情報収集を転職希望者が個人で行うには時間もかかり、手に入れられる情報も限られています。
効率的に正しい情報を得るためにも、ぜひIT転職エージェントを活用してください。
IT転職エージェントは、転職を希望する企業の情報にも精通しています。企業研究の際もぜひ相談して、詳細な情報を提供してもらいましょう。
強み2.IT転職を成功させるための対策が受けられる
IT転職を成功させるための対策が受けられるのも、IT転職エージェントの強みのひとつと言えるでしょう。
なぜなら、IT転職の成功ノウハウをもっており、一人ひとりに合った必要なサポートを提供してくれるからです。
たとえば、以下のようなサポートが挙げられます。
- マッチング度の高い求人紹介
- 非公開求人や独占求人の紹介
- 応募書類の添削指導
- ポートフォリオ作成アドバイス
- 企業ごとの面接対策
- 条件交渉
- IT職のキャリア相談・カウンセリング
上記のようなサポートは、大手総合型の転職エージェントでも対応してもらえますが、非公開求人や独占求人は、IT転職エージェントでしか取り扱わないものもあります。
また大手総合型転職エージェントは利用者も多く、きめ細やかな対応を期待できない可能性がある一方で、IT転職に特化していれば、利用者も限られているため手厚いサポートが受けられるでしょう。
転職希望者それぞれの強みを引き出した自己PR方法のアドバイスなどは、IT転職に精通していないとできません。
さらに、企業の採用担当者と強力なコネクションがあり、どのような人材を企業が必要としているかもキャリアアドバイザーが把握しているため、適材適所の求人紹介が可能に。
条件交渉についてもIT転職では欠かせないポイントです。
職業柄、交渉ごとが苦手という人は、IT転職エージェントならではのサポート力をぜひ活用してください。
「マイナビIT AGENT」は、大手マイナビグループの強みと、ITに特化した専門性のある転職エージェントなので、サポート力を重視するなら押さえておくといいでしょう。
強み3.転職相談者のITスキルを正当に評価してもらえる
IT転職エージェントは、転職を相談しているあなたのIT系スキルを正当に評価してくれます。
キャリアアドバイザー自身が「元エンジニア」や「元プログラマー」といったIT職出身者で、経験を活かしたキャリア面談が行えるからです。
転職希望者の職務経歴や業務内容、過去のプロジェクトなどを詳細にヒアリングし、技術的なスキルについて正確に理解してくれます。
もちろんIT職出身者ではないキャリアアドバイザーも在籍していますが、IT転職のサポート歴が長かったり実績があったりと経験豊富なので、正当な評価を受けられるでしょう。
自身のスキルを評価してもらえるか不安な人は、IT転職エージェントをぜひ利用してください。
IT職出身のキャリアアドバイザーが在籍している「マイナビIT AGENT」や「ワークポート」に相談してみるといいでしょう。
強み4.IT業界の求人が豊富にある
IT業界の求人が豊富なのは、IT転職エージェントならではの強みです。
IT人材を必要とする企業もIT転職エージェントを優先的に利用する傾向があるからです。
IT転職エージェントは、IT転職を希望する人材が集まるため、企業としても採用活動を効率的に行えます。
たとえば、求めるスキルや経験をもつたくさんの候補者から、より優秀なIT人材を採用することも可能になるため、IT転職エージェントで求人募集を出すわけです。
また、IT業界やIT職を必要としている企業とのパイプも太く、転職者が希望するポジションを探せる強みもあります。
公式サイト上で求人検索ができなかったり、一部の求人しか表示されていなかったりするIT転職エージェントも比較的多いです。
IT職は人材不足で需要も高いため、決して求人がないわけではありません。
「プロジェクトの内容を漏らしたくない」「条件に一致した応募者のみ面接したい」といった企業の希望で、非公開求人としても求人を保有しています。
公開求人数が少ないからイマイチな転職エージェントだと思わずに、登録して非公開求人も含めた求人を紹介してもらいましょう。
IT転職エージェント利用時に出てくる問題点と対処法
IT転職エージェントには強みがある一方で、利用時に問題点が出てくることもあります。
ただ、問題点が出てくるからと利用を避ける必要はありません。
利用前に生じる問題点を理解しておけば、うまくIT転職エージェントを活用できるでしょう。
対処法も紹介するのでぜひ参考にしてください。
自分と合わないIT転職エージェントを選ぶと転職活動がうまくいかない
自分と合わない転職エージェントを選ぶと転職活動はうまくいきません。
IT転職エージェントと一口に言っても、いろいろな特徴・強みをもったサービスがあります。
たとえば、ITエンジニアに特化した転職エージェントの場合、他のIT職を希望する人には残念ながら使えないでしょう。
また、未経験者から経験者まで幅広い対象者のサポートを行っている転職エージェントもあれば、IT職の経験者に限定しているハイクラス転職に強い転職エージェントなどもあります。
自身のスキルや希望に合った転職エージェントを選ばなければ、転職先が見つからなかったり、思っていたキャリアを築けない企業へ転職したりと失敗につながってしまうため中飛が必要です。
自分に合った転職エージェントを選ぶためには、「転職エージェントの特徴把握」と「自身のスキルや希望を明確にする」ことです。
事前に上記2点を理解しておくことで、自身がどの転職エージェントを選べばいいのかが見えてくるのではないでしょうか。
おすすめIT転職エージェントの特徴は、当記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
自身のスキルや希望に合いそうな転職エージェントがあれば、まずは登録して面談を受けてみてはいかがでしょうか。
面談で違和感があったり、希望が叶えられそうになかったりする場合は、他のIT転職エージェントを検討してみてください。
複数の転職エージェントと面談することで合う・合わないもわかってくるでしょう。
希望する求人に必ず応募できるわけではない
IT転職エージェントを利用しても、必ずしも希望の求人に応募できるわけではありません。
基本的に、担当キャリアアドバイザーが紹介してくれた求人案件の中から応募先を選ぶ必要があるからです。
もちろん、公式サイト上の公開求人の中に希望があれば、紹介をお願いすることは可能ですが、スキルや経験が合わないなど双方の条件にマッチしなければ応募はできません。
また転職エージェントは、転職希望者のニーズだけでなく、求人企業のニーズにも応える必要があります。
採用企業が求める人材を紹介しなければ、信頼を失ってしまうのは転職エージェントです。
チャレンジも含めた、いろいろな求人に応募したいと考える人もいるかもしれませんが、著しいスキル不足などがある場合、ダメ元で挑戦するのは基本的に無理だと理解しておきましょう。
IT転職エージェントの担当者と上手にお付き合いするコツ
「話しやすい」「親身になって聞いてくれる」など、良いキャリアアドバイザーとめぐりあえたら、いかに良好な関係を築いて転職をサポートしてもらうかも重要になってきます。
この章では、IT転職エージェントのキャリアアドバイザーとお付き合いするコツを紹介するので、意識して取り入れてみてください。
コツ① IT転職に対する強い気持ちを伝える
まずはIT転職に対する強い気持ちを伝えましょう。
IT転職エージェントのキャリアアドバイザーは、エンジニアをはじめとしたIT業界出身者が多い傾向にあります。
そのため、転職理由やキャリアビジョンなどを伝えることで、意欲も理解してもらいやすく、サポートの優先度を上げてもらえる可能性もアップします。
積極的に転職活動を行おうとしていれば、キャリアアドバイザーも意欲に応えようとしてくれるでしょう。
気持ちを伝えるタイミングとしては、初回面談時がおすすめ。もちろん機会があれば、その都度伝えてもOKですが、度を過ぎないように注意してください。
コツ② あなたの希望条件を明確に伝える
あなたが希望する条件を明確に伝えることが大切です。
希望条件を曖昧に伝えてしまうと、キャリアアドバイザーがあなたの意図と違う意味で汲み取ってしまいかねません。
たとえば、「希望は自社開発の企業ですが、どうしても難しいようなら上流工程を扱うSIerも検討します」と明確に伝えられず、自社開発とSIerどちらかを希望していると勘違いされるケースなどです。
結果、求人紹介時にミスマッチが生じてしまいかねないので注意しましょう。
キャリアアドバイザー側からしてもハッキリ伝えてもらわないと、「最初に聞いていた内容と違う」「言うことがコロコロ変わっている」と思ってしまい、うまく信頼関係が築けなくなる可能性も出てきます。
明確に伝えるためにも、「面談前に希望を書き出しておく」「希望年収などは具体的な数字を伝える」ことを取り入れてみてください。
面談後や転職活動中に希望条件が変わった場合は、再度キャリアアドバイザーと条件を共有するようにしましょう。
コツ③ 転職活動に疑問や不安が出たらキャリアアドバイザーに相談する
転職活動中に疑問や不安が出てきたら、すみやかにキャリアアドバイザーに相談してください。
モヤモヤとした気持ちを抱えながら転職活動を行っても、あなたが考えるような良い結果へ繋がりにくのではないでしょうか。
条件面で少し気になる部分があるのに、そのままにして転職活動を進め、内定を獲得したとしても、働き始めてから後悔することになります。
とくにIT転職では、ワークライフバランスの面や仕事の裁量の有無に関しては、ハッキリと確認しておきたい点です。
気になる点を見て見ぬふりして無理に入社して、後から「やっぱり最初に確認しておくべきだった」と思っても後の祭りです。
最悪、即退社で再び転職活動を行うハメになった場合、担当者にも迷惑をかけることになるでしょう。
また、疑問や不安を常に伝えておくことで、「どのようなことを気にしているのか」キャリアアドバイザーもあなたが陥りやすい不安や、重視している点などを理解してサポートしてくれるでしょう。
万が一、キャリアアドバイザーに真剣な相談をしたにも関わらず、疑問や不安に対して適切に対応してくれない場合、担当の変更も検討してください。
コツ④ 無視や無断キャンセルはしない
連絡の無視や約束のドタキャンなどは絶対に避けましょう。
担当キャリアアドバイザーからの信頼を損ねてしまい、サポートの優先順位が大幅に下がってしまう可能性も大いに考えられます。
もちろん打ち合わせ中や移動中などで電話に出られないときもあるでしょう。
もし連絡があった場合、その後すみやかにコンタクトを取るよう心がけてください。
あらかじめ連絡がつきやすい時間帯を伝えておくのもおすすめです。
中にはこまめに連絡を入れてくれるキャリアアドバイザーもいるので、電話ではなくメールやLINEでのやり取りが可能かも事前に確認しておきましょう。
さらに注意したいのが、以下のような無断キャンセルです。
- キャリアアドバイザーとの面談を連絡なしですっぽかす
- 企業との面接を無断欠席
- 内定承諾後に理由もなく内定辞退
いずれも社会人として非常識な行動で、転職エージェントだけではなく、企業側にも迷惑をかけてしまいます。
どうしても面談や面接に行けなくなったときは、きちんと断りの連絡を入れて理由も伝えてください。
無視や無断キャンセルをすると、再び転職エージェントを利用したくても、サポートを断られることがあるので注意しましょう。
IT転職エージェント利用ガイド|手順を詳しく解説
IT転職エージェントを利用したいと思っても、どうすればいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
そこで、IT転職エージェントを利用する際の手順を4つに分けて詳しく解説していきます。
- 転職エージェントに登録
- 担当者との面談後、求人紹介を受ける
- 求人に応募・面接を受ける
- 内定をもらう・入社日の調整を行う
1.転職エージェントに登録する
利用する転職エージェントを決めたら、公式サイトから登録をします。
登録する転職エージェントによって入力する内容は多少違いますが、どれも簡単な質問に沿って答えていくだけなので数分で登録は完了するでしょう。
入力する内容の一例を挙げてみます。
- エンジニア経験の有無
- 現在の年収
- 希望勤務地
- 生年月日
- 氏名
- 電話番号・メールアドレス
登録後数日以内に担当者から電話やメールで連絡があるので、面談の日時を決めましょう。
2.担当者と面談をする・求人の紹介を受ける
約束した日時に面談を行います。
ほとんどの転職エージェントが、来社・Web・電話での面談に対応しています。
IT業界に精通したキャリアアドバイザーが面談してくれるので、小さなことでも相談するようにしてください。
IT職のなかでも、フロントエンドに転職希望の場合はポートフォリオが必要となることも多いです。
転職エージェントによっては、ポートフォリオ作成のサポートもしてくれるので、ポートフォリオは必要か、必要な場合はサポートしてもらえるかを確認してください。
面談が終わると、求人を紹介してもらえるようになります。
その場で求人紹介してくれる転職エージェントもあるので、スピード感をもって転職活動をしたい人や、求人先の詳しい情報を直接聞きたい人は利用するといいでしょう。
AIなどで求人紹介された場合を除き、返事は必要です。
応募したい求人の場合は、求人内容や職場の詳細を確認するようにしてください。
応募を見送るときは、「使用できない言語だった」「年収はもう少し上がいい」など、具体的に理由を伝えると、次の求人紹介に反映されやすいです。
3.求人に応募・面接を受ける
気に入った求人があったら応募しましょう。
応募は必ず転職エージェント通して行うようにしてください。
応募するのと並行して、履歴書や職務経歴書の作成をします。
職務経歴書は、だらだらと書くよりも、わかりやすく簡潔な文章にまとめることが大切です。
「使っていたOS」「使用できる言語」「今までの開発環境」などを記載するほか、得意分野や自分の持っている技術など、アピールしたいところは印象の残りやすい上部に記載するようにしましょう。
書類審査が通ったら、面接を受けます。
IT職の面接では、「志望動機」「自己PR」「長所・短所」「IT職における今までの経験」「今後のキャリアプラン」「逆質問」などがよく聞かれます。
質問されることは一般的な面接とあまり変わりませんが、IT職に関係するエピソードをふまえて答えるようにしましょう。
最後に聞かれることの多い「逆質問」では、内容によっては採用を見送られてしまうことがあるため、よく考えて質問する必要があります。
好印象を与えられる「逆質問」の例を挙げてみます。
- 私と同年代の方はどんな活躍をしていますか
- 今後の事業展開を教えてください
- 自分に足りない部分はなんでしょうか・入社までに必要なスキルはありますか
- 御社の強みは何ですか
転職エージェントの多くは、応募書類の添削や面接対策を行っています。
IT職は専門性が高いので、業界に精通した転職エージェントのサポートを受けたほうが選考も通りやすくなるでしょう。
4.内定をもらう・入社日の調整を行う
内定の連絡は転職エージェントを通して行われます。
無事に内定をもらった後は、入社日の調整を行いましょう。
給与や条件交渉、入社日の調整はすべて転職エージェントがやってくれます。
自分では言い出しにくいことも代行してくれるので、入社前にしっかりと条件交渉をしてもらってください。
また、円満に退職できるようなアドバイスももらえるので、現職中の人は相談してみてください。
IT転職エージェント&転職サイト利用時のよくある疑問
IT転職エージェント&転職サイトに興味はあるけれど、いろいろと疑問がある人もいるのではないでしょうか。
以下に、IT転職エージェント&転職サイト利用にあたってよくある疑問と回答をまとめたので参考にしてみてください。
疑問①IT業界の経験がなくてもIT転職エージェント&転職サイトは利用できますか?
「IT業界未経験可」「実務経験なし歓迎」といった求人があれば利用可能です。
IT人材の育成に力を入れている企業が転職エージェント・転職サイトを使って採用活動を行っていれば、未経験でも転職できるチャンスは十分あります。
ただ、人手不足が深刻化しているため、即戦力を求める企業も多く、未経験でも簡単に転職できるという状況ではありません。
プログラミングなどIT業界で活かせるスキルや知識を身につけてから、転職活動を始めるのがおすすめです。
未経験者向けの学習支援と就業・転職支援を併せて行っている「ウズウズカレッジ」「セルプロモート」といったサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
疑問②IT転職エージェント&転職サイトを利用するにあたりIT系資格はあったほうがいいですか?
転職活動にIT資格は役立ちますが、必須ではありません。
IT業界では資格よりもスキルを重視する傾向にあるため、特定の資格ではなく、「実務経験」「ITに関する知見」などを求められる求人が多く見られます。
未経験からIT転職を目指す場合は、資格取得よりもポートフォリオの作成に力を入れるといいでしょう。
スキルの証明や知識を得るために資格取得を検討している人は、国家資格を目指してみてはいかがでしょうか。
初心者なら「ITパスポート」、実務経験があるなら「応用情報技術者」などの資格があります。
IT業界の経験がなくても、資格があれば基礎知識はあるとわかってもらいやすいですし、難易度の高い資格なら高い評価を得られる可能性もあるでしょう。
疑問③「35歳エンジニア限界説」を耳にしますがミドル・シニア世代も登録できますか?
ミドル・シニア世代でも登録はもちろん、転職支援も受けられます。
IT転職エージェント&転職サイトの多くが登録に年齢制限を設けていません。
ひと昔前のITエンジニア職は「きつい・帰れない・厳しい」仕事で、体力的にも35歳が限界だと言われていました。
しかし、株式会社リクルートによると、45歳以上のITエンジニア職の転職は、この5年で約10倍に拡大しているとのデータ分析結果が出ています。(※調査実施期間:2023年5月~2023年8月)
ミドル・シニア世代のIT人材の経験やスキル、マネジメント力に対する期待値も高いため、まずは転職エージェントに相談して自身の市場価値を把握してみてはいかがでしょうか。
疑問④IT転職エージェント&転職サイトにはIT業界の求人しかないのですか?
IT業界以外の求人も見つかります。
IT職が活躍できるのはIT業界だけではありません。
他の業界でもIT関連の求人がありますし、ITエンジニアの経験や知識を活かせる他業界の仕事もあるからです。
例えば、当記事内で紹介しているレバテックキャリアは、金融やメーカーをはじめとした他業界の求人もたくさん保有しています。
IT転職エージェント&転職サイトによって取引のある業界は異なるので、公式サイトの求人検索でどのような業界の求人があるのかチェックしてみてください。
転職エージェント・転職サイトの公式サイト上に掲載されている「よくある質問」などを確認するといいでしょう。
利用を検討している、IT転職エージェント&転職サイト内を探してみてください。
疑問を解決した上で、登録・利用へと進みましょう。
ITエンジニアの転職市場を解説
この章では、ITエンジニアの転職市場について解説します。
転職が頭をよぎったら、ITエンジニアの転職市場をチェックして転職に備えてください。
近年「IoT技術」「スマホ」「クラウド化」「DX推進」などでIT市場は急拡大を遂げてきましたが、技術の進化やトレンドによって、転職市場のニーズは変動するためですね。
転職エージェントのヘイズジャパンが公表した、『2023年に需要が高まるIT職種トップ10』によると、2023年なら「サイバーセキュリティエンジニア」「クラウドエンジニア」などのニーズが高まっています。
ちなみにITエンジニアの転職市場は、2023年12月現在、引き続き活況です。
厚生労働省が発表した『一般職業紹介状況(令和5年10月分) 』によると、常用(除パート)の情報処理・通信技術者の有効求人倍率は「1.64」で、職業計の「1.24」に比べても高いことがわかります。
また、転職サイトのdodaが2023年11月21日発表した『転職求人倍率レポート(データ)』では、全体が「2.42」に対してエンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は「9.98」と、こちらも高水準です。
データでもわかるようにITエンジニアは売り手市場で、リモートワークやフレックス制度、研修制度を充実させるなど、ITエンジニアの働きやすい環境を整える企業も増加。
人材を確保したい企業間でのITエンジニア争奪戦は激化しており、求職者側としては、スキルや経験が浅くても希望に合った転職を実現しやすい状況だと言えるでしょう。
ただし、経済産業省の『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』によると、2008年から2015年の7年間で、情報通信業に就労している外国人は約2倍になっています。
今後、ITエンジニア不足を外国籍IT人材で解消する企業も広がっていくと考えられます。
社内公用語を英語化するIT企業も増えており、市場価値を高めたいITエンジニアは、優秀な外国人ITエンジニアと市場で競える語学やコミュニケーションスキルの習得は欠かせないでしょう。
さらに詳しいことが知りたい人は、ITエンジニア向け転職エージェントに相談すれば、最新の転職市場の情報が得られるので活用してください。
IT転職活動はできるだけ早いタイミングでスタートするのがおすすめ
人手不足もあってIT系の求人は常時安定的にあるため、転職活動を焦る必要はないと考えている人もいるかもしれませんが、できるだけ早いタイミングでの転職活動をおすすめします。
なぜなら、余裕をもって転職活動を進められるからです。
「今携わっているプロジェクトが終わってから」と考えていたら、また次のプロジェクトにアサインされて抜けられなかったり、引き継ぎができないまま退職してトラブルが発生したりすることも考えられます。
さらに「すぐ転職できる」と思っていたのに、実はIT業界での市場価値が低くて、希望に合う求人がほとんどない状態というケースも。
早い段階で市場価値がわかれば、転職活動をいったんストップして、今の職場でスキルや経験を積んでから転職するという選択も可能になります。
少しでも転職が頭をよぎったら、まずは転職活動のスケジュールを立て、自己分析や情報収集を行うようにしてください。
転職すると決めていなくても、キャリアアドバイザーが転職活動の進め方や転職時期などアドバイスしてくれるので、IT転職を検討しだしたら相談から始めるのもいいでしょう。
IT転職に有利なプログラミング言語をピックアップ
IT転職に有利なプログラミング言語は以下の通りです。
JavaScript | 「ポップアップウィンドウ」「最新のランキング表示」「キーワード検索」など、動的なWebページを作成するために使うプログラミング言語。国内外問わず、フロントエンド開発ではほぼ必須の言語と言える。 |
---|---|
Java | 国内外問わず、「Web開発」「システム開発」「スマホアプリ開発」などさまざまな分野で使用される、汎用性の高い言語。主にバックエンド開発で用いられる。習得難易度は比較的高い。 |
Ruby | 主にバックエンド開発で使用される。簡潔な文法が特徴。開発者が日本人であるためか、日本語の参考情報が多く、初心者でも比較的勉強しやすい。 |
PHP | Web開発(主にバックエンド開発)で利用され、HTMLの中にPHPを埋め込み、動的なコンテンツを生成できる。記述量が比較的少ないため、初心者でも比較的勉強しやすい言語のひとつ。 |
Python | アプリ開発のほか、AIやIoT分野など注目度の高い分野でも使用されている注目の言語。コードの記述が短くシンプルなため、読みやすく書きやすい。 |
いずれも転職市場において、企業からのニーズが高いプログラミング言語となっています。
またフリーランスITエンジニア向けの案件でも求められることが多い言語なので、今後フリー転身や副業開始を見据えている方にもおすすめです。
初心者の場合、上記のプログラミング言語を学ぶ前に、HTMLとCSSは習得しておきましょう。
未経験者向け|IT業界の特徴と魅力をわかりやすく解説
未経験者向けに、IT業界の特徴と魅力を紹介します。
IT業界の分野ごとの特徴
IT業界の主な分野ごとの特徴を紹介します。
ハードウェア業界 | 機械や設備を製造する業種。手がけた製品がモノとして残るのが特徴。教育体制が充実している企業も多い。企業例は「Apple」「Sony」など。主な職種はハードウェアエンジニア。 |
---|---|
ソフトウェア業界 |
プログラム開発を行う業種。企業例は「Microsoft」「ジャストシステム」など。比較的年収が高め。主な職種は以下の通り。 ・システムエンジニア(SE) ・プログラマー ・ネットワークエンジニア |
インターネット・Web業界 |
Webサイト・SNSやWeb・SNS広告に関わる業界。リモートワークしやすい業務が多い。企業例は「Google」「Amazon」「楽天」など。サービスの種類が幅広いため職種もさまざまで、新たな職種が生まれやすい業界でもある。職種の一例は以下の通り。 ・フロントエンドエンジニア ・バックエンドエンジニア ・アプリケーションエンジニア ・Webマーケター ・Webディレクター ・Webデザイナー ・UI/UXデザイナー ・動画クリエイター |
情報処理サービス業界 |
Webサービスや企業向けシステムの開発・運用を行う業種。さまざまな企業のパートナーとなれるのが魅力。企業例は「NTTデータ」「富士通」「NEC」など。主な職種は以下の通り。 ・ITコンサルタント ・システムエンジニア ・セールスエンジニア |
通信インフラ業界 |
通信回線設備・機器の構築や保守運用を行う業種。社会的インフラを支えられるのがやりがい。最新の通信技術に関われるのも魅力。主な職種は以下の通り。 ・サーバーエンジニア ・ネットワークエンジニア |
ただし上記の分類は、明確なものではありません。
複数領域で事業を展開している企業もありますし、IT以外の分野に進出している企業もあります。
また同じ業界でも社風はそれぞれですので、企業ごとの特徴まで理解して転職するかどうか判断してください。
IT業界の魅力
IT業界の魅力を5つ紹介します。
- 専門的な知識・スキルが身につく
- 能力が高いと、収入も増える
- 将来性が高い
- 社会に貢献できる
- 柔軟なワークスタイル
専門的な知識・スキルが身につく
IT業界で働くと、専門的な知識・スキルが身につきます。
エンジニアやプログラマーとしてプログラミング言語を駆使しながら仕事をしますし、Web開発やサーバーについての知識も得られるからですね。
国内外で広く使われているプログラミング言語も多いため、ITエンジニアの中にはスキルを身につけて海外転職する人もいます。
もちろんスキルを磨いて、フリーランスへの転身も可能です。
「スキルアップして、望む働き方を叶えたい」という人には、おすすめの業界だと言えます。
一方で変化の大きな業界でもあるので、最新技術についての勉強や情報収集を怠っていると、スピード感や周りのエンジニアについていけない面もあります。
「常に勉強が必要」という意識をもてる人でないと、技術を磨き続けるのは難しいでしょう。
能力が高いと、収入も増える
IT業界では能力が高いと収入が増えます。
実力重視で評価されることが多く、性別や年齢に関わらず、技術力の高い人には高い給料が支払われるからですね。
例えば「習得が難しいプログラミング言語を扱える」「上流工程の経験が豊富」「プロジェクトマネージャーの経験がある」といった人は高く評価されます。
とくに外資系IT企業では実力主義・成果主義の傾向が強くなります。
転職する人が比較的多い業界でもあり、転職で収入アップを叶える人も少なくありません。
フリーランスや副業でも、実力がある人は高単価の案件を獲得可能です。
性別・年齢に関係なく、スキルアップや経験が収入に反映される環境に身を置きたいなら、IT業界はおすすめ。
反対に「のんびり仕事していれば、年功序列で確実に昇進・昇給できる」という職場を求めている人には向いていません。
将来性が高い
IT業界は将来性が高いのも魅力です。
「ITなしの世の中なんて、もう想像できない」という人も多いのではないでしょうか。
企業やデジタル化が進み、さまざまな業界でITのニーズが拡大しているので、今後もITについては高い需要が見込まれます。
一方でIT人材は足りないとされているので、スキルを身につけることで、あなた自身も需要の高い人材になれると期待できます。
例えば将来的にIT企業からIT以外の業種に転職することになっても、ITの素養をもった人材は重宝されるでしょう。
今後も発展が見込める業界で働きたい人にも、IT業界がおすすめです。
社会に貢献できる
社会に貢献できるのも、IT業界の魅力です。
IT企業はIT技術を駆使して、仕事や生活を便利にするサービスを提供しているからですね。
自分の仕事が世の中を便利にしたり、誰かの生活や心を豊かにしたりできるのは、やりがいにつながります。
もちろん開発でなく保守・運用でも、システムが当たり前に稼働することを支えるやりがいがあります。
社会に役立つ商品を生み出したり、便利な社会を支えたりしたい人には、IT業界はぜひおすすめです。
柔軟なワークスタイル
柔軟なワークスタイルを実現できるのも、IT業界で働く魅力のひとつです。
IT業界ではリモートワークを導入している企業も多いですし、フレックス制度を導入している企業もあります。
またIT企業には若い企業も多いことから、「服装自由」「宴会は自由参加」など、古い慣習にとらわれない職場も少なくありません。
そのためライフスタイルに合わせた働き方を求めて転職するITエンジニアも多くなっています。
「IT業界なら、どの会社でも自分らしい働き方ができる」というわけではありませんので、転職にあたっては、求める制度の有無や実際に利用している人がいるのかを確認しておきましょう。
地方在住者がIT転職を成功させるコツ
地方在住者がIT転職を成功させるコツを紹介します。
転職理由を明確にする
まずは転職理由を明確にする必要があります。
とくに地方在住のITエンジニアが首都圏・都市部の企業に転職したい場合には、「都市部にあるIT企業への憧れ」「都市部でスキルアップしたい」など、漠然とした転職理由になりがちです。
しかし転職にあたっては、より具体的に「どんなスキルを磨きたいのか」「将来的なキャリアパスの希望・ビジョン」「身を置きたい環境」を明確にする必要があります。
転職理由が明確になると、志望動機も明確になり、「転職理由が○○だから、数ある首都圏のIT企業の中でも、御社を希望しています」と言いやすくなります。
ミスマッチの予防にもつながりますので、転職理由はしっかり考えておきましょう。
リモートワーク可能な企業を選ぶ
例えば「家庭の事情で生活拠点を移せないが、都市部のIT企業に魅力を感じる」というITエンジニアもいらっしゃるでしょう。
地方在住で首都圏の企業に転職したい場合には、リモートワーク可能な企業を選ぶのもコツです。
フルリモート可能な企業であれば、地方にいながら都市部のIT企業に所属でき、最先端の技術に触れられるからです。
ただし業種・職種の未経験者だと、転職してすぐは出社を求められることもあります。
また「フルリモートはできず、出社頻度が決まっている会社」「遠隔地勤務は不可」といった企業もありますので、求人票をしっかり確認しましょう。
フルリモート求人を探す場合には、好条件の非公開求人を紹介してくれる転職エージェントの利用をおすすめします。
オンラインスクールを活用する
地方本社のIT企業で規模が小さいところだと、未経験入社してきた人材を育てる余力がないこともあるので、自力でスキルを身につける努力が必要です。
未経験者が地方でITエンジニアを目指す場合には、オンラインスクールで技術を身につけることをおすすめします。
オンラインスクールならどこにいてもプログラミングスキルについて学べるので、地域間の格差を感じません。
書籍や参考サイトでもある程度は勉強できますが、オンラインスクールならより実践に近いかたちで学びやすくなります。
現役エンジニアがメンターとしてサポートしてくれたり、転職支援・求人紹介をしてくれたりするスクールもあります。
なお転職前提でオンラインスクールに通うなら、転職支援付きのスクールがおすすめです。
転職支援付きのオンラインプログラミングスクールの例を紹介します。
- テックキャンプ
- 侍エンジニア
- DMM WEBCAMP
- LINEヤフーテックアカデミー
カリキュラムが充実しており転職支援実績も豊富なところを選びましょう。
最後に「IT転職エージェント&転職サイト」についてエミリス担当者からのアドバイス
総括として、IT業界と一括りにしがちですが、職種は幅広く、それぞれごとに求人数も豊富にあります。
IT業界の中でも、あなたが頭の中でイメージしている、希望の職種・業界に詳しい転職エージェントを探してみてください。
業界事情に精通している分、効率的に転職活動が進めやすく、あなたの希望に添った転職先を探しやすいでしょう。
また、IT転職エージェントには、元エンジニアやIT業界出身者などが比較的多く在籍しているため、それぞれのIT職種に合ったサポートが受けられる強みもあります。
転職動向や各企業の詳細情報も期待できるため、IT人材としての今後のキャリアについての相談などにも対応してくれます。
転職を無事に成功させるためにも、今回紹介したIT転職エージェントに登録して転職活動をサポートしてもらうといいでしょう。
最後に、当記事内で紹介してきたおすすめ11選のIT転職エージェント&転職サイトを一覧にして紹介しているので、ぜひ比較検討してみてください。
IT転職エージェント&転職サイト | 特徴・おすすめポイント |
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