保育士におすすめの転職サイト&エージェント

女性の社会進出に伴い、子供を保育園にあずける家庭も増えているため、保育士さんは貴重な人材。

しかし残念ながら、いまの職場を辞めたい、転職したいと考えている保育士さんも多いのではないでしょうか。

少し古い資料ですが、厚生労働省の「保育人材確保のための『魅力ある職場づくり』に向けて」では、保育士としての勤務年数を掲載。

データを見ていると、勤務年数が5年未満の保育士さんは合計50.7%、10年未満の保育士さんは合計81.7%となっています。

つまり8割以上の保育士さんが10年未満で、一度は仕事を辞めていることがわかります。

もし、保育士としてより良い職場への転職を考えているのであれば、転職サイト&エージェントの活用がおすすめです。

以下、おすすめ理由の一部を紹介します。

  • 自分の希望条件に合う求人紹介を見込める
  • 面接対策・書類作成支援等の転職活動のサポートを受けられる
  • 好条件の独占求人・非公開求人が見られる
  • 給与・待遇面の条件交渉を代行してもらえる
  • 職場の人間関係など、リアルな現場情報が手に入る…etc

この記事では、今後の転職を考えている保育士さんに向けて、以下のおすすめ転職サイト&エージェント13社を厳選掲載。

サービス名 おすすめの人
マイナビ保育士 転職後もフォローしてほしい人におすすめ
レバウェル保育士 応募先のリアルな情報を知りたい人におすすめ
保育士ワーカー 正社員への転職にこだわっていない人におすすめ
保育士人材バンク できるだけ早く内定が欲しい人におすすめ
せんとなび保育 保育士業界に精通したコンサルタントにサポートしてほしい人におすすめ
保育のお仕事 今までとは違った施設形態で働いてみたい人におすすめ
ヒトシア保育 効率よく転職活動をしたい人におすすめ
保育士バンク! 働きたいと思っている施設が具体的にある人におすすめ
ほいく畑 保育士未経験・ブランクのある人におすすめ
保育士コンシェル 満足度の高い転職サイトを利用したい人におすすめ
ジョブメドレー保育 自分主導で転職活動をすすめたい人におすすめ
ミラクス保育 子育て中の保育士さんにおすすめ

「求人数」「サイトの使いやすさ」「サポートの充実度」など、編集部が徹底調査した結果をもとに選別しています。

記事の中では、各サービスの特徴やおすすめポイントについて解説しています。

また上記とあわせて、保育士向け転職サイト&エージェントを選ぶ際の重要ポイント・利用がおすすめな理由・弱み部分も紹介。

キャリアアドバイザー

これからサービスの利用を考えている保育士さんは、ぜひ参考にしてみてください。

目次

保育士転職におすすめの転職サイト&エージェント12社を比較

保育士さんが転職する際におすすめの転職サイト・転職エージェント12選を紹介していきます。

「おすすめポイント」もまとめてあるので、選ぶ際の参考にしてください。

なお、おすすめの12社は下記チェックポイントをもとに編集部が選定しています。

保育士転職エージェント 選定基準

すべて無料のサービスなので、ぜひ利用を検討してみてください。

マイナビ保育士|転職後もフォローしてほしい人におすすめ

マイナビ保育士のおすすめポイント
  • 転職後も相談できる「お客様相談室」がある
  • 保育士業界に精通したキャリアアドバイザーが転職活動をサポート
  • 職業紹介優良事業者に認定

マイナビ保育士は、マイナビグループが運営している保育士求人に特化した転職支援サービスです。

転職後もフォローしてほしいという人は、マイナビ保育士がおすすめ。

転職活動中はもちろんのこと、入社後の悩みや不安もアドバイザーに相談できるからです。

マイナビ保育士には「お客様相談室」があり、相談室専任スタッフがアフターフォローを担当。

転職先が決まった後は、現職の退職交渉や引継ぎの進め方などのアドバイスをしてくれるほか、入社後も何かあった時には相談ができます。

相談は通話料無料のフリーダイヤルでできるため、悩みがあるときはすぐに相談できるのも心強いですよね。

面識のないスタッフへ相談することに抵抗ある人は、お客様相談室のスタッフに伝えれば、転職活動時にサポートしてくれた担当キャリアアドバイザーにつないでもらえます。

もちろん転職後だけでなく、転職活動中も保育士業界専門のキャリアアドバイザーがサポート。

保育園などの事業所へ直接訪問して厳選した求人を紹介してくれるほか、保育士業界で求められている人物像も伝えてくれますよ。

厚生労働省の「職業紹介優良業者」認定を取得しており、非公開求人も多数保有。

新しい職場になじめるか不安な人も多いと思いますが、アフターフォローもしっかりしているので、まずは相談からはじめてみてはいかがですか。

マイナビ保育士の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、こども園、病後児保育・企業内保育、学童、障がい児施設、幼児教室など
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://hoiku.mynavi.jp

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レバウェル保育士|応募先のリアルな情報を知りたい人におすすめ

レバウェル保育士のおすすめポイント
  • 年4000回以上の職場訪問を行い情報収集している
  • 入社後のアンケートから職場の生の声が聞ける
  • エージェント機能・スカウト機能の両方が使える

レバウェル保育士は、医療・介護・保育・ヘルスケア領域の求人を専門に扱っているレバウェルが運営している、保育士求人に特化した転職支援サービスです。

応募先のリアルな情報を知りたい人は、レバウェル保育士がおすすめ。

年4000回以上の職場訪問を行い、運営方針や職場の雰囲気などの情報収集をしているからです。

さらに、レバウェル保育士を通じて転職を成功させた人に入社後のアンケートを実施。

働いている保育士さんの生の声を教えてもらえます。

いい面はもちろんのこと、悪い面も含めて職場のことを教えてもらえるため、入社後の「こんなはずじゃなかった」を減らせることでしょう。

転職活動には、保育士業界と地域の情報に精通したプロのアドバイザーが、求人紹介から面接対策、スケジュール調整までをトータルサポート。

さらにエージェントサービスと、登録すると事業所からスカウトが届くスカウトサービスの両方が利用できるのも便利です。

保育士業界の求人動向などの情報収集をするだけでも利用可能なので、転職時期を決めていない保育士さんにも利用しやすいサービスですよ。

レバウェル保育士の基本情報

施設形態 幼稚教室、学童保育施設・児童保育施設、児童館・託児所・児童相談所、認可保育所、認可外保育園、認定こども園、幼稚園
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公式サイト https://levwell.jp/brand/childcare/

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保育士ワーカー|正社員への転職にこだわっていない人におすすめ

保育士ワーカーのおすすめポイント
  • さまざまな雇用形態の保育士求人を扱っている
  • 専任のキャリアアドバイザーが転職をサポート
  • スカウトサービスあり

保育士ワーカーは、医療福祉業界の求人を専門に扱っているトライトワーカーが運営している、保育士求人に特化した転職支援サービスです。

正社員への転職にこだわっていない人は、保育士ワーカーがおすすめ。

正社員求人だけでなく、パート・派遣などさまざまな雇用形態の求人を扱っているからです。

「正社員のようにがっつりとは働けないけど、空いた時間に少しでも働きたい」と考える保育士さんには、パートや派遣の仕事も紹介してもらえるのは便利ですよね。

もちろん正社員として働きたい人には、専任のキャリアアドバイザーが条件にあった求人を紹介。

提出書類の添削やスケジュール調整、給与などの条件交渉も行ってくれるため、転職がはじめての保育士さんでも不安になることなく転職活動がすすめられるでしょう。

まだ本格的に転職を考えていない保育士さんは、登録してスカウトを待つという利用ができるのもポイント。

どんなスカウトが届くかで、現時点でのあなたの市場価値もわかりますよ。

保育士ワーカーなら、自分の希望する働き方ができる雇用形態を選べるので、職場復帰を考えている保育士さんはぜひ登録を検討してくださいね。

保育士ワーカーの基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、認定こども園、院内保育、企業内保育、学童保育など
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、パート、アルバイト
運営会社 株式会社トライト
公式サイト https://hoikushi-worker.com

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保育士人材バンク|できるだけ早く内定が欲しい人におすすめ

保育士人材バンクのおすすめポイント
  • 内定まで最短3日
  • 「第一回適性事業者」に認定
  • 保育士人材バンク限定の園指定OK求人あり

保育士人材バンクは、保育士求人に特化した転職支援サービスです。

できるだけ早く内定が欲しい人は、保育士人材バンクがおすすめ。

最短3日で内定をもらえる可能性があるからです。

保育士の転職市場に精通した専任キャリアパートナーが、転職希望者の条件に沿うような求人を提案。

スピードを持って、応募書類の添削から条件交渉までをサポートしてくれるので、最短3日で内定がもらえる可能性もあります。

求人情報には、「保育感」「働きやすさ」「求める人物像」など、独自ルートで収集した詳しい情報も掲載されており、質の高いマッチングを実現させています。

厚生労働省委託事業「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」では、マッチングの質が評価され「第一回適性事業者」として認定。

非公開求人も扱っているほか、保育士人材バンク限定の「園指定OK」求人などもあるので、今までに「これ」といった求人が見つからなかった人は、問い合わせしてみてはいかがですか。

保育士人材バンクの基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、放課後デイサービス、障がい者支援、病院内・医療施設内保育、企業など
求人対応エリア 全国(一都三県の求人多数)
雇用形態 正社員、パート、アルバイト
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公式サイト https://hoiku.jinzaibank.com

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せんとなび保育|保育士業界に精通したコンサルタントにサポートしてほしい人におすすめ

せんとなび保育のおすすめポイント
  • コンサルタントは全員福祉職の実務経験者
  • 事業所と求職者を一人のコンサルタントが担当
  • 応募書類の自動作成機能あり

せんとなび保育は、医療・福祉・ヘルスケアに特化した求人サイトを運営しているセントスタッフが運営している、保育士専門の転職支援サービスです。

保育業界に精通したコンサルタントにサポートしてほしい人は、せんとなび保育がおすすめ。

コンサルタントは全員「有資格者」「福祉職経験者」など、福祉職の実務経験者だからです。

コンサルタントが保育業界の現場を知っているため、的確なアドバイスが可能に。

さらに保育士さんの要望や希望にも共感してもらえるので、悩みや相談もしやすいのではないでしょうか。

また、事業所と転職希望者の双方を同じコンサルタントが担当する一気通貫制を採用しているのもポイントのひとつ。

事業所側の求めている人材と保育士さんの希望をよく理解しているため、マッチング度の高い求人紹介をしてもらえますよ。

仕事内容や待遇面、職場の人間関係など、個人では収集しにくい情報もコンサルタントが伝えてくれるほか、面接時には可能な限り同席してフォローしてくれます。

登録すると履歴書と職務経歴書を自動で作成してくれる機能もあるので、ぜひ利用する候補の一つに入れてくださいね。

せんとなび保育の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、認定こども園、企業内保育、企業主導型保育、託児所、学童保育、病児保育、病院内保育、放課後等デイサービス、インターナショナルスクール、幼児教室、障がい児施設など
求人対応エリア 埼玉・東京・千葉・神奈川
雇用形態 正社員、契約社員、パート、派遣社員、紹介予定派遣、委託社員
運営会社 セントスタッフ株式会社
公式サイト https://st-navi.jp/hoiku/

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保育のお仕事|今までとは違った施設形態で働いてみたい人におすすめ

保育のお仕事のおすすめポイント
  • 幅広い施設形態の求人を保有
  • キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート
  • 公式サイトのコンテンツも充実

保育のお仕事は、保育士・幼稚園の先生に特化した転職支援サービスです。

今までとは違った施設で働いてみたい人は、保育のお仕事がおすすめ。

さまざまな施設形態の保育士求人を扱っているからです。

保育園やこども園の求人はもちろんのこと、「病院内保育」「インターナショナルスクール」「障害者支援施設」など20に及ぶ施設形態の求人を保有。

今までとは違った施設形態の就業先でキャリアを積みたい人や、自分の力を試したい人にはぴったりのサービスです。

さらに好条件の非公開求人も多数扱っているため、今までになかったようなお宝求人に巡り合えるチャンスも。

転職活動には、専任の担当者がマンツーマンでサポートしてくれるので、自分がやるには手間のかかる日程調整や、直接は聞きにくい条件交渉などもお願いできますよ。

公式サイトでは、求人の選び方や自己分析のポイントなどがわかる「転職お役立ちガイド」や、「子供を夢中にさせる読み聞かせのノウハウ」などのコンテンツも充実しています。

LINEにも対応しているので、まずはお友達登録をしてみてはいかがですか。

保育のお仕事の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、病院内保育、学童保育、企業主導型保育、放課後等デイサービスなど
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員、派遣社員、非常勤・パート
運営会社 株式会社トライト
公式サイト https://hoiku-shigoto.com/

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ヒトシア保育|効率よく転職活動をしたい人におすすめ

ヒトシア保育のおすすめポイント
  • 定期的に就職・転職フェアを開催している
  • 1日に効率よく情報収集できる
  • コンサルタントが常駐していて面接などのアドバイスがもらえる

ヒトシア保育は、保育士・幼稚園教諭の求人を専門に扱っている転職支援サービスです。

効率よく転職活動をしたい人は、ヒトシア保育がおすすめ。

全国の主要都市で定期的に就職・転職フェアを開催しているからです。

就職・転職フェアは、保育士を採用したいと考えている事業所が集まる合同採用説明会で、興味がある事業所のブースを自由に訪問できるのがポイント。

1日でさまざまな事業所の採用担当者や先輩保育士さんから、職場の雰囲気や保育方針などのリアルな情報を聞けるので、効率よく転職活動ができますよ。

就職・転職フェアは、首都圏・大阪・愛知・福岡・ウェブで定期的に開催されており、履歴書・職務経歴書は不要で参加が可能です。

さらに、コンサルティング相談コーナーが設置されていて、応募書類の添削や面接アドバイスもしてくれるのもありがたいですよね。

まだ転職しようか悩んでいる人も、情報収集だけでもでき、私服で参加可能なので軽い気持ちで参加してみてはいかがでしょうか。

ヒトシア保育の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、認定こども園、学童、院内、企業内など
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員、パート(扶養外・扶養内)、派遣、紹介予定派遣
運営会社 株式会社ネオキャリア
公式サイト https://hitoshia-hoiku.com/

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保育士バンク!|働きたいと思っている施設が具体的にある人におすすめ

保育士バンク!のおすすめポイント
  • 園名・法人名で求人検索ができる
  • 保育園以外の施設求人も多数
  • エージェント利用・直接応募の両方を展開

保育士バンク!は、保育士専門の人材サービスです。

働きたいと思っている施設が具体的にある人は、保育士バンク!がおすすめ。

園名・法人名で求人検索ができるからです。

保育士バンク!の求人検索では公開求人として依頼を受けた法人が一覧で掲載されています。

さらに、直接園名を入れて検索もできるので、働いてみたいと思っている施設の求人があるかすぐに探せますよ。

幅広い施設形態の求人を扱っており、「学童」「放課後等デイサービス」といった保育園以外の仕事でキャリアを積めます。

転職活動に不安のある人には、保育業界に精通したアドバイザーがパートナーとなり、登録から入職後のフォローまでをフルサポート。

エージェントからの連絡が煩わしく感じてしまう人や転職時期を決めていない人には、自分で直接応募ができるのも便利です。

求人数も多く、累計40万人(※)の保育さんが利用。

スマホで簡単に情報収集ができる「保育士バンク!」のアプリもあるので、ぜひ登録を検討してみてくださいね。

※「保育士バンク!」公式サイトより(2024年2月時点)

保育士バンク!の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員、パート、アルバイト
運営会社 株式会社ネクストビート
公式サイト https://hoikushibank.com/

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ほいく畑|保育士未経験・ブランクのある人におすすめ

ほいく畑のおすすめポイント
  • 公開求人の約9割が「未経験・ブランクOK」の求人
  • 研修や指導制度が充実している施設多数
  • 専任のコーディネーターがサポート

ほいく畑は、保育士の求人を専門に扱っている保育士就職・転職支援センターです。

保育士経験のない人やブランクのある保育士さんは、ほいく畑がおすすめ。

公開求人の約9割が「未経験・ブランクOK」の求人だからです。(※)

なかでも実務経験がある「ブランクあり」の保育士さんは、人材不足の保育業界にとっては救世主とも呼べる人材。

たとえば、出産や子育てで職場を離れた人は、親になったことで今までとは違った目線で子供たちが見られるようになり、保育士の仕事をする面では大きなメリットになりますよ。

ほいく畑で扱っている「ブランク復帰歓迎」の求人には、研修や指導体制の充実している施設が多いのもポイント。

ブランク明けは不安も大きいと思いますが、研修のある職場を選ぶことでスムーズな現場復帰ができることでしょう。

転職活動には、専任のコーディネーターが仕事探しはもちろんのこと、就業後もアフターフォローをしてくれます。

週3日から働ける求人や、短時間勤務の求人もあるので、職場復帰を考えている保育士さんはぜひ登録の候補に入れてください、

※調査日2024年2月27日

ほいく畑の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、こども園、院内・企業内保育、学童保育など
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員、派遣・パート、紹介予定派遣
運営会社 株式会社ニッソーネット
公式サイト https://hoikubatake.jp/

ほいく畑を見る

保育士コンシェル|満足度の高い転職サイトを利用したい人におすすめ

保育士コンシェルのおすすめポイント
  • 利用者満足度が97.3%と高い(※)
  • ラインにも対応
  • 登録後24時間以内に連絡が来るスピード対応

保育士コンシェルは、保育士求人を専門に扱っている転職支援サービスです。

満足度の高い転職サイトを利用したい人は、保育士コンシェルがおすすめ。

コンサル対応満足度が97.3%と高水準だからです。(※)

公式サイトでは、「保育士の声」として利用者に行ったアンケート結果を掲載。

「希望通りの職場が見つかった」「丁寧に対応してもらえた」などの意見が多く、利用者満足度は高いことがわかります。

またラインにも対応しており、コンサルタントとのやり取りがラインで気軽にできるのもポイント。

利用者からも「ラインが主で連絡が取りやすかった」「ラインでのやり取りは連絡しやすかった」など、高評価を得ています。

そのほかにも保護者から聞いた「保育さんにしてほしい髪型」といったアンケート結果や、「職務経歴書の書き方」といった役立つ情報も掲載されているので、読むだけでも楽しめると思いますよ。

非公開求人も多数扱っており、登録すると24時間以内に連絡がくるというスピード対応。

職場見学もでき、給与など自分では言い出しにくい条件交渉をコンサルタントが行ってくれます。

ラインのほか、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSもあるので、興味のある人はぜひ登録を検討してくださいね。

ただし対応エリアはあまり広くないので、登録する際にはよく確認するようにしてください。

※「保育士コンシェル」公式サイトより(2024年3月時点)

保育士コンシェルの基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、こども園、子育てひろば、ベビーシッター、児童養護・障害児施設、院内・病児・病後児保育所など
求人対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、静岡県、大阪府、福岡県、沖縄県
雇用形態 正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト
運営会社 株式会社プログレート
公式サイト https://www.hoikushiconcier.com/

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ジョブメドレー|自分主導で転職活動をすすめたい人におすすめ

ジョブメドレーのおすすめポイント
  • 応募先と直接やり取りができる
  • スカウトを利用すると内定率は1.7倍(※)
  • ラインで通知や使い方の問い合わせができる

ジョブメドレーは、医療・介護・保育業界の求人を専門に扱っている転職支援サービスです。

自分主導で転職活動をすすめたい人は、ジョブメドレーがおすすめ。

応募した事業所と直接やり取りができるからです。

ジョブメドレーは、自分と応募先の間に何も挟まずやり取りができるため、スムーズに転職活動をすすめられます。

コンサルタントからの連絡が煩わしいと感じる人にはぴったりのサービスです。

登録するとあなたの経歴に興味を持った事業所からスカウトが届くのもポイント。

すぐの転職を考えていない人や自分の市場価値を知りたい人には便利な機能ですよ。

スカウト経由だと内定率が1.7倍に上がるというから利用しない手はありません。

公式サイトには、「応募の仕方」「履歴書の書き方」といったコンテンツが掲載されているほか、保育士さんに役立つ情報も充実。

保育士さんのキャリアアップ研修についてや、どこでエプロンを買っているかなどが掲載されていますよ。

求人数も多く、登録するとラインでの問い合わせが可能になります。

全国の保育士求人を扱っているので、まずは自分で動いてみようと思っている人は利用してみてはいかがですか。

ジョブメドレーの基本情報

施設形態 保育園、こども園、幼児教室、学童保育・放課後児童クラブなど
求人対応エリア 全国
雇用形態 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託
運営会社 株式会社メドレー
公式サイト https://job-medley.com/cw/

ジョブメドレー保育を見る

ミラクス保育|子育て中の保育士さんにおすすめ

ミラクス保育のおすすめポイント
  • 融通がきく求人多数
  • 子どもを連れて面接可の求人も保有
  • さまざまな勤務形態が選べる

ミラクス保育は、保育士の求人に特化した転職支援サービスです。

子育て中の保育士さんが転職したいと思ったら、ミラクス保育がおすすめ。

勤務時間や勤務日数など、融通がきく求人を多数扱っているからです。

ミラクス保育は全国の保育士求人を保有しており、「パート扶養内」「土日休み」などの求人も多数。

「面接や園の見学に行きたくても小さい子どもがいるから」とあきらめている人もいるかと思いますが、子どもと一緒でも面接や見学ができる保育所の求人も扱っているので心配はいりません。

悩みや疑問があるときでも、経験豊富なコンサルタントが全面サポート。

求人紹介や日程調整、条件交渉などもコンサルタントが行ってくれるので、子育て中で自由な時間を取りにくい人でも効率よく転職活動ができますよ。

正社員・パート以外にも派遣保育士の求人も扱っており、自分にあった勤務形態が選べます。

さまざまな働き方ができるので、復帰を考えている保育士さんにも利用しやすいサービスです。

ミラクス保育の基本情報

施設形態 保育園、幼稚園、認定こども園、託児所、院内保育室、企業主導型保育園、訪問保育など
求人対応エリア 全国(一都三県に強い)
雇用形態 正社員、契約社員、パート(フルタイム・扶養内・夜勤)、派遣(フルタイム・扶養内・夜勤)
運営会社 株式会社ミラクス
公式サイト https://hoiku.miraxs.co.jp

ミラクス保育を見る

保育士向け転職サイト&エージェントを選ぶ際に重要なポイント

保育士向け転職サイト&エージェントの種類も数も多くある中で、選ぶのに迷う人も多いのではないでしょうか。

選ぶ際に重要なポイントを5つ紹介します。

保育士向け転職サイト&エージェントを選ぶ際の重要なポイントについてのイラスト

それぞれを詳しく解説していくのでチェックしてみてください。

①保育士専門の転職サイト&エージェントを選ぶ

まずは、保育士転職に特化した転職サイト&エージェントを選びましょう。

専門なだけあって、保育士関連の求人数や転職支援実績が多いのはもちろん、担当者が業界事情に精通しているのもポイント。

幅広い職種・業界の求人情報を取り扱う総合型の転職サイト&エージェントに比べて、保育士転職に特化した濃い情報やアドバイスを期待できます。

もし転職希望先の企業や施設がイメージできている場合、実際の求人を取り扱っている転職エージェントへの登録はおすすめです。

転職エージェントを通じて、仕事環境や人間関係等、企業研究を行ううえでも役立つことでしょう。

②転職エージェントと転職サイトの特徴を知り使い分ける

「転職エージェント」と「転職サイト」それぞれの特徴を知ったうえで、必要に応じて使い分けていきましょう。

転職エージェントの特徴 転職サイトの特徴
  • 面談を行いキャリアの棚卸しをしてくれる
  • 求人紹介から条件交渉まですべてをサポート
  • 職場の内部事情も教えてもらえる
  • 自分のペースで転職活動をすすめられる
  • スカウト機能で自分の市場価値がわかる
  • 応募先と直接やり取りができる

転職サイトには、スカウト機能がある場合も多く、登録するだけで施設側からスカウトが届くこともあります。

登録する際には、自分の利用しやすいサービスを選ぶようにしましょう。

今回紹介しているのは、すべて保育士に特化した転職サイト&エージェントです。

サービスの内容をまとめたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

サービス名 エージェントサービス スカウト機能
マイナビ保育士
レバウェル保育士
保育士ワーカー
保育士人材バンク
せんとなび保育
保育のお仕事
ヒトシア保育
保育士バンク!
ほいく畑
保育士コンシェル
ジョブメドレー保育
ミラクス保育

③保育士関連の求人数が多いかどうかを確認する

転職サイト&エージェントを利用する際には、テレビCMなどを行っている大手に登録しようと考える人も多いのではないでしょうか。

たとえば、「リクルートエージェント」や「doda」などが挙げられます。

全体の求人数よりも、保育士関連の求人数が多いかどうかを確認しましょう。

保育士求人は、大手転職サイトよりも保育士特化型の転職サイトのほうが多く保有している傾向が強いです。

わかりやすいように、大手総合型転職エージェントのリクルートエージェントと保育士に特化しているジョブデポ保育士の求人数を比べてみました。

サービス名 保育士求人数(件)
ジョブデポ保育士 63,264
リクルートエージェント 5,589

※調査日2024年3月6日

リクルートエージェントの扱っている総求人数は38万件以上。

一方のジョブデポ保育士の総求人数は64,000件ですが、そのほとんどの求人は保育士求人であることがわかりますよね。

さらに、特化型の転職サイト&エージェントの中でも求人数が多いサービスを選ぶのがおすすめ。

今回紹介している各サービスの公開求人数を調べてみました。

サービス名 求人数(件)
保育のお仕事 50,405
保育士バンク! 49,458
ヒトシア保育 38,913
ミラクス保育 37,678
ジョブメドレー保育 33,936
保育士人材バンク 26,370
保育士ワーカー 17,859
マイナビ保育士 16,565
せんとなび保育 11,897
ほいく畑 3,816
保育士コンシェル 3,575
レバウェル保育士 1,585

※調査日2024年2月27日

ただし、上記はあくまで公開求人数であって、ほとんどの転職サイトは、非公開求人を保有していて、実際に登録してみるまで総求人数はわからなかったりします。

またサービスによっては「首都圏の求人が多い」「関西エリアの求人に強い」など、エリアごとに求人数の差が大きい場合や取り扱いしていない地域もあったりするので、登録前に確認しておきましょう。

④自分の要望に合った面談方法ができる転職エージェントを選ぶ

転職エージェントを利用する場合、面談は必ず行います。

面談では、「保育士としての経験やスキル」「これからのキャリアプラン」「希望する条件」など、自分のキャリアを見直し、未来へつながる転職になるようにコンサルタントと話します。

自分の要望に合った面談方法ができる転職エージェントを選びましょう。

主な面談方法として、対面・電話・オンラインの3種類が挙げられます。

しかし、中にはオンライン非対応であったり、反対にオンラインのみ対応しているサービスもあります。

今回紹介した転職サイトの面談方法をまとめたので、参考にしてください。

サービス名 面談方法
マイナビ保育士 対面・電話・メール
レバウェル保育士 電話・LINE
保育士ワーカー 電話・Web
保育士人材バンク 電話
せんとなび保育 対面・Web
保育のお仕事 電話・メール
ヒトシア保育 電話・Web・対面
保育士バンク! Web・電話・LINE
ほいく畑 対面・電話
保育士コンシェル 電話
ジョブメドレー保育 面談ナシ
ミラクス保育 電話

※調査日2024年3月6日

近くに拠点がない人や時間に余裕がない人は、「オンライン」や「電話」での面談ができるサービスを選ぶようにしてください。

どの方法を選んでも面談内容に差はありませんが、対面での面談を推奨している転職サイト&エージェントもあります。

直接に顔を合わせて話すことで醸し出す雰囲気や微妙な表情の違いをキャッチしやすいからです。

面談時のコミュニケーションを重視する人は、対面での面談を検討してみてください。

⑤転職希望先の地域の求人に対応している転職サイト&エージェントを選ぶ

保育士向け転職サイト&エージェント各社それぞれで取り扱い地域が異なります。

転職希望先の地域の求人に対応している転職サイト&エージェントを選んでいきましょう。

サービス内容がいくら魅力的であったとしても、あなたが希望する地域の求人紹介を受けられなければ登録する意味がありません。

具体例を挙げると、「せんとなび保育」は対応地域が埼玉・東京・千葉・神奈川となっているので、関東以外への転職を考えている人にとっては向いていません。

上記理由から、登録前には各社の対応地域を確認しておきましょう。

希望条件別|おすすめの保育士転職サイト&エージェントをピックアップ

保育士専門の転職サイト&エージェントには、「高収入の求人が多い」「さまざまな勤務形態の求人を扱っている」など、それぞれ特徴あります。

そこで、6つの希望条件別におすすめの保育士転職サイト・エージェントをピックアップしました。

希望条件におすすめの保育士転職サイト&エージェントのイラスト

当記事を参考にして、あなたの希望条件に合った転職サイト・エージェントを選んでください。

希望条件1.しっかり休みを取りたい人におすすめ

「土日は休みたい」「週休2日は確保したい」など、しっかり休みを取りたい保育士さんには次の3社がおすすめです。

おすすめする理由を解説していきます。

レバウェル保育士

レバウェル保育士の求人検索には、「4週9休以上」「土日祝休み」「週休3日」など、休日に関する選択肢が多数あります。

年4000回以上の職場訪問を行っているため、本当に休みがとりやすい職場なのかも教えてもらえます。

仕事とプライベートをしっかり区別したい人にとっては、利用しやすいサービスでしょう。

マイナビ保育士

「職業紹介優良業者」にも認定されているマイナビ保育士には、保育士さんが働きやすい条件の求人が豊富にあります。

「土日休み」の求人はもちろん、比較的休みが取りやすい「非常勤・パート」の求人紹介も受けられます。

非公開求人も多数保有しているので、希望の休みにマッチした求人を紹介してもらいましょう。

保育士コンシェル

保育士コンシェルには、土曜出勤しても振替休日を取れる求人が多数あります。

毎週土日休みが取れなくても、振替で休日がもらえるので「全然休みがもらえない」なんてことはありません。

首都圏で休みがしっかりとれる保育士求人を探しているなら、登録して損はないでしょう。

希望条件2.残業少なめの仕事を探している人におすすめ

残業少なめの仕事を探している保育士さんは、次の3社がおすすめです。

おすすめする理由を解説していきます。

保育士人材バンク

保育士人材バンクは、希望する残業時間に合わせて求人が探せます。

まったく残業はしたくないという保育士さんなら「残業なし」の求人を。

少しだけなら残業してもいいという保育士さんは「残業~5時間」「残業~10時間」を選んで求人検索が可能です。

園名や法人名からも求人検索ができるので、「残業少なめ」+「気になる園名」で検索すれば、ピンポイントで求人が探せますよ。

レバウェル保育士

レバウェル保育士は、「残業ほぼなし」の求人が探せます。

さらに「18時までに退社可」「19時までに退社可」で条件設定して求人をチェックすることも可能です。

職場の詳細な情報も提供してくれるので、帰りやすい雰囲気の職場かも教えてもらえるでしょう。

ジョブメドレー

ジョブメドレーは、求人の約半数が「ほぼ残業なし」の仕事。(※)

LINEで仕事探しができ、気になる求人は自分で直接応募ができるため、人気の「残業なし」求人でも出遅れることはないでしょう。

さらに、求人数は多くありませんが、残業はほぼなく隙間時間を使って勤務できる求人もあるので、短時間でも働きたい保育士さんにもおすすめです。

※調査日2024年3月27日

希望条件3.正社員以外の働き方をしたい人におすすめ

正社員以外の働き方ができる仕事を探している保育士さんは、次の3社がおすすめです。

おすすめする理由を解説していきます。

せんとなび保育

せんとなび保育は、正社員・契約社員・パート・派遣などさまざまな雇用形態の求人を扱っています。

とくに派遣保育士は、パートより時給が高いことも多く、基本的に契約以外の仕事はやらなくていいため、「残業なし」「持ち帰りなし」で仕事をするのも可能です。

派遣には派遣期間があるため、人間関係に疲れていたり、割り切って仕事をしたい保育士さんは、派遣保育士という働き方も検討してみてはいかがですか。

ジョブメドレー

ジョブメドレーは、求人の4割以上がパート・アルバイトの仕事です。(※)

「午前のみ勤務」「午後のみ勤務」の求人もあるため、家庭の事情に合わせた働き方が可能に。

さらに、幼児教室の講師や居宅訪問保育など、業務委託の保育士求人があるのも特徴的です。

業務委託の求人数は少ないものの、転職を急いでいない人は、通える範囲内で求人が出るのを待ってみてもいいかもしれませんね。

※調査日2024年3月27日

ミラクス保育

ミラクス保育は、扶養内で働ける保育士求人が豊富です。

「パート扶養内」だけでなく、「派遣扶養内」の求人を扱っているのがポイント。

子育てをしているうちは「派遣扶養内」で働き、子どもが大きくなったらフルの派遣社員として働くことも可能です

紹介予定派遣の求人もあるので、ゆくゆくは正社員として働こうと考えている保育士さんにも利用しやすいでしょう。

希望条件4.ブランクから復帰したい人におすすめ

ブランクから復帰しようと考えている保育士さんには次の3社がおすすめです。

おすすめする理由を解説していきます。

レバウェル保育士

レバウェル保育士には、「復職支援あり」「育児支援あり」「再雇用あり」など、ブランクから復帰しやすい求人があります。

また、登録して待っているだけでスカウトが届く「スカウト機能」があるのもポイント。

あなたの「ブランクあり」の経歴を見て興味を持った施設や保育所から届くスカウトを待てば、「復帰するのに迷っている」「ちゃんと働けるか不安な人」でも自信が持てるのではないでしょうか。

エージェント機能もあるため、職場の情報をよく把握しているコンサルタントから求人紹介してもらうのもおすすめです。

保育士バンク!

保育士バンク!には、「ブランクOK」「復帰率高」の求人が多数あります。

さらに「臨時職員」「アットホーム」の求人も扱っているため、まずは責任ある仕事を任されることが少ない臨時職員や、アットホームの職場で指導してもらいながら本格復帰を目指すのもアリです。

また研修が充実した求人もあるので、休んでいた期間の遅れを取り戻したい人は、これらの制度を利用してみてはいかがですか。

ほいく畑

ほいく畑の求人は、約9割が「未経験・ブランクOK」の求人です。(※)

また、研修や指導体制が充実している施設の求人も多いため、ブランク明けでもスムーズに復帰が可能です。

ブランク明けでフルに働くのが難しい人には、時短勤務ができる職場や派遣保育士の求人もあるので、自分の希望に合わせた働き方ができるでしょう。

※調査日2024年2月27日

希望条件5.高給与・年収アップを目指している人におすすめ

転職で高給与・年収アップを目指している人は、次の3社がおすすめです。

おすすめする理由を解説していきます。

保育士ワーカー

保育士ワーカーは、年収・月収・時給の希望額を入れて求人検索ができます。

正社員から年収アップを目指す人も、パートから時給アップを目指す人も、細かく選択ができるため、希望に合った求人を見つけやすいですよ。

また、さまざまな施設形態の高額求人を扱っており、年収アップを目指すために「保育園から放課後等デイサービスへ転職」という働き方もできます。

エージェント機能だけでなく、スカウト機能もあるため、まずは自分の市場価値はどれくらいなのか試してみるのもいいのではないでしょうか。

せんとなび保育

せんとなび保育には、日曜日や祝日に勤務すると給与アップする求人があります。

アップ額は求人によって違いますが、「土日祝は時給+100円」「お盆・GWは時給+200円」「休日特別手当5,000円/日」などがあり、かなりお得に働けます。

土日休みにこだわらない人は、あえて休日出勤をして給与アップを目指してみてはいかがですか。

保育のお仕事

保育のお仕事の求人検索は、希望条件を入れた後に月給の高い順に並べ替えができます。

似たような内容の求人が多数あり迷った時でも、月収の高い順に並べ替えて見られるので、判断しやすいのではないでしょうか。

さらに「最低給与」の設定もできるので、自分が希望している給与以下の求人がマッチすることはありませんよ。

希望条件6.新規に開園する施設で働きたい人におすすめ

オープニングスタッフで働きたいと考えている保育士さんには、次の3社がおすすめです。

おすすめする理由を解説していきます。

マイナビ保育士

マイナビ保育士は、「オープニングスタッフ」を選択して求人検索ができます。

2024年3月27日時点でオープニングスタッフの求人は1,000件以上あり、なおかつ「高給与」の求人も多数。

全国に求人があるため、新しい保育園で心機一転頑張りたい人にはぴったりです。

入職後でもアドバイザーがフォローしてくれるので、「オープニングスタッフとして働きたいけど、どんな感じなのか不安」という人でも応募しやすいのではないでしょうか。

ただし、開園2~3年程度の保育園も「オープニングスタッフ」の中に入っているので、よく確認するようにしてください。

ヒトシア保育

ヒトシア保育には、「人気の保育士転職求人」として「オープニング求人」の特集が組まれています。(※)

求人数は多いとは言えないものの、仕事内容や求める人材など詳しい求人情報が掲載されており、気になる求人を見つけたときには自分で応募が可能です。

昇給できるオープニング求人もあるため、長い目で見ながらイチから園を作っていきたい保育士さんはぜひ利用を検討してください。

※2024年3月時点

ジョブメドレー

ジョブメドレーは、「新規オープン」の求人を多数掲載。

「新着順」や「自宅に近い順」に求人を絞り込めるので、いち早く求人チェックができたり、通いやすい職場を探せたりと利便性も抜群です。

豊富な画像や動画で職場が紹介されているので、新規オープン園の雰囲気も把握しやすいのではないでしょうか。

ぜひ情報取集にもジョブメドレーを活用してください。

保育士向け転職サイト&エージェント利用がおすすめな具体的理由

保育士向け転職サイト&エージェント利用がおすすめな具体的理由は以下3点です。

保育士向け転職サイト&エージェント利用がおすすめな理由についてのイラスト

それぞれの理由について、詳しく解説するので参考にしてみてください。

理由1|転職エージェントが保育士さんの転職活動をサポートしてくれる点

まず一つ目のおすすめ理由としては、保育士さんの転職活動を全面的にサポートしてくれるところです。

具体的には次のようなことをサポートしてもらえます。

  • 条件にあった保育士求人の紹介
  • 応募書類の書き方や添削
  • 応募先に合わせた面接対策
  • 日程調整や給与などの条件交渉代行
  • 転職活動中の不安や悩みを相談できる

転職希望者のはじめの難関ともいえるのが、履歴書や職務経歴書の作成なのではないでしょうか。

とくに職務経歴書は、「何を」「どのように」書いていいかわからない人も。

保育士の職務経歴書には、

  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 取得資格や免許
  • スキルや得意としていること
  • 自己PR

などを記載しますが、それぞれの書き方にもコツがあります。

たとえば、以下一例となります。

  • 職務経歴の項目では、働いていた保育園などの名称を略さずに書く
  • 長文よりも箇条書きでまとめ、アピールしたい職務は印象に残りやすい上段に書く
  • 自己PRには、「ピアノ」「読み聞かせ」といった自分の得意なことや強みがアピールできるよう、できるだけ具体的に記載する

上記のようなことを含め、転職エージェントでは専属の担当者が全面的にサポートしてくれます。

さらに、自分では言い出しにくい条件交渉や、応募先への連絡もすべて代行してくれます。

働きながら転職活動していて、なかなか空き時間の取りにくい人ほど助けになるサポートといえるでしょう。

理由2|無料登録後、各サービスの独占・非公開求人を確認できる点

2つ目のおすすめ理由は、無料登録することで、転職サイト&エージェント各社の独占求人や非公開求人を確認できるようになります。

独占・非公開求人の中には、「好条件求人」「急募の求人」など、一般公開すると応募殺到する可能性が高い人気の求人が多数含まれています。

あなたが思ってもみなかったような好条件の求人案件が見つかることも少なくありません。

具体例をあげると、保育のお仕事では、次のような非公開求人の例が紹介されていました。

■求人例1
【給与】月給25万円以上
【特徴】ブランクOK、人気の認可保育園、福利厚生の充実

■求人例2
【給与】月給21万円
【特徴】有給紹介率100%、入社後研修充実、残業少ない

※調査日2024年3月5日

転職サイト&エージェントのサービスサイトによっては、具体的な非公開求人数や「求人の◯%が非公開求人」といったように掲載されています。

非公開求人に興味がある方は、確認してみる価値は高いといえるでしょう。

また登録会参加時にでも、担当の転職エージェントに「どのような非公開求人があるのか」を聞いてみるのもおすすめですよ。

理由3|転職エージェントを通じて求人情報では見えない生の現場情報を調べられる点

3つ目のおすすめ理由は、転職エージェントを通じて、求人情報だけではわからない「応募先の職場の雰囲気」や「園の方針」など、リアルな現場情報を調べられます。

厚生労働省の資料「保育士の現状と主な取組」の中の『保育士として就業したものが退職した理由(複数回答)』では、退職した理由で多いのが以下3点です。

  1. 職場の人間関係(33.5%)
  2. 給料が安い(29.2%)
  3. 仕事量が多い(27.7%)

職場の人間関係は退職理由全体の3割以上を占めているにも関わらず、求人のテキスト情報だけでは見えづらい部分です。

求人情報の中で、「当保育園の人間関係はギスギスしていて、職場の空気も重たいですが、それでも良い方のみ来てください」と、わざわざマイナスアピールすることは考えにくいです。

求人情報に掲載されている内容以外の情報を知りたい方は、転職サイト&エージェントへ登録する価値は高いといえるでしょう。

保育士向け転職サイト&エージェントの弱みは?克服ポイントも紹介

ここまでおすすめ理由について話してきましたが、残念ながら保育士向け転職サイト&エージェントの弱みと言える部分もあります。

たとえば次のようなものが挙げられます。

保育士向け転職サイト&エージェントの弱みの部分についてのイラスト

上記理由を「弱み克服のためのポイント」とあわせて解説していくので、実際の利用に向けてぜひ参考にしてみてください。

弱み1. 担当者から希望通りの求人紹介を受けられるとは限らない

転職サイト&エージェントの弱みの1つ目としては、担当者から希望通りの求人紹介を受けられるとは限りません。

希望条件を伝えたにもかかわらず、ミスマッチの求人を紹介されるのには、次のような理由があります。

  • 担当者と上手くコミュニケーションが取れない
  • あなたが提示する転職先の希望条件が高すぎる
  • 担当者の業界知識と経験値が足りていない
  • 担当者が自身のノルマや利益を優先的に考えている

人間同士、どうしてもお互いの合う合わないも出てきます。

担当者とコミュニケーションを取ろうと頑張っているにも関わらず、言いたいことが上手く伝わらなかったり、相手の言っていることが理解できない場合も少なくありません。

また、あなたの求める希望条件が高すぎると紹介できる求人の幅は狭まってしまい、場合によっては条件に当てはまる案件そのものが見つからなかったりします。

たとえば、「アットホームな雰囲気の認可保育園で、月給は30万円以上、残業は少なめで持ち帰り仕事もなし」という希望条件を出した場合、すべてを満たす求人の紹介は難しいでしょう。

さらに、コンサルタントの中には「求職者の希望」よりも、自身の「ノルマ」や「利益」を優先する人も少数派ですが居ます。

たとえば、社内で成果が出ていないプレッシャーに負けて、自己保身に走る人もいるのではないでしょうか。

弱みを克服するためのポイント!
条件の合わない求人を紹介された場合、相手を責めたくなるかもしれませんが、もしかしたらあなたの伝え方が悪かった可能性もあります。

希望条件を再度まとめ直して、あらためて担当者にも伝えてみてはいかがでしょうか。

また、保育士の転職動向などの情報を聞けば、自分のスキルや能力に対し希望条件が高いのか低いのかも見えてきます。

再度伝えたにも関わらず、変わらず希望条件とかけ離れた求人紹介を受けた場合は、「担当者変更」やサービスの乗り換えも検討してみてください。

弱み2. 転職エージェントは連絡のやり取りが多いのが嫌な人に向かない

2つ目の弱み部分としては、転職エージェントの担当者との連絡のやり取りが多いのが嫌な人には向いていません。

実際、株式会社ビズヒッツが行った転職エージェント利用者218人を対象に行った調査結果が参考になります。

「連絡頻度が高くわずらわしい」「急かされている気分になる」を不満にあげている人が多数いる結果となっています。

担当者からの連絡が多かったり、押しが強かったりすると「ゆっくり考えてから応募したい」と思っていても、断り切れずそのまま面接・内定と進んでしまうことも。

たとえば、担当者の紹介で希望条件と給与面が合わないものの、断り切れず保育園へ見学に行ったとしましょう。

実際に働いている保育士さんや園長先生と直接会って話してしまうと、「断りづらい」「なんとなく入る雰囲気になってしまった」なんてことが起こるかもしれません。

転職エージェントのメリットともいえるサポートが、反対にデメリットにもなり得るというわけです。

相手からの提案を断るのが苦手な人や担当者の連絡を煩わしく感じてしまう人は、転職エージェントの利用は向いていないといえるでしょう。

弱みを克服するためのポイント!

自分のペースで転職活動したい人や、まだ転職時期をはっきりと決めていない人は、応募から応募先とのやり取りが自分でできる転職サイトの利用がおすすめです。

求人探しからのすべてを自分で行う必要はありますが、納得した転職活動ができることでしょう。

弱み3. 転職エージェントの場合、担当者と相性が合わない場合もある

3つ目の弱み部分としては、転職エージェントの場合、担当者と相性が合わない場合も出てきます。

たとえば、以下の内容に当てはまる担当者がついたら嫌な人も多いのではないでしょうか。

  • 希望条件とかけ離れた求人ばかり紹介される
  • 保育業界の知識や情報に乏しくて頼りにならない
  • 上から目線で高圧的な態度を取ってくる

保育士専門の転職サイト&エージェントを利用しているのに、担当者より自分のほうが知識と経験ともに豊富となった場合、素直にアドバイスを聞くのが難しいのではないでしょうか。

また、「担当者が上から目線でマウントを取ってくる」「なんとなくソリが合わない」といったケースも珍しくありません。

転職活動をスムーズに進めるためにも、担当者との相性は大切です。

担当者に不信感や違和感があると、転職活動に支障が出る可能性もあることを頭に入れておきましょう。

弱みを克服するためのポイント!

担当者が「自分とは合わない」と感じた場合は、担当者変更をお願いしてみましょう。

マイナビAGENTが提供する転職ノウハウの中では、「転職エージェントの担当変更をする方法!スムーズに変更するための文例」が掲載されています。

担当者の変更を検討する際には、ぜひ参考にしてください。

保育士向け転職エージェントを利用した転職活動の進め方を解説

保育士向け転職エージェントを利用する際には、どのように転職活動は進んでいくのでしょうか。

そこで、登録から入社までの一連の流れを解説していきます。

保育士向け転職エージェントを利用する際の一連の流れについてのイラスト

1.利用してみたい転職エージェントに登録しよう

利用してみたい転職エージェントが見つかったら、公式サイトや電話などから登録をします。

登録する際には、次のようなことを聞かれます。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 「保育士」「幼稚園教諭」などの保有資格
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

質問内容はとても簡単なので数分あれば終わるでしょう。

数日以内に担当コーディネーターから連絡が来るので、面談の日時を決めてください。

2.担当コーディネーターの面談を受けよう

決められた日時に担当コーディネーターと面談を行います。

面談は、「対面」「電話」「オンライン」などで行われます。

「履歴書」「職務経歴書」「筆記用具」などを持参しますが、あらかじめ持ち物の確認をしておきましょう。

面談では、次のようなことを行います。

  • 自己紹介・転職成功までの流れを説明
  • 経歴やスキルの確認
  • 転職理由の確認
  • 希望条件の確認
  • 今後のキャリアプランの確認

希望条件は「給与は現職と同じか少しのアップでいいので、残業や持ち帰り仕事が少ない保育園希望」など、具体的に伝えるようにしましょう。

事前に話したいことや聞きたいことをまとめておくと、聞き忘れが防げ、面談もスムーズに進みますよ。

3.求人を紹介してもらおう

希望条件に合った求人を紹介してもらいましょう。

転職エージェントによっては、面談後その場で紹介してくれる場合もあります。

気になる求人があった時や疑問があった時は、キャリアアドバイザーから詳細を聞いてください。

求人紹介があったときは「応募する・しない」にかかわらず、返事をするようにしましょう。

応募しないときは、「施設形態が合わない」「園の雰囲気が合わない」「残業が多すぎる」など、具体的に理由を伝えるようにすると次の求人紹介に反映されますよ。

4.求人に応募しよう

受けてみたい求人があったら、キャリアアドバイザーに伝えましょう。

応募はすべてキャリアアドバイザーを通して行われるので、自分で直接応募するのはNGです。

応募先が決まったら、履歴書や職務経歴書を作成します。

保育士の職務経歴書を作成する際には、「ピアノが得意」「創作するのが好き」など、アピールしたい内容は上段に持ってくるようにすると、採用担当者の印象に残りやすいです。

このような職務経歴書の作成は、転職エージェントがサポートしてくれます。

書類選考通過率を上げるためにも率先して利用するようにしましょう。

5.施設・園の面接を受けよう

書類選考にクリアしたら、応募先の園や施設と面接を行います。

保育士の面接では、下記のようによく聞かれる質問があります。

  • 自己紹介をしてください
  • この園を選んだ理由を教えてください
  • あなたの長所と短所は何ですか
  • 保育士を目指したきっかけを教えてください
  • 前職をやめた理由を教えてください
  • 保育士として今後の目標はありますか
  • 何か質問はありますか(逆質問)

転職エージェントでは、面接でよく質問される内容を把握しているため、それぞれの応募先にあった面接対策をしてもらえます。

また、せんとなび保育は、可能な限り面接に同行してくれるので、面接に通りにくい人や面接が苦手な人は利用してみてはいかがですか。

6.入社日の調整をしよう

内定が出たら、入社日の調整をしましょう。

転職エージェントは、園とあなたの間に入って入社日の調整はもちろんのこと、給与や条件の交渉も行ってくれます。

また、現職の保育士さんには「円満に退職する方法」などのアドバイスもしてくれるので、相談してみてください。

Q&A形式で回答|保育士向け転職エージェントを利用する際のよくある質問

保育士向け転職エージェントのよくある質問

保育士さんが転職する際によく疑問に思うこととその答えをまとめました。

転職を考えている保育士さんはぜひ参考にしてください。

保育士の転職に向いている時期はありますか?
新年度がはじまる4月から働けるように転職活動をするのがおすすめです。

日本では4月~翌年3月末までを1年度としているため、4月入社の求人が多く出ます。

そのため、保育士求人は毎年10月から増えはじめ1~2月にピークとなります。

求人数が多いと希望条件にあった求人も見つかりやすいので、転職を考えている保育士さんは、10月くらいから転職活動をはじめるとスムーズにすすみやすいでしょう。

未経験やブランクがあっても保育士に復職できますか?
人手不足の保育施設も多いため、保育士として働いたことのない人やブランクのある人でも保育士に復職できます。

「未経験・ブランクありOK」の求人は増えており、経験よりもやる気や人柄を重視してくれる施設も多いようです。

正社員からはハードルが高いと感じる人は、パートや派遣保育士からはじめてみるのもおすすめです。

保育士の資格を持っていませんが保育園で働けますか?
保育士資格のない人でも「保育補助」として働けます。

一定の保育士が在籍している認可保育園や認証保育園、無認可保育園では、保育士の補助をする「保育補助」を募集していることも。

パートやアルバイトで募集していることが多く、短時間勤務や時間に融通がきくことも多いので、子育てが一段落した人や保育士を目指している学生さんも働きやすいのではないでしょうか。

保育園以外で保育士資格を活かせる転職先はありますか?
「院内保育」「ベビーシッター」「放課後デイサービス」など、保育園以外でも保育士資格を活かせる転職先は多数あります。

また、意外な勤務先として次のような職場があります。

  • 七五三やお祝いの日など、子どもの記念写真を撮る「写真館」
  • 「テーマパーク内」の託児所や迷子センター
  • 生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をする「助産施設」

保育園以外でも子どもにかかわる仕事では、保育士の資格を持っていることがプラスになることが多いので、チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

40代の保育士ですが転職できますか?
子育て経験がある人も多い40代の保育士さんは、年齢がリスクになることは少なく転職も可能です。

ブランクがある保育士さんはもちろんのこと、未経験や40代になってから保育士免許を取った人でも働ける職場はあります。

保育士としてではなくても社会人経験があること、子育て経験のあることがプラスになるからです。

ただし、保育士の仕事は体力が必要となるため、どのような働き方をしたいか、働く目的を考えるようにしましょう。

保育士としてキャリアアップできる転職先はありますか?
スキルアップ支援や研修制度がある施設への転職がおすすめです。

ほいく畑は、研修や指導体制が充実している求人を多数保有しています。

また、2023年度から厚生労働省が制定した「保育士等キャリアアップ」の受講が必須化されたため、キャリアップを目指しやすい環境になりました。

さらにスキルアップを目指すなら、以下の資格取得を考えてみるのもいいでしょう。

  • 運動保育士
  • 医療保育専門士
  • 絵本専門士
  • こども環境管理士
  • 社会福祉士
残業や持ち帰り仕事のない職場に転職できますか?
残業や持ち帰り仕事のない職場を探すなら、保育士が十分に配置されている施設や、行事が少ない園への転職を目指しましょう。

行事やイベントが少ないのは「院内保育園」「企業内保育園」などです。

また、業務内容が決まっている「派遣」も残業や持ち帰り仕事は少ないので、「派遣保育士」といった働き方も視野に入れると選択肢が広がるでしょう。

保育士からの異職種転職でおすすめの仕事【10選】仕事内容も紹介

保育士からの異職種転職でおすすめの仕事についてのイラスト

保育士からの異職種転職でおすすめの仕事を紹介します。

子どもに関わる仕事 ・ベビーシッター
・保育ママ
・放課後等デイサービス
・児童発達支援施設
・学童保育
・幼児教室
保育士の経験を生かせる異業種・異職種の仕事 ・事務
・営業
・接客・販売
・介護

ベビーシッター|子どもとじっくり向き合いたい保育士さんにおすすめ

ベビーシッターとは…

利用者の自宅や利用者が指定した場所で、利用者の代わりに子どもを保育する仕事。習い事への送迎や付き添いを依頼される場合もある。

「子どもとじっくり向き合いたい」と考えている保育士さんにおすすめなのが、ベビーシッターです。

1人のベビーシッターが同時に預かる子どもの数は、1~3名程度と少人数だからですね。

また「ピアノ」「英会話」「家庭教師」など、特技を生かして「習い事の講師」を兼任するシッターも。

「特技を生かして、ひとりひとりの子どもに合わせた活動をしたい」と考えている保育士さんに向いています。

子どもや利用者(親御さん・保護者)から頼りにされ、必要とされる存在になれるのも、やりがいのひとつです。

なおベビーシッターとして仕事をするにあたり保育士の資格は必要ありませんが、保育士資格や保育士の経験があれば、採用選考では有利になります。

保育士資格をもつベビーシッターとして独立開業する選択肢もあるので、起業を考えている保育士さんにもおすすめです。

保育ママ(家庭福祉員)|自宅で保育士の仕事がしたい人におすすめ

保育ママ(家庭福祉員)とは…

保護者に代わって3歳未満の子どもを家庭的な環境の中で保育する仕事。自治体の依頼を受けるかたちで事業を行う個人事業主で、保育ママになるための条件も自治体によって異なる。保育士資格や教員免許が必要になるケースが多い。

「自宅で働きたい」「自宅で開業したい」という保育士さんにおすすめなのは、保育ママ(家庭福祉員)です。

保育ママは自身の自宅を保育スペースとして子どもを預かるからですね。

通勤に時間が必要ないのは、大きなメリットです。

また保育ママ1人に対し預かる0~2歳児が1~3人(保育補助者がいる場合でも、子どもの定員は最大5人)なので、少人数で家庭的な保育を実践できるのも魅力のひとつとなっています。

「開業までの準備期間が必要」「自宅に保育スペースを確保する必要がある」「自身の体調不良時に備える必要がある」といったデメリットや責任はありますが、やりがいの大きな仕事だといえるでしょう。

保育方針も自分で決められますので、「自分が考える理想の保育」を実現したい保育士さんにもおすすめです。

放課後等デイサービス|障がいをもつお子さんと関わりたい保育士さんにおすすめ

放課後等デイサービスとは…

発達障がいなどの障がいをもつ子ども(小学生~高校生)に発達支援(療育)を行うサービス。子どもの人数に応じて、一定数以上の保育士または児童指導員の配置が義務付けられている。

障がいをもつお子さんに関わりたい保育士さんにおすすめの転職先は、放課後等デイサービスです。

放課後等デイサービスでは、障がいをもった就学児に対して発達支援を行うからですね。

保育園より子どもの年齢層は高くなりますが、子どもについての知識や保護者対応の経験を生かしつつ、専門性も身につけられます。

「サービスの対象となる年齢が小学生から高校生まで」かつ「1施設あたりの定員が少ない」という特徴があるので、保育園よりも長くじっくりと子どもたちに向き合えるのもメリットです。

送迎業務を任される施設もあるので、車の運転が苦手な保育士さんは注意しましょう。

児童発達支援施設|発達支援に興味がある保育士さんにおすすめ

児童発達支援施設とは…

未就学児に発達支援を提供するサービス。「児童発達支援センター(福祉型、医療型)」と「児童発達支援事業所」があり、一般的に児童発達支援センターのほうが規模は大きい。放課後等デイサービス併設の児童発達支援センターもある。

発達支援に興味がある保育士さんには、児童発達支援施設(児童発達支援センター、児童発達支援事業所)への転職もおすすめです。

対象が未就学児なので、保育士としての経験が生かしやすいからですね。

施設によっては「作業療法士」「言語聴覚士」「看護師」など保育士以外の専門職も勤務しているので、保育園ではできない経験・知見を得られるのもメリット。

発達支援に関する経験が積めるので、将来的に保育園に戻った場合も、専門性を生かした働き方ができるでしょう。

また定員が少人数なので、子どもひとりひとりとじっくり向き合いたい保育士さんにもおすすめです。

ひとりひとりの合わせて考えた支援がマッチして、「子どもができること」が増えたときには、大きなやりがいを感じられるでしょう。

多動傾向のある子どもなども通っているため、保育園よりもさらに安全管理に気を遣う場面が多いことや、求人数がやや少なめであることには注意が必要です。

学童保育|短時間勤務&残業の少ない職場を探している保育士さんにおすすめ

学童保育(放課後児童健全育成事業)とは…

小学生を対象とした保育事業で、放課後に子どもの面倒を見られない家庭の子どもを預かる。自治体のほか、民間企業が運営している学童保育もある。「学童クラブ」「児童クラブ」などと呼ばれることもある。

勤務時間が短く残業も少ない職場を希望する保育士さんには、学童保育がおすすめです。

学童保育は放課後に子どもを預かるので、学校がある時期の平日は、昼からの勤務になることが多いからですね。

全体的に、残業や持ち帰りの仕事も少なめです。

保育園同様、子どもたちの成長にやりがいを感じたり、子どもたちに元気をもらえたりする仕事でもあります。

なお学童保育で働くにあたり、保育士資格は必要ありません。

ただしン保育士資格があると、研修を受講するだけで「放課後児童支援員」の資格が取得できるので、歓迎要件としている学童保育が多いです。

保育園より大きな子どもたちと一緒に運動することもあるので、体力に自信がある男性保育士さんにもおすすめです。

幼児教室|幼児教育の理解を深めたい保育士さんにおすすめ

幼児教室とは…

主に未就学児を対象とした知育・情操レッスンを行う。心身の成長を促す目的で通う親子が多い。小学生向けのレッスンを行う幼児教室もある。

幼児教育についての理解を深めたいなら、幼児教室も保育さんの転職先としておすすめです。

幼児教室では体系的なカリキュラムに沿ってレッスンを行うからですね。

1レッスンあたりの子どもの数は比較的少なめなので、ゆとりをもって子どもたちに目を配れるのもメリット。

また「先生の授業、楽しかった!」「先生の指導が好きだから、来年度も通います」などと言ってもらえると、大きなやりがいを感じる仕事です。

カリキュラムやレッスン内容・目的は幼児教室にとって異なるので、「英会話」「ピアノ」「小学校受験」など、得意分野に合わせた教室を選ぶと活躍しやすくなると考えられます。

一方で「土日もレッスンが行われる」「学習意欲の高い親子がレッスン料を支払って通うため、厳しい要望をされる可能性がある」などの注意点も。

なおフリー講師として「週に数コマだけ担当」といった働き方も可能です。

フリー講師の場合は、「報酬がコマ単価制なのか、人数に応じた報酬制なのか」や「準備や片付けの時間に対して報酬が発生するか」などを確認しましょう。

「一見単価が高そうに見えても、準備や片付けの時間を含めて時給換算すると、かなり低い」という体験談もあるため、注意が必要です。

事務|デスクワークへのキャリアチェンジにおすすめ

「デスクワークにキャリアチェンジしたい」と考えている保育士さんにおすすめなのが、事務職です。

事務職ですと未経験OKの求人も多く、企業によっては研修制度も充実しているからですね。

Microsoft WordやExcelのスキルを求められることが多いものの、パソコンで報告書やプリントなどを作っていた保育士さんなら、OAスキルをアピールできるでしょう。

また保育園を運営している民間企業の本部スタッフなら、保育士経験が歓迎されます。

ただし事務の仕事は人気がありますので、ライバルが多くなりがちな点には注意が必要です。

また任される仕事の内容や教育・研修体制は企業によってまちまちですので、仕事内容や職場の体制についてはしっかり確認しましょう。

営業|保育士経験が活かせる職種へのキャリアチェンジにおすすめ

保育士が未経験でキャリアチェンジしたい場合には、営業職もおすすめです。

営業職は求人数が多く、未経験からでも挑戦しやすいからですね。

保護者対応で培ったコミュニケーションスキルなども生かしやすいでしょう。

また保育・子どもとの関連がある商材を扱う営業職なら、商品の特徴やメリットを理解しやすく、アピールポイントになります。

売上に応じてインセンティブがつく営業職なら、「自分の頑張り次第で収入が増える」というやりがいも感じられます。

コミュニケーションスキルに自信はあるものの外回りの営業に抵抗がある保育士さんなら、内勤営業・カウンターセールスのお仕事を探すのもおすすめです。

接客・販売|転職難易度の低いキャリアチェンジを希望する保育士さんにおすすめ

接客・販売も保育士経験者におすすめの職種です。

保育士として培ってきた細やかな配慮や気配りを役立てられる仕事だからですね。

保育や子どもに関する商品を扱っている企業なら、知識も生かせるでしょう。

また求人数が多く、転職の難易度が比較的低いのも特徴です。

接客・販売業の範囲は広いので、幅広い商品・サービスの中から、興味のある分野を選べます。

ジャンルやお店の方針によりますが、ネイルや髪型が自由な職場もあります。

ただし「土日祝日が出勤となる職場が多い」「契約社員など、非正規雇用が多い」といった点には注意が必要です。

介護|保育士の仕事で培ったスキルを活かしたい人におすすめ

介護職も、保育士からの転職でおすすめの仕事です。

保育士として身につけてきたコミュニケーションスキルや「お世話のスキル」「話を聞くスキル」を生かせるからです。

転職活動そのものについて言うと、人手不足なので転職の難易度が低いのもメリット。

なお身体介護を行う場合には、「介護職員初任者研修」を取得しておくと有利です。

職場によっては、資格取得費用を援助してくれるなど、働きながら資格取得ができる制度を整えているところもあります。

「夜勤はしんどい」という場合は、「デイサービス・デイケア」「夜間対応なしの訪問介護」なら、日勤のみで勤務可能です。

反対に夜勤がある職場だと、夜勤手当で収入が増えやすくなります。

ただし職場によっては離職率が高いので、労働環境が整っている事業所を選びましょう。

これから保育士を目指したい人必見!保育士資格の取得方法を解説

保育士資格の取得方法は、大きくわけて以下の2つです。

保育士資格の取得方法についてのイラスト

それぞれの方法について解説します。

保育士資格が取れる学校(指定保育士養成施設)を卒業する方法

まずは、保育士資格が取れる学校(指定保育士養成施設)を卒業する方法があります。

指定保育士養成施設には4年制大学のほか短大や専門学校もあり、短大や専門学校では2年または3年と、4年制大学よりも早く資格を取得できます。

学校を卒業すれば、国家試験の受験なしで保育士資格を取得できるのがメリットです。

さらに教育機関によっては、幼稚園教諭の免許を同時に取得できるところもあります。

指定保育士養成施設を卒業する方法のメリットとデメリットをまとめました。

メリット ・保育について体系的に学べる
・学校・コースによっては幼稚園教諭の資格も取得可能
・卒業すれば国家試験なしで保育士資格を取得できる
・保育士を目指す仲間ができる
・学校によっては就職支援が充実
デメリット ・資格取得までに2~4年の時間がかかる
・通学の負担がある
・学費が必要

働きながら保育士資格の取得を目指す社会人には、夜間コースや通信制コースを設けている学校がおすすめです。

保育士試験に合格する方法

保育士試験を受験し、合格して保育士資格を取得する方法もあります。

試験に合格すればすぐ資格を取得でき、学校の学費がかからないのはメリットです。

通信制講座などを受講するにしても、学校に通うより費用は安くなるでしょう。

保育士試験は年2回(前期・後期)行われ、筆記試験と実技試験に分かれています。

「大学」「短大」「専門学校」(指定保育士養成施設でなくてもOK)を卒業した人なら受験資格がありますし、中卒・高卒でも児童福祉施設での実務経験が一定時間以上あれば受験可能です。

メリット ・学費がかからない
・試験に合格すれば資格取得できる
・自分のペースで勉強を進められる
デメリット ・合格率約20%で、一発合格は難しい
・2~3回程度は受験する覚悟が必要

「学費がネック」「学校に通う時間がない」という人は、保育士試験を受験しての資格取得を検討してみましょう。

まとめ|エミリス担当者からの保育士転職を目指す方へアドバイス

働きながら転職活動をしようと考えている保育士さんなら、求人の紹介から条件交渉までサポートしてくれる転職エージェントの利用がおすすめ。

悩みや疑問があるときにも担当者へ相談できるため、実務面、精神面の両方で大きな助けになることでしょう。

それぞれの特徴を比べ、自分にあったサービスを選ぶようにしてください。

以下、各転職サイト&エージェントの比較一覧表を掲載しておくので、あなたが気になるサービスをチェックしてみてください。

サービス名 エージェント スカウト 求人数(件) 面談方法
マイナビ保育士 16,565 対面・電話・メール
レバウェル保育士 1,585 電話・LINE
保育士ワーカー 17,859 電話・Web
保育士人材バンク 26,370 電話
せんとなび保育 11,897 対面・Web
保育のお仕事 50,405 電話・メール
ヒトシア保育 38,913 電話・Web・対面
保育士バンク! 49,458 Web・電話・LINE
ほいく畑 3,816 対面・電話
保育士コンシェル 3,575 電話
ジョブメドレー保育 33,936 面談ナシ
ミラクス保育 37,678 電話